漬物

山も里も紅葉に彩られている
寒くなって一度に紅葉し始めた。

今朝野菜を持って行く
寝ている声を掛けても起きない
暫くするとテレビを見ている
「起きる気がせへんねん、このままあの世に行けたらええな」
返事をする気にもなれず・・・・
「白菜漬けてくれる、この前漬けてくれたのおいしかったから」
「昼から漬けるわ」
漬け方を説明し始める

曾孫のセーターまた編み始めている
今度は模様入り配色もしてある

変な愚痴は出るが
以前より前向き

生命力

骨折して入院中の叔母は一時危篤状態だったが
最近は徐々に回復して来ている
鼻からの管も外され今日は自分でご飯を食べられるようになったと
お嫁さんから電話があった。
「最近の医学はすごい」と感心していた。
口からご飯を食べられるようになると、乾燥していた唇もきれいになって来ていると言う
骨がくっ付くまで起き上がれないが、だんだん座れるようにはなって来ている
でも多分自力では歩くことは出来ないと思う

私の事は分からないかも知れないが
一度大阪に行って来よう

固執する

年を取ると拘りが固執に移行するよう
曾孫のセーターを編み上げ昨日持って来た。
メリヤス編みの簡単なセーターに仕上がっていた。
以前は色んな模様を入れていたが今は「頭が働かんからでけへん」
でもぴったりでかわいい息子も喜んでいるのに
「Vの襟明きが気になるわ」
これ以上言うと孫がいやがりそうなので「これでいいよ」と制するが
しつこく襟明きを見ている
母の行動を無視して出発

ふぐをたらふく食べて上機嫌で「今日は最高の日や、又長生きしそうや」
ふぐを食べている間はセーターの事は忘れていたが
帰り際に「やっぱり編み直すわ」
孫が着替えるのを嫌がったので、諦めて「又持ってきてくれる？」
本当にしつこくなった。

食欲

最高の秋日和
周辺のもみじも真っ赤、きれい

母が「昨日はもうあかんかと思ったわ、鼻水がどっと出て起きてられへんかった」
鼻水くらいで・・・・と思ったが暫くゆっくり話してなかったので
黙って聞いていた。
「ご飯食べなかった？」
「ご飯は食べたよ」
姉も帰り少し寂しくなったのかもしれない

明日は皆で内海にふぐを食べに行く予定
母は行く気充分

嘘

叔母達は無事大阪に帰った。
どうも途中で親子喧嘩になったよう

叔母達は朝10時頃帰る予定だったので
私は友達とせせらぎ街道に行ってきた。
叔母達に心苦しい嘘を言ってしまった。
「用事が出来たから・・・・」とお見送りしなかった。

せせらぎは今年最後の紅葉だった。
山は雪がうっすら積もり、下の方は赤や黄色に色付いててコントラストがとてもきれいだった。

「叔母ちゃんごめんね」

叔母達と

やっと冬に

母は昨日は姉が来るのもあんまり嬉しそうでなかった。
でも昨日半日姉と二人で色々話し気持ちが和んだのか
今朝は泊まってるホテルに行く途中朗らかに昔話をしている
やっぱり姉妹・・・・
今日は一宮タワーに皆で行く
お花がきれいで、紅葉が始まっている
皆とても感激してくれる
疲れたので3時にホテルに戻った。
母は「もう会われへんかもしれんなぁ」
叔母は「又来年来るわ」
生き方の違いが出ている

明日は私に用事が出来たので
見送る事が出来ない
少し心配だが、「なんと帰れるから大丈夫」その言葉を信じよう

待ちくたびれた

今日は従姉と叔母が来る日
11時くらいに着く予定
母は「あの子らの事やからどうせ昼過ぎるわ」
といやみを言っていた。

それが的中

12時半にやっと着く
ナビの通り来たら迷ってしまったらしい
「私の地図見ればよかったのに」一言

途中で叔母が「今日中に着かんかもしれんと思ったわ」
なんにしても無事に着いてよかった。

名神で来たのに5時間以上掛かっている
88歳の身では疲れたと思う
でも元気そうだった。

頑張っている

今日は友達の娘さんの結婚のお披露目会に招待され出席

前々から裂き織りでベッドカバーを作るつもりだったが
とても作れないので布をパチワーク調に繋ぎ合わせ3日掛りで完成

母の編み物も「簡単な模様にしたら袖と身頃が出来たわ、子供のかわいい姿想像しながら編むと楽しいわ」
合間に散歩をしながら編み物を楽しむ余裕が出来ている

お互いにそれぞれ生活できている

火曜日に叔母達が母に会いに来てくれる
88歳になるのに元気で、車で遠路ハルバル・・・・・

目にちらつく

今朝も孫達と遊んだ日々が目にちらつく
お兄ちゃんはじーじと紙飛行機で何時間も遊び
私にはポケモン図鑑で勉強させてくれた。
私には天才に見えるが、今の子はどの子もそのくらいは知っているらしい

孫娘はお片付け好きで、何でも袋に入れて持ち歩き
おもちゃの乳母車にぬいぐるみを乗せママになりきっている

写真は私が編んだベスト
少し大きかった。あまり気に入ってない様子
すぐに脱いでしまう

千葉から帰る

千葉にいる間昼間とても暑かった。

お産の準備を手伝うために千葉に行ったが
「子供を遊んでくれるだけでうれしい」と言われ
結局孫と楽しく遊んでしまった。
何も手伝わずに帰って来た。

母も元気で「編み物何回も間違えてこんだけしか編めなかった」
10ｃｍほど編めていた。
私がいなくても充分生活していけるようになった。