正月なのに、
なんだか政治っぽい話。
先月の２９日だったか、３０日だったか、
『金スマ』をチラッと見たら、
岡山の姫井さんという政治家さんが出ていた。
あんまり興味のない人。
なので、じーっと見ていた訳じゃないので、
どこかに誤解があるかもしれないが、
政治家に立候補するときのきっかけを、
再現ドラマでやっていて。
ある政治家（誰だったかな？）から、
参議院選出馬要請を受けて、
（記憶違いかもしれないけど）
「司法書士や行政書士の資格や経験が活かされるのは、
この政治という世界かもしれない！」
と、決意した……っていう場面を見た。
私は、
そういうもんなのかな……と、違和感を持った。
受け身だよね、こういう動機って。
★
資格や経験がある、
そして、きっかけは他人からの誘い。
「こういうことをやりたい」という
動機があって、
そのために、
資格を取り、経験を積んで、
立候補して、誰かに賛同を求める……っていう、
順序じゃないんだよな。
実におバカなんだけど、
今更ながら、「政治家ですら、そうなんだ」と、
気づく。
最初に「志」があるわけではないんだなって。
今度、大阪府知事に、
橋下弁護士が立候補するけれど、
私が子供の頃って、
知事さんとかに立候補する人の、
経歴って、
府議会議員や市議会議員とかの、
下積み（段階）があった人たちが、
よく立候補していなかったっけ？と、
急に思い始めて。
いや、ま、別にいいんだけどね。
政治のことはよくわからないから、あんまりなんもいえないけれど。
ただね、きっかけが、受け身なのが、なんだかね。
どうでもいいのかな、こういうのって。
たまたま持っていた自分のリソースとか、
誰かからの要請とかで立候補するのって
自分で、
「ゼロ」から「１」にすることが、
なんだか楽そうだな、って思えて。
「ゼロ」から「１」にするところが楽なのって、
どうなんだろう、って思えて。
クドイけど、政治家が。
……まぁ、実際のところ、決して、楽なものじゃないんだろうけど。
なんだか、なんだか。
★
政治っていうヘヴィなものじゃなくっても、
自分がやりたいものや好きなもの、
そういう「モロそのもの」を人に宣言するのって、
寂しい気持ちがする。
強い内側のモチベーションが必要な割には、
周囲は連動しなくて、
テンションが決して高くないからだと、
思うんだけど。
そういう、温度差のせいだと思うんだけど。
これは多分、シャイだとかの、
個人的なパーソナリティではなく、
文化というか、風潮というか、環境というか、
そっちのほうが、起因しているような気がする。
自分の動機を台風の目にして、
周囲を巻き込んで、
目的を達成しようと思うのなら、
足元の冷え冷えとする、
そして自分を突き崩してくる
孤独を
手なづけるところからできなくてはならない。
孤独を否定するのではない。忘却するのでもない。
孤独といいつきあいができるかどうか。
そういう孤独って、
周囲からの要請っていう動機だけでは、
つきあっていけるのかな、って疑問を持つ。
いつかその孤独から逃げ出すんじゃないかって。
逆説的だけど、
孤独を投げだすことは、
周囲の信頼を丸投げすることにつながるんじゃないだろうか。
そのくらい、この国の空気って、
意思表明をするには、決断をするには、
西洋に比べて、
カラッとしていない気がする。
絶対的な自分の意思をしっかり伝えることを、
基本に訓練されていなくて、
相対的なバランス感覚を、出発点にして、
思考することを
基本としているんじゃないだろうか。
いいとか、悪いとかじゃなくてね。
でも、基本はあくまで、基本。
例外感覚な人
（例えば、強い志を持って、温度差とも上手く付き合っていける人）は、
いつだって、身近に、
（相対的には数少ないが）必ず誰かはいて、
そういう人に対して、
周囲はある一定の寛容さを持ってたんじゃないかと思う。
それでこそ保てれるバランスだった訳で。
そのある一定の寛容さのおかげで、
歴史の要所要所で、
飛びぬけて優れた人が現れて、
状況を打開してきたんじゃないかなぁと。
そのある一定の寛容さそのものを、
一昔前「ファジー（曖昧）」なんて言葉（考え方）で、
実体化して、注目していたりして。
今はなんだか、
そのある一定の寛容さがどんどん目減りしている気がする。
ある一定の寛容さには、
ちょっとした忍耐が、
意思表示をしない人間にも必要で。
でもそれすら、放棄し始めているようにも思えて。
だから、下積みや経験より、
志より、
知名度や周囲の要請が、
より、重要になってくるのかな、なんて。
★
今年、やってみたいことってあるかな？
と考えてみたんだけれど、
これといってなかった（笑）
おみくじは中吉で、
「今年は我慢の年」っぽい内容だったし、
大殺界突入だし、
むしろ「何も悪いことがおきませんように」と、
ジャンプより、現状維持を願っていたりして。
飛躍しようとする人たちの動機を見ても、
なんだか元気になれなくて。
変ないちゃもんつけてるような、
内容の文章だけど、
書くのに費やした時間を思うと、
アップしないとチトむなしい（笑）
お正月のうちに、難しく考えるだけ考えたんで、
あとの２００８年の日々は、できるだけ気楽にいきたいです（笑）
