札幌ではここだけ!自然派美容・糸の脱毛サロン《エルムの風》のブログ

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『仕事』と『職業』を改めて考えさせる3本

2021-02-24 16:14:07 | 映画の話
パリの調香師~しあわせの香りを探して~
登場人物は主に2人。第一線で有名ブランドの香水を作ってきた天才調香師・アンヌと、彼女に雇われた運転手のギヨーム。仕事の忙しさとプレッシャーから嗅覚に異常をきたしてしまったアンヌは、華やかな表舞台からは程遠い地味な仕事でようやくプライドを保つ日々を送っている。彼女の仕事を運転以外にも手伝わされるのが不満だったギヨームだが、やがて調香師の仕事にもマネジメントにも手腕を発揮し始め、再起をはかるアンヌと共に新しい香りを作り出すために前に進んでいく、という内容。調香師しかできないのにそれを失うかもしれないという不安を持つアンヌと、別れた妻と暮らす一人娘の親権をとるために安定した職と収入が必要なギヨーム。仕事を通して信頼関係を築いていく二人のだんだん変わっていく表情が良いです。

世界で一番しあわせな食堂
フィンランドの田舎町の食堂を舞台に、心と体にいろんなものを抱えた人たちの物語が展開します。叔母が残した食堂を継ぎ、何のこだわりもないやっつけ料理で店を切り盛りする女性・シルカ。妻を事故で亡くし、その時に世話になった恩人を探しに上海から息子と共にやって来た男・チェン。
チェンが疲れ果てて食堂でお茶を飲んでいると、アクシデントにあったバスの中国人団体観光客が急遽、この店でランチをとることに。食にうるさい中国人にシルカの料理は受け入れられず、途方に暮れていると、料理人であるチェンが手伝いを申し入れ、買出し・調理・サーブ・デザートまでを鮮やかにこなします。そして恩人探しを手伝うからここで料理をしてくれないか、というシルカの申し出を受けます。それからは薬膳料理をベースに、体に優しいメニューで高齢の常連客の体調を改善したり、観光バスが運ぶ団体客に地元の素材を生かした中華料理を出し、食堂は繁盛、地元客にも受け入れられていきます。チェンは自分の仕事で立ち直り、未来を作っていくのです。その先のストーリーはよくあるものですが、世界中に受け入れられる中華料理と、それを作る一流料理人のウデ。やっぱりおいしいものは人を幸せにしてくれますね。

聖なる犯罪者
重たい映画です。ポーランドを舞台に、実話をもとに作られました。Le Figaroのプレビューでは「聖と不敬が共存する映画」と評されています。
殺人罪で少年院にいたダニエルは、仮釈放で田舎の製材所に職を得て向かいます。彼は少年院で出会った神父の影響で聖職者になりたいと思うようになったのですが、前科があるとなれない規則なのです。立ち寄った教会で新任の司祭と勘違いされた彼は、この教会の司祭を任され、そのまま成りすましてしまいます。なんとか職務を果たし、次第に信頼もされてきたある日、彼の過去を知る男が現れ、彼を脅します。そこからの顛末は、天国から地獄へ落ちるような展開になります。切望する職に就けないという事実と、ウソをつきながらも教会を頼る人を救っているという事実。見終わってから、重たい作品だったなと思いました。



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なんだか、人のやさしさと温かさが恋しい時におススメ

2021-01-18 12:17:04 | 映画の話
ニューヨーク 親切なロシア料理店
限りなく優しい作品です。アメリカが抱える問題がベースにあるのですが、つらい現実の中でも人は幸せになる権利があり、危険から逃れて自分の生きる場所を探していいのだと。そしてそれを助けてくれる温かい手があるんだよと伝えてくれました。
警察官の夫のDVからニューヨークに逃げてきた母と2人の息子。車で寝泊まりしつつ、息子には「旅行だよ、楽しもう」と言い続ける母。お金も無くなり、試着を装いワンピースを万引きしたり、そのままパーティー会場にもぐりこんで料理を自分のバッグに隠し入れて持ち帰るなど、生きるための必死の行動が胸に迫ってきます。車をレッカー移動され、忍び込んだ老舗のロシア料理店で3人は疲れ切ってピアノの下に隠れたまま寝入ってしまいます。
そこでさりげなく助けの手を差し伸べてくれる人たちに出会い、車から居所を突き止めて追いかけてきた夫とも離婚でき、ニューヨークでの新しい生活が始まるのでした。
子供を守る母も強いし、助けてくれる人たちもそれぞれ問題を抱えているのに人に優しいし、見るものになんとも幸せな時間をくれた作品です。

