札幌ではここだけ!自然派美容・糸の脱毛サロン《エルムの風》のブログ

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実際にこんなことがあったんだ!

2018-04-16 15:00:06 | 映画の話
ペンタゴン・ペーパーズ
副題は【最高機密文書】とあって、最初からずっと緊張の場面が続いています。アメリカが唯一勝てなかった戦争とも言われるベトナム戦争。アメリカの国防総省(ペンタゴン)では、この戦争中に状況を調査・分析して7000枚に及ぶ資料を作成していたのです。映画は、この文章の一部がニューヨークタイムズ紙にスクープされたことで、ライバルであるワシントン・ポスト紙がどう動いたかを描いています。女性初の新聞発行人キャサリン【メリル・ストリープ】は、残りの文書を入手したという編集主幹ベン【トム・ハンクス】とともに、その文書の全貌を記事にして発行しなくてはという、ジャーナリストとしての義務感と、公表すれば政府(ニクソン大統領)を敵に回す危険との間で大いに揺れます。
報道の自由、事実を明らかにするという信念を貫こうとする彼らの姿に胸打たれる思いです。ラスト、ニクソンが失脚する元になった事件を示唆するシーンが意味深でした。
「クライマーズ・ハイ」という大好きな映画がやはり新聞報道を題材にしていて、これをスケール大きくしたのがペンタゴン・ペーパーズだな、と感じました。

ウィンストン・チャーチル
有名なイギリスの首相の就任から27日間を描くもので、英国はナチスにどう対峙していくのかを日を追って見せていきます。議会の意見はナチスに降伏やむなし、という意見が多くなる中、チャーチルは市民の声を聴けというアドバイスを実行。生まれて初めて地下鉄に乗り、そこで出会った市民の意見を聞きます。市民たちはみな、最後まで抵抗するべき、自分も戦う!と口々に訴えるのでした。そしてチャーチルは大決心をするのです。で、地下鉄の中のシーン、タバコ・葉巻吸ってるんです昔はタバコに対して何も規制がなかったんでしょうね、オドロキ
アカデミー賞特殊メイク部門受賞の辻さんの技術の高さも必見。スクリーンに大写しになるチャーチルの顔は、ゲイリー・オールドマンはみじんも見えず、毛穴までチャーチルになっています。

ウイスキーと2人の花嫁
こちらもナチスの影がせまる時代のお話で、場所はスコットランドの小さな島の村。ここの住民にとっては、ウイスキーはまさに人生の一部、心の友、日々の楽しみ。ところが戦況が悪くなり、ウイスキーの配給もなくなってしまって島民全体が元気をなくしてしまうのです。そんなある日、5万ケースものウイスキーを積んでニューヨークに向かう船が、この島のすぐ近くで座礁「これはきっと神様からの贈り物」と喜ぶ島民。とうぜん、ウイスキーを救出せねば、と燃えるわけです。税務署や民間兵の目をくぐり、救出したウイスキーを必死に隠す島民はチャーミング
ウイスキーとともにある島民たちのラストのダンスパーティーは、心あたたかくなる景色でした。