東京パンダ通信。

閃いたその瞬間シャッターを切った。
そして永遠の記憶となる、消え去り往くはずのシーン。

皇居外苑

2009-05-02 | Nikon D200 + Voigtlander 40mm F2 SLII
Nikon D200 + Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical

ギャラリーツアーの後は丸ビルを出て二重橋に向かい皇居外苑の背もたれがあるベンチで読書。
ぽかぽかと暖かくて気持ちいい東京でした。
先日「戦略PR」を読了したのでお次は本屋でたまたま見つけた「ウェブはバカと暇人のもの」を読み始めました。
ニュースサイトの編集をしている著者の経験に基づいたウェブユーザーの習性に関する本ですがなかなか面白いです。
いまやネットの時代になってテレビの時代は終わったとよく言われているけどSNSやブログで語られている話題の殆どはテレビから発信されたものであって、テレビが大衆の娯楽である事実は決して変わっていない、という逆説が説得力のある材料で語られてます。
とても興味深く読み進めております。

Picasaウェブアルバム

アート アワード トーキョー 丸の内 2009

2009-05-02 | Nikon D200 + Voigtlander 40mm F2 SLII
Nikon D200 + Voigtlander ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical

丸ビルと新丸ビルの狭間に最近できた行幸地下通りは両側がギャラリーになっている。
いまは「アート アワード トーキョー 丸の内 2009」ということで若手現代美術作家48名の作品が展示されてます。
今日はその作品を案内してもらいながら作家本人が解説してくれるギャラリーツアーに参加しました。
作家自身が作品を語るのを聞く機会というのはあまりないのでとても興味がありました。
大学の卒業制作ということですが、現代美術を志すだけに作家性や批評性の高い作品が数多く展示されています。
最初から一番気になってたんですが、漆と鹿の毛皮で猟銃を固めた作品が目についてました。
これがまた実は若い女性の作品であったことに驚き、マタギと山の中に分け入ったり獲物を解体したりしながら創作したという解説にまたまた驚いたわけです。
現代美術って作品を生み出す場や状況を選ばないんですね。
素朴でひたむきな姿勢に心打たれつつ、若い作家の皆さんたちの解説を聞きながら、ぜひとも目指す高みに昇っていって欲しいなぁと思うのであった。

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