ノッティングヒルの洋菓子店
こちらはロンドンが舞台。友人同士の女性2人が念願のスイーツとパンの店を立ち上げる日、パティシエのサラが事故で急死。残ったイザベラは店舗を解約し、全部諦めようとします。そこにサラの娘と、サラとうまくいっていなかった母が加わり、3人で夢の実現を目指すことに。店の改装に忙しい時、サラの恋人だったシェフのマシューが訪ねてきます。なんと彼は2つ星レストランの職を捨て、この店のシェフになるというのです。信じられない3人でしたが、彼の作るスイーツに魅了され、4人でスタートします。実はマシューはサラの娘クラリッサは、自分の娘なのでは?と思っていたのです。
そんなゆれる気持ちもありつつ、力を合わせてメニューを作り、味を決め、ロンドンに住む外国出身者の故郷のお菓子の味を提供する店になっていきます。店の経営が軌道に乗るのと4人の関係性が作られていくのが同時に進み、見るものも店の関係者のような気持ちでワクワクしたりホッとしたり。
サラを失った悲しみを共有しながら前に進む4人の笑顔が素晴らしい

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北海道に関する2作品

2020-12-16 17:37:42 | 映画の話
新解釈 三国志
ずっと待ち望んだ公開福田雄一監督が渾身の「笑える歴史映画」を見せてくれました。
主演は北海道が生んだオモシロ俳優・大泉洋。ご承知の通り、共演者は豪華な顔ぶれで、メンバーを見ただけで面白いだろうなーと期待が高まっていました。何よりイケメン俳優がいっぱい出てくるんですよその中でも他の追随を許さない貫録で際立ったのが小栗旬大好きです!やっぱりスターですまるで主演は彼のようでしたもん
大泉さんのボヤキまくりは、道民は見慣れた感ありです。そして次々に出てくるイケメン武将たちも楽しめます。私は史実としての三国志はほとんど知らないまま見たのですが、西田敏行の演じる歴史学者がわかりやすく説明してくれていて、ついていけました。
ただ、小ネタや俳優個人のギャグはクスクス程度の笑いが起きていましたが、館内の全員が大笑いという場面はなかったのが不満です。欲を言えば、もっと涙が出るほど笑いたかったなぁ、と思っています。道民は大泉さんの繰り出す笑いには期待がより大きいのですかね。

ホテルローヤル
道内在住の芥川賞作家・桜木紫乃の原作。北海道ロケで制作され、画面全体に空気感をうまく表現しています。主人公は両親が経営していたラブホテルを心ならずも継いだ女性(波留が演じています)。そこを舞台に利用客や従業員、出入り業者などの物語が続きます。中でも私が一番印象深かったのは、客として訪れた女子高生と担任の教師の2人。演じるのが伊藤沙莉と岡山天音両者ともうまい俳優で、今思い出しても胸が痛んできます。
派手な作品ではないけれども、じんわり沁みてくる良品といえると思います。
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俳優たちの力量が観客を引っ張る!

2020-11-12 16:25:50 | 映画の話
罪の声
主演・小栗旬&星野源というだけで観に行きたいと思いますよね。昭和の時代に起きた食品メーカー脅迫と社長の誘拐という事件を題材にしています。過去のものになったこの事件を追う記者が、犯人が脅迫に使った録音された子供の声を調べるうちに、これは自分が子供のころに言わされた声だと気づいた男と出会います。二人は未解決の事件の犯人探しに、そして自分の声がなぜ、事件に使われたのかを知るために行動を起こします。
ストーリーも重厚ですが、何より演じた俳優たちの熱量と演技力にすごいなと思いました。主演の二人はもちろん、松重豊や宇崎竜童・橋本じゅん・梶芽衣子・宇野祥平といった人たちが味わい深い演技を見せます。俳優の力に最後まで引っ張られた気がします。