なんだか政治っぽい話。
先月の２９日だったか、３０日だったか、
『金スマ』をチラッと見たら、
岡山の姫井さんという政治家さんが出ていた。
あんまり興味のない人。
なので、じーっと見ていた訳じゃないので、
どこかに誤解があるかもしれないが、
政治家に立候補するときのきっかけを、
再現ドラマでやっていて。
ある政治家（誰だったかな？）から、
参議院選出馬要請を受けて、
（記憶違いかもしれないけど）
「司法書士や行政書士の資格や経験が活かされるのは、
この政治という世界かもしれない！」
と、決意した……っていう場面を見た。
私は、
そういうもんなのかな……と、違和感を持った。
受け身だよね、こういう動機って。
★
資格や経験がある、
そして、きっかけは他人からの誘い。
「こういうことをやりたい」という
動機があって、
そのために、
資格を取り、経験を積んで、
立候補して、誰かに賛同を求める……っていう、
順序じゃないんだよな。
実におバカなんだけど、
今更ながら、「政治家ですら、そうなんだ」と、
気づく。
最初に「志」があるわけではないんだなって。
今度、大阪府知事に、
橋下弁護士が立候補するけれど、
私が子供の頃って、
知事さんとかに立候補する人の、
経歴って、
府議会議員や市議会議員とかの、
下積み（段階）があった人たちが、
よく立候補していなかったっけ？と、
急に思い始めて。
いや、ま、別にいいんだけどね。
政治のことはよくわからないから、あんまりなんもいえないけれど。
ただね、きっかけが、受け身なのが、なんだかね。
どうでもいいのかな、こういうのって。
たまたま持っていた自分のリソースとか、
誰かからの要請とかで立候補するのって
自分で、
「ゼロ」から「１」にすることが、
なんだか楽そうだな、って思えて。
「ゼロ」から「１」にするところが楽なのって、
どうなんだろう、って思えて。
クドイけど、政治家が。
……まぁ、実際のところ、決して、楽なものじゃないんだろうけど。
なんだか、なんだか。
★
政治っていうヘヴィなものじゃなくっても、
自分がやりたいものや好きなもの、
そういう「モロそのもの」を人に宣言するのって、
寂しい気持ちがする。
強い内側のモチベーションが必要な割には、
周囲は連動しなくて、
テンションが決して高くないからだと、
思うんだけど。
そういう、温度差のせいだと思うんだけど。
これは多分、シャイだとかの、
個人的なパーソナリティではなく、
文化というか、風潮というか、環境というか、
そっちのほうが、起因しているような気がする。
自分の動機を台風の目にして、
周囲を巻き込んで、
目的を達成しようと思うのなら、
足元の冷え冷えとする、
そして自分を突き崩してくる
孤独を
手なづけるところからできなくてはならない。
孤独を否定するのではない。忘却するのでもない。
孤独といいつきあいができるかどうか。
そういう孤独って、
周囲からの要請っていう動機だけでは、
つきあっていけるのかな、って疑問を持つ。
いつかその孤独から逃げ出すんじゃないかって。
逆説的だけど、
孤独を投げだすことは、
周囲の信頼を丸投げすることにつながるんじゃないだろうか。
そのくらい、この国の空気って、
意思表明をするには、決断をするには、
西洋に比べて、
カラッとしていない気がする。
絶対的な自分の意思をしっかり伝えることを、
基本に訓練されていなくて、
相対的なバランス感覚を、出発点にして、
思考することを
基本としているんじゃないだろうか。
いいとか、悪いとかじゃなくてね。
でも、基本はあくまで、基本。
例外感覚な人
（例えば、強い志を持って、温度差とも上手く付き合っていける人）は、
いつだって、身近に、
（相対的には数少ないが）必ず誰かはいて、
そういう人に対して、
周囲はある一定の寛容さを持ってたんじゃないかと思う。
それでこそ保てれるバランスだった訳で。
そのある一定の寛容さのおかげで、
歴史の要所要所で、
飛びぬけて優れた人が現れて、
状況を打開してきたんじゃないかなぁと。
そのある一定の寛容さそのものを、
一昔前「ファジー（曖昧）」なんて言葉（考え方）で、
実体化して、注目していたりして。
今はなんだか、
そのある一定の寛容さがどんどん目減りしている気がする。
ある一定の寛容さには、
ちょっとした忍耐が、
意思表示をしない人間にも必要で。
でもそれすら、放棄し始めているようにも思えて。
だから、下積みや経験より、
志より、
知名度や周囲の要請が、
より、重要になってくるのかな、なんて。
★
今年、やってみたいことってあるかな？
と考えてみたんだけれど、
これといってなかった（笑）
おみくじは中吉で、
「今年は我慢の年」っぽい内容だったし、
大殺界突入だし、
むしろ「何も悪いことがおきませんように」と、
ジャンプより、現状維持を願っていたりして。
飛躍しようとする人たちの動機を見ても、
なんだか元気になれなくて。
変ないちゃもんつけてるような、
内容の文章だけど、
書くのに費やした時間を思うと、
アップしないとチトむなしい（笑）
お正月のうちに、難しく考えるだけ考えたんで、
あとの２００８年の日々は、できるだけ気楽にいきたいです（笑）
