日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

白夜ちんとの逢瀬。

2005年11月22日 | 五行歌な日々
白夜ちんと会うのに、芦屋歌会で着ていった、着物を着て行った。着付けが悪く、ちょっと悔いが残ったので、リベンジの心で(笑)

            
             帯締めは、変えました。

うしろのおはしょりが気になって、
タレが長くなったけれど、
芦屋歌会の着付けよりは、まだマシな着付けでした(笑)

着物のお話は、これでおしまい。
ディープなところは、
着付けの先生の通信講座へまわします(笑)

さて、本題へ。

     ★

本当は、白夜ちんとは、全国歌会前に会う予定だった。
彼女の京都での仕事帰りに三宮で会おうという約束をしていた。
が、体調が優れず、京都出張は取りやめ、
自動的に私との逢瀬(?)も延期。

という訳で、これもまた、リベンジの逢瀬だった(笑)

で、リベンジの逢瀬だったので、
この前と同じ三宮と決めたのだが、
決めてから、
彼女のブログを読んで、
果たして、三宮でよかったのだろうか、と
不安になる(繁華街ですねん。三宮って)。

が、彼女は、三宮で応じているし、
会うまでは、このことに触れるのはやめようと決める。

彼女のケータイのメールからほとばしってくる、
ノリやイキオイに、水を差したくないと思ったのだ。

そして、待ち合わせ場所にお互いクネクネしながら
(私にとっても、三宮はほぼ未知の領域・笑)、
なんとかして、会う。

私の心配は杞憂なほど、元気な彼女だった。

     ★

で、
出張の途中で、神戸に立ち寄っているのかと思ったら、
なんと白夜ちんは、
稲田に会うために、ここまで来てくれたのだと言う。

うるうるうる……。なんということだろう。

これではまるで、
人里はなれたところに住む、
中国の仙人のような、
VIP待遇ではないか。

もとい、待遇するのは、あちきのほうでやんした(笑)

熱烈歓迎するしかないだろう。
熱烈歓迎、といえば、やはり、中華だ!!
中国の仙人だし(笑)

唯一、案内できそうな観光名所、
迷わず、中華街へ。

     ★

美味しかったのだろうか。

実は味を思い出せない。
ふたりとも沢山おかずを残した。

日替わりランチを食べたのだが、
食べるのも惜しんで、互いの近況を語り合う。

食後のコーヒーを飲み終えても、
なかなか席を立たずにしゃべっていた。

気がつけば、
お昼時のざわざわしていた、沢山のお客さんは、
最初っからいなかったように、いなくなっていた。

2Fで食べていたのだが、1Fも。だははは。

甘いものでも食べたくなるまで、ということで、
おしゃべりしながらお散歩をする。

     ★

クリスマスの頃には、
幻想的な電灯がついているであろう、
ルミナリエのある公園へ(名称を知りません・笑)。

白夜ちんも、言っていたが、
なんだか、不思議だった。
幻想的な電灯もついていない、
今はまだ、現実的なただの鉄筋である、
ルミナリエの前で、
笑われるかもしれないが、夢心地なところがあった。

話していることは、結構、
シビアな灰色なことばかりで、
ロマンチックなことは、何一つもなかったのだが、
心地としては、夢っぽかった。

     ★

思えば、彼女と会うときは、
こういう直感的行動で会うことが多い。

おとどし、彼女も関わっている、
五行歌研究所のゲスト役が終わるころ(いや、終わった後かな?)、
いつも行ってる喫茶店のところで、
急に「にわか歌会へ行こう!!」
と思いついて、帰路につき、
フラクタルの方に、
早速メールで、うかがいたいと、
送った前後、
彼女は、お店を立ち上げる決心をしていて、
無性に私に会いたいと思っていた、
なんてこともあったし、

去年は、
五行歌のとある事情から、
夜中の四時までいろいろ話をした後、
偶然、彼女の仕事(旦那さんの……かな?)で
関西へ来る都合ができ(作り?)、
所要を終えて、
夜遅くにわざわざ、天王寺まで来てくれて、
最終電車が出るまで、
ホームの中まで入って話をした、
なんてこともあった。

なんていうか、
会いたいと思えば、必ず、
信じられないほど、ちゃんと都合がつくし、
恵まれた環境に整っていく。

この日も、夫は偶然お休みだった。

だから、彼とは外食を予定し、
家事を気にせず、可能な限り、
彼女とはお話ができる環境になっていた。

だから言えた。
もう、五時になろうとしているくらいの時間帯に、
異人館の建物見てみる?なんて。

建物フェチの彼女のために。

     ★

その時は気づかなかったのだが、
実はエスコートして歩いた道は、
異人館に続く道ではなかった。
ひとつ筋を間違えていました(笑)

そんなこととは露知らず、
華やかさがどんどんかけていく道を、
ひたすら山の手に向かって、
上っていった。

そして、
「あれ?この道じゃないぞ?」と
気づきもしないうちに、
私の野望と白夜ちんの野望が、
ちょっとした雑談の中で、
合致していることに気がついた。

そのことにより、
異人館への興味は一気に薄れ、
「あれ?この道じゃないぞ?」と
結局気づかないまま、Uターンし、
熱烈歓迎はどこへいった?というくらい、
どこにでもある
駅の近くのドトールで、
お茶をして、

新神戸からの新幹線の切符を
すでに買っていると、知っていた筈なのに、
すっかり忘れて、
ぜんぜん遠慮もなく(笑)
無邪気に、明石の私の最寄り駅まで、
彼女を連れて行った。

     ★

加速は続く。

本当はそこの駅で彼女と別れ、
彼女は西明石駅へ、私は夫と待ち合わせて、
外食へ行く予定だった。

が、野望のための追求心は、
とどまるところを知らず、
駅前に停留していた、
コミュニティバスのTACOバスに、
飛び乗り、
もう7時になろうかという時間帯なのに、
へんぴな我が家まで、来てもらってしまった(笑)

そして、時に敵意でもあるのかというほど、
人見知りの激しい夫と白夜ちんをご対面させてしまう。

彼にとって、初対面なのだ。五行歌の人は。

しかも、
体裁のかけらもないパジャマ姿(事前に電話で予告したのに!)で。
なんて劇的なんだ(笑)

だがやはりお中元で、
毎年明太子を送ってもらっているせいだろう。
私より明太子の摂食量の多い夫は、
最低限の挨拶はしてくれた。ほっ(笑)

そそくさともどって、
彼はソファーで再びうたた寝の世界へ。
私と白夜ちんは、
ダイニングで、今できる限りの、
野望の具体的行動。

いつになるかわからないけれど、
いつか、このコラボのことが、
具体的になって、
話せる日が来たらいいなぁ(笑)

まだまだ、どうなるかわからないお話です。
まだ、楽しみにしないでね。

     ★

今日できる要件がひととおり終わって、
帰りの電車の時刻をネットで調べて、
夫をタクシーの運ちゃんにして(笑)、
(本当に、彼がお休みでよかった……)
新幹線の西明石駅まで、
彼女を送った。

11時半ごろか。
彼女からメールをもらい、無事に帰宅したことを知る。

今日のことで、おそらく、
私の明日は、
かなり修正されたと思う。

自分が思い描いている方向へ、
軌道が戻っていくだろう。

持つべきものは、友達とつくづく思った一日だった。

まぁ、
彼女と西明石駅で別れた後の、
着物とジャージ姿の夫婦には、
おまけのように、
おちゃらけた出来事があったのだが。

タイムアップなので、そのお話は、
また明日回想します。ちゃお。

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