札幌ではここだけ!自然派美容・糸の脱毛サロン《エルムの風》のブログ

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封切がいっぱい!

2022-05-27 15:22:43 | 映画の話
>流浪の月
広瀬すず、松坂桃李の主演で、重い社会問題と今のネット社会にも触れる作品でした。
家族を亡くして親戚に育てられていた小学生の少女と、自身の病気によって母から疎まれて育った大学生の男。
二人が出会い、それぞれの心と体をまわりから護るように一緒に日々を過ごします。そのことが世間からは「誘拐犯と被害者少女」という型にはめられてしまい、一緒にはいられなくなり15年後に偶然再会します。そしてそれまでの物語とそれからの物語が展開します。
二人に起きた悲しくつらい出来事には、弱いものを護らなかった大人の怠慢や、信頼できる大人がいなかったために傷つけられ、それでも助けを求められなかった子供の悲しい諦めがあったのです。
私は基本的にハッピーエンドの映画が好きですが、この作品はハッピーエンドの少し手前で終わります。ただ、ラストの二人のセリフと表情が希望を感じさせてくれました。心に残る作品です。

ツユクサ
小林聡美が自然体の魅力をたっぷり見せてくれます。彼女の親友は小学生の「コウヘイ君」。職場の同僚や近所のスナックのマスターなどとおしゃべりしたり、助け合ったりの日常が描かれます。ある日、草笛を上手に吹く男性と出会い、二人は互いに意識するようになって…。この男性が松重豊で、こちらもごく普通のおじさんとして描かれます。この年代の男性には珍しく、面倒くさいところがなく、清潔感さえも感じられるのがいいですね。
人生の半分を過ぎた二人のこれまでにはそれぞれいろいろあったし、今もあったりしますが、これからを共に楽しく過ごしてほしいと願わずにはいられない気分になりました。

大河への道{/dog_happy/}
「大河」とはつまり「大河ドラマ」のことで、町おこしのために地元の有名人【伊能忠敬】を大河ドラマで取り上げてもらおう、と奮闘する市役所の職員たちを描きます。職員は中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、田中美央、和田正人、岸井ゆきの。このメンバーは伊能の生きた時代を描く時には幕府の役人や伊能の弟子たちに扮し、地図作りや測量の現場を再現。つまり現在と江戸時代の両方で活躍を見せています。
北川景子の立ち姿の良さ、草刈正雄の殿様としてのたたずまい、中井貴一の全身から伝わる覚悟。見ごたえたっぷりの娯楽作品です。

映画を見たあと、幸せな気分になれる2作品

2021-11-25 16:40:14 | 映画の話
きのう何食べた?
人気ドラマのが劇場版西島秀俊のシロさんと内野聖陽のケンジというカップルの日常を温かく描きます。このところ多くの作品で描かれるジェンダーを超えた愛のある毎日が描かれていました。大きな事件や派手な見せ場はなく、本当に毎日の仕事や料理したり食事したりがほとんど。大方の登場人物は二人の理解者で普通に二人を信頼し、友として付き合っています。TVのドラマでシロさんがお正月に実家にケンジを初めて連れて行ったとき、戸惑いながらも両親は二人を歓迎してくれたのですが、映画ではその後が語られました。今度のお正月は悪いけどシロさんだけで帰ってきてほしいというのです。ケンジが気に入らないとか、そういうのではなく、あの後お母さんが体調を崩して寝込んでしまったというのです。一人息子の愛する人が男性であるという事実に、きっと大きな混乱が起きてしまったのでしょう。このことが物語の一つのエピソードでした。
私にはこのことがとっても印象的な出来事に思われました。
それでも作品全体としては温かい気持ちがあふれ、その人のためにおいしいご飯を作ってやろう、とか、ずっと一緒にご飯食べたいとか、そう思うことが幸せだと思わせてくれます。