朝が来る
主演・永作博美&井浦新、共演に浅田美代子。この作品は「特別養子縁組」を題材にして家族・親子・夫婦の在り方に温かい目を向けています。河瀬直美監督の作品で、題材にストレートに向き合っています。私は河瀬監督作品はそれぞれ好き嫌いがはっきり分かれますが、この作品は良かったと思っています。これもやはり、主演の二人が養子を迎えて幸せな毎日を送る夫婦をしっかり見せてくれるからこそ、ラストシーンが胸に響くんだと思います。
もし、これからこの作品を観る方がいたら、エンドロールをちゃんと最後まで見てください。途中で立つのは厳禁ですよ。

スパイの妻
1940年、満州で日本軍の秘密を知ってしまい、それを国際社会に訴えたいと行動する夫。
この時代は「憲兵」という強力な組織があり、市民の生活・行動には監視の目がありましたが、夫と志を一つにすると決めた妻にもいつも監視の目がありました。
夫は高橋一生、妻は蒼井優。妻の幼馴染で幹部憲兵に東出昌大。夫婦二人は緊張感のある時代の雰囲気をよく表現しています。東出は・・・相変わらず、何を演じても・・・です。
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スクリーンで観る映画はやっぱり、いい❕

2020-10-19 17:29:50 | 映画の話
浅田家!
実在の写真家・浅田政志さんの家族と仕事の様子を描く作品。主演は二宮和也、兄は妻夫木聡、看護師として一家を支える母に風吹ジュン、専業主夫として家族を守る父に平田満という配役。
特にお兄ちゃんの妻夫木はホントにピッタリこの人は優しいお兄ちゃんを演じたらすごく良い味を出しますね。写真家になった弟が家族写真を撮るとき、この一家はいつも設定を決め、コスプレをキッチリきめてなり切って写ります。例えば消防士、例えばヤクザ、例えばラグビー日本代表などなど 写真家として仕事がうまくいかなかった時期、東北で震災が発生。知り合いを探しに現地に向かった政志は、そこで「流された写真やアルバムを救い出し、洗浄して持ち主に返す」という活動に参加。たくさんの時間を過ごすうちに、自分の仕事ややりたいことに気づく、という物語です。この活動で8万枚余りの写真を救い、6万枚以上が持ち主に無事、戻ったそうです。家族や友達の写真は無くなったらもう、あきらめるしかないですもんね。戻ってきたらどんなにうれしいことか!!この活動は今も続いているそうです。
心温まる、安心して楽しめる作品です

ミッドナイトスワン
草なぎくんがトランスジェンダー・なぎさ役を熱演して話題になっています。それと、主演の新人・服部樹咲が素晴らしい「一果」を演じます。登場人物みんながつらさや問題を抱えており、それでも前を見て生きていく姿が描かれ、見てよかったと思う作品です。
親戚の中学生・一果を無理やり預かることになったなぎさと、なかなか素直になれない一果が少しづつ距離を縮めていく様子は微笑ましいものです。バレエの才能を見出された一果のために、なぎさはより稼げる仕事に就こうとしたり、ムリに男の姿に戻って就職しようとします。一果も友達の誘いに乗って、あぶないバイトをしようとしたりと、互いに不器用な努力をするようになり、そこから・・・・。あとはネテバレになってしますので、ここまでにしますが、思う人のため、思ってくれる人のためなら、人間は頑張れるんだね、と感じました。

赤い闇 スターリンの冷たい大地で
1933年ソビエト。ヨーロッパでは世界恐慌の嵐が吹き荒れている。しかし、スターリンが統治するソビエトだけは繁栄を誇示している。それはなぜなのか?英国人記者・ジョーンズは危険を冒しつつモスクワに、さらに繁栄の秘密を探るため列車でウクライナを目指す。
「餓えている。罪なき無数の民が狂うほどに餓えている。」というパンフレットの言葉の通りの情景が広がり、スターリンの誇る豊かさなど、ウソでしかないと知るのです。
今も昔も、「共産党」が支配する国家では、当然のように情報を隠し、ウソを流し、民を犠牲にしてきたのだ、と怖い事実に気づかされます。

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