札幌ではここだけ!自然派美容・糸の脱毛サロン《エルムの風》のブログ

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日本の良心がたっぷり!

2014-10-21 17:30:41 | 映画の話
柘榴坂の仇討
浅田次郎の原作を読んではいたのですが、それほど印象深い内容ではなかったな。。。でも、映画になってみると、時代の大きな転換点で生きる『武士』の大義や本心や諦めなくてはならない無念さなど、丁寧に描かれている作品になってます。これを見たあと1週間ぐらい、阿部寛の背中と振り返った時に見せた目の暗さを、何度も思い出しました。江戸の日本人にはいなかっただろう長身と、テルマエロマエ顔でも、それでもちゃんと『討たれる側の武士』でした。見ごたえあり!!

蜩ノ記
見ごたえでいえば、こちらの時代劇もなかなかです。ジャニーズ1の時代劇俳優、岡田准一が役所広司と繰り広げる、武士の『覚悟』の物語でした。家の主の切腹の日まで、家族それぞれが自分の中に覚悟を持ち、穏やかにその日までを過ごす、そこに起きる事件。。。なんとも理不尽な時代があったのですね。
日常の様子が描かれている場面は、それぞれの人物の立居振舞、所作というらしいのですが、それがホントに美しい!!書状を見る、それを相手に手渡す、それだけのこともこんなに美しくできるんだ、と感動です。食事の時も、筆を走らせる時も、背筋が伸びて美しい姿勢で。自分も含め、日本人はこんなことができなくなってしまったんだなと残念に思います。
最後は悲しいシーンで終わりますが、見終わったらすがすがしい気分になります!

ふしぎな岬の物語
日本映画界の宝・吉永小百合の作品。ストーリーは平凡な毎日を切り取ったもので、特に面白いというものでもなかったかな。吉永小百合と竹内結子を見るために行ったようなものでした。始まりに登場するのが、定年間近の先生・吉幾三。くすっと笑いが起きました。先生なんて、似合わないし!!!
そしてマニアにはうれしい、阿部寛の外での入浴シーン・・・ハダカをたっぷり見せてます。私的には、うれしくもないんだけど、鍛えているなあとは、思いました。
そして常連客の笑福亭鶴瓶は、もうごちそうさまです。何本か映画に出ているけれど、『どや、わし、ええ俳優やろ?』的なものを感じてしまい、もう、たくさん。
吉永さんには、まだまだいい映画を作って、出演してほしいとは思いました。そして、竹内結子には吉永さんのようにずっとステキな女優であり続けてほしいものです。