日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

緊張していた夫。

2005年11月23日 | 夫との日々
回想する。

家で、用事を終えて、
白夜ちんを西明石駅へ送るため、
女ふたりが身支度をしているあいだに、
どうやら、夫は、
先に車のところへ行ったらしい。

「先に行く」という一言もなく。すーっといなくなっていた。

最初それに気づかなくて「あれ?あれ?」と驚いた。
まぁ、いつものことなのだが……一声ぐらいかけてほしい。

その愛想なさに溜め息をつきながら、
女ふたり身支度をして外へ。

地下の車の出入り口の坂道から、
上ってくるであろう
夫の車を待っていたが、
「駐車場見てみたい!!」と好奇心旺盛な、
白夜ちんがいうので、
急傾斜の坂道を降りていく。

立体駐車場を上昇させて、
自分の車を車庫から出し、
夫は、アイドリング状態で、
そのまま、きたない車の中を整理していた。

それでしばらく、白夜ちんと立ち話をして待つ。

それが彼に大きなプレッシャーを与えているとも知らず。

     ★

白夜ちんを見送ってから、
外食をし、そのまま、帰宅。
先ほどの駐車場にもどる。

こういう場合の、
立体駐車場を上昇させるのは
私の役目なので、
いつものように車を出ると、
その光景に、
あごが外れそうなくらい、
口をあけて青ざめた。

駐車場、上昇したまんまの状態。

幸いにも上の車がまだ帰って来てなかったから、
よかったけど、
もし、帰ってきてたら、
車庫入れができないところだ。

そして、車庫を上昇・下降させるための、
スイッチに、鍵がつけっぱなし。

夫の、家のオートロックもドアキーも、
じゃらじゃらついた鍵が。

な、なんて無用心な人なんだろう!!!
信じらんない!!

怒りをふつふつとたぎらせながら、
車を車庫に入れて、出てきた夫に、
駐車場を下降させながら、
怒る。

すると、
「だって、片付けている間に、
目の前で立たれていたら、
はよ片づけなって、緊張するやんか!」
と、言い返され、
「だいたい、しゃべってないで、あんたも、気づいて、
下降させてくれたらよかってんや!」
と続けてくるではないかいな。

……なんだ、その緊張って。

だいたい、下降させて、車庫を閉めてから、
車内を片づけを始めればいいんじゃないか?
(っていうか普段から整理整頓を心掛けろよ!)

段取りが悪いぜ、段取りが!!
物騒すぎるぜ!

まぁ、緊張するのは、
美人ふたりを待たせているのだから、
仕方ないとしても(?)。

事なきを得ているのでよかったものの、
心臓に悪い。

美人は、立ち話をするだけで罪だっていうのは、
気をつけたいと思うけど(だろ?)、
それ以外は、彼にちゃんとしてもらわなければ。

タクシーの運ちゃんしてくれたりして、
株を上げたのに、急降下だよ。まったく。

最新の画像もっと見る