半年ぶりに
jammin’Zeb遠征、日帰りで行ってきました。
庄内映画村オープンセットでのフリーライブと、映画「おくりびと」のロケ地にもなった余目(あまるめ)市にあります
響ホールでのコーラスワークショップ見学-の濃い一日でした。
響ホールでは前日に4人のライブがあったのですが、平日で仕事が休めなく、残念ながら行けませんでした。
コーラスワークショップで司会をされていた方によりますと、ライブを聴いたあちらこちらの方々から今後のライブ開催打診のお話が出たそうです。
あの生ハーモニーを聴けば・・当然と言えばとーぜんですわよねっ
山形はお隣さんなんですが、なんせ海岸線が長いもんでお隣さんに行くにも時間がかかります。
特急いなほ1号に乗ってはるばる2時間で鶴岡に到着。
鶴岡駅から映画村オープンセットへはレトロバスで、庄内藩の見所に停車しつつ約1時間。
途中の木々や水田の緑にとても癒されました。
↑庄内柿の木だそう。
特設ステージの奥の方に目をやると月山が見えました。
曇りだったのですが、時々日が射して山の強烈な紫外線に腕がやられまして、翌日赤くなってひりひりしてました。
日焼け止めは塗り直さないと、ですね。
顔は厚塗りしていったのでぱっと見はダイジョブ
4人の衣装は東響仕様の(と勝手に思ってる)ブルーグレー(ていうのかな)のスーツ。
風が強かったので裏地の赤が時々ちらりと見えるのが萌えポイントでした。
萌えポイントその2は、何と言っても「白ばらチーフ」(勝手に命名)でございましょう。
近くでガン見しますと、銀糸で縁取られていてすてき。
これがあるとないとでは全体の雰囲気が違って見える気がします。
王子様みたいよん
時々風でマイクに雑音が入りつつも歌ってくれました。
スティーヴさんが風の事を話題にした途端強風になって笑えました。
「COME ON GET HAPPY」から、久々に聴けて嬉しかった「LADY MADONNA」まで10曲弱くらいかな。
「LADY MADONNA」ではレンセイさんとのコール&レスポンス(つうの?)が楽しかったです。
いえ~い
今度のアルバムに入る「BEAUTIFUL SMILE」や「RISE」も聴けました。
ますます楽しみ♪
ファンの方とワイワイ言いながらランチの後はオープンセット見学。
広大な敷地にセットが点在している様です。
時間もあまりないので、ちょこっと見学。
民家のセットでユーモラスなミニ人形劇がありました。
「釣道辻説法」。
昔は魚釣りも武士道の一つだったとは!
お話し下さったのが映画「おくりびと」のタイトル文字を書かれた方で、庄内藩の御殿様ゆかりの、由緒ある筆も見せて下さいました。
帰り際に、筆で書かれた画もお土産に頂きました。
持っていると縁起がいいそうな。
オープンセット見学の後、夕方から開催の、「jammin’Zebコーラス・ワークショップ」見学のため、余目市の響ホールへ向かいました。
タクシーで1時間くらい掛かったかな。
ワークショップは地元の合唱団の生徒さん達が対象で、私達は見学だけという事だったのですが、コージローさんの掛け声で参加する事に♪
まずコージロー先生の吸い込まれそうに優しい声とピアノ伴奏でウォーミングアップ♪
第1回目のファンミの時の様に、2パートに分かれて2曲を同時にハモります。
SMAPの「らいおんハート」を知らないちびっ子もいたわ。。。
メインの御指導はやはりスティーヴ先生。
それにしても毎回、淀みない話しっぷりには感心するばかり。
しかもそこに時々「一人ボケ・ツッコミ」みたいなのを入れてくるのでおかしくって。
いや、ボケてはいないと思いますけど。
両手を使ったり、ヘン顔で「みゃうみゃう・・♪」猫マネ(違)で音階練習してみたり。
ヘン顔は家や職場で時々やってますけど、4人の前じゃ恥ずかしくてやりにくいわ。
心はオトメですもの。
・・・なんてね。
声帯もさることながら、顔の表情筋も柔軟なスティーヴさんなのでした。
そしてさすが、音名は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・・・」じゃなくて、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・スィ・・・」なんですね。
課題曲は4人のレパートリーでもある「DANNY BOY」。
一緒にハモれて楽しかったです!
ちなみに歌詞は英語・・・じゃなくて「ら・ら・ら・・・」だよ。
ジャミンのハーモニーのヒミツ解説では「SMILE」や、「O LOVE THAT WILL NOT LET ME GO」を例にとって事細かに御解説。
気の遠くなる様な緻密な工程の積み重ねなんだなとあらためて感じました。
本番まで短時間で仕上げなきゃなんないとなると、ほんとに凄いわ。プロだわ。
讃美歌、「O LOVE THAT ・・・・」を歌ってくれたのですが、素晴らしさに心が震えました。涙出そう。
「LOVE」とは神様の事だそうです。(byスティーヴさん)。
こんな豆知識が嬉しいわ。
もう、スティーヴさんのウンチク、ずーっと聞いていたいですね。
何時間でもしゃべり続けていらっしゃいそう。
他にもコーラス指導の前後に何曲か歌ってくれました。
途中で勢い余った(?)レンセイさん、間奏でピアノを弾き出しちゃいましたね。
最後にゃグリッサンドでノッリノリ♪
マイクが無かったから、あましよく聴こえんかったですけどね・・。
楽しい時間ももうおしまい。
5時開演で、終わったのが7時半。
何と2時間半あまり、歌と指導で楽しませてくれました。
子供たちの感想も聞いてみたいな。
で、もう1つお楽しみが。
合唱団のお子さん達とジャミンで記念撮影のあと、せっかく遠くから来てくれたという事で、私達も4人と一緒に写真を撮らせて頂ける事に。
何だかどこかで見た事ある様な光景。
サイン会もありましたが、帰りの電車時間が迫っていたので慌ただしく会場を後にしました。
余目駅までホールの方に道を教えて頂いて、方向音痴だけど日が暮れて真っ暗な中、小走りで約15分。
8時の電車に何とか間に合いました。ホッ。
やっぱり遠征するには足腰鍛えとかなきゃ、とあらためて思ったのでした。
念のためと思って、途中で道をお尋ねしたおじさんがあったかい方で、「御苦労さん。気いづげて行ぐんだよ~」と山形弁で親切に教えてくれました。
ちょっと慌ただしかったですが、濃くてとても楽しい1日でした。
普通に電車が動いて本当に良かったです。
今までの遠征で何度か地震で足止めくらいそうになったり、演奏会を聴きそこなったりしてますので。。
また皆が普通にコンサートを楽しめる日が来ます様に。