リスペクト
ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位に選ばれたアレサ・フランクリンの物語。牧師である父のもとに生まれ、幼い時から抜群の歌唱力で天才といわれ、ショービズ界の華になっていきます。こういう成功の物語にはなぜか必ずついてくる問題が彼女にもありました。父や夫の支配と束縛や裏切り。傷つけられ、追い詰められた彼女はすべてから自分を取り戻し、歌いたい歌を自分の力で歌う決心をします。
覚悟を決めた時、ステージで「この曲を不当に扱われている全ての人に贈ります」と言って歌います。演じたジェニファー・ハドソンは歌唱力には定評がありますが、それにしてもどの歌も素晴らしいもので、映画と共に歌も十分楽しめました。すごく良い時間でしたよ。

期待して、公開を待って観た3本

2021-11-05 16:14:35 | 映画の話
燃えよ剣
司馬遼太郎の名作を岡田准一の土方歳三でほかのキャストも魅力的な布陣で、公開まで1年の延期もあり、かなり期待値が上がってしまっていました。激動の真ん中を描くので、内容はどこを描きどこを端折るのか、は制作側の意図を表します。私は原作を読んでいないのでそれとは比べられないのですが、おおよそ沖田・近藤・土方の生きた様は伝わってきました。ただ、「ん?」と思ってしまったのは宴会で近藤が踊る場面と、函館戦争で土方が最期を迎えるシーン
ここの違和感が強くて、鑑賞後の余韻も無くなってしまったのでした。残念

老後の資金がありません!
平日の午後、映画館の入りは8割ほど。年齢層は後期高齢者と思われる先輩方が9割で、私の映画鑑賞歴で一番、先輩方に囲まれた時間になりました。基本、この作品はコメディですが、エピソードは年金受給問題・オレオレ詐欺・親の介護や扶養・子供世代のリストラや失業などなど、現代の日本人の誰もが覚えのあるものばかり天海祐希扮する主婦・篤子さんと松重豊さんの夫のところに夫の妹夫妻や草笛光子の姑、売れないロッカーとデキ婚する娘などが騒動を運んできて、篤子さんが通帳を見ながらハラハラしたり不安に駆られたりと、見るものを退屈させません。
先輩世代の方々もきっと楽しい時間になったのではと思います。今後もこういった高齢者にも楽しめる作品がどんどん公開されて、映画館で楽しむ方が増えるといいな、と思いましたね。

テーラー 人生の仕立て屋
地味な作品でありながら海外の多数の映画祭で賞をとっている映画です。予告を見た時からずっと楽しみでした。
舞台はギリシャのアテネ。父と共に紳士服オーダーのテーラーを経営するアラフィフのニコス。仕事一筋、自分たちの紳士服に誇りをもって生きてきました。が、経済状況の悪化で仕事が激減銀行からは店の明け渡しを求められ、とうとう服地とミシンを手作り屋台に乗せて行商を始めます。景気が最悪の時にスーツをオーダーする客などいるわけもなく、町で声をかけてきた客の求めに応じてなんと、人生初のウェディングドレスを作るのです。
単価が高いと値切られまくり、テーブルクロスを使ったりして何とか客の希望をかなえていくと、次々にオーダーが入り、その人に似あうドレスを安く作ってくれると評判になります。
近所の母子に手伝ってもらい、新しい仕事と生き方を開いていく様子は、見るものに前向きな気持ちをくれます。

内容も良いけど、俳優の「演じる力」がつたわる

2021-10-15 12:00:47 | 映画の話
コロナの時代、安全は確保されているとわかってもなかなか映画館にも気軽には行けず、どうしても観たかった作品だけに絞ってみています。

護られなかった者たちへ
震災から10年、その時と今を宮城県、仙台市の実情と、被災地で生きる人々を追ったドキュメントのような作品でした。「護られなかった」のは何から?誰から?それはどうして?
「者たちへ」とは誰から誰への言葉?その人に何を伝えようとしている?
内容に引き込まれて観ていましたが、なんといっても演じる俳優たちの力が伝わってきます。
これから観るなら、佐藤健の目の演技&阿部寛の悲しみにフタをして立つ演技&清原果耶の怒りと狂気を爆発させる演技などなど、すごいなとしか言えない演技を堪能してください。

総理の夫
少し前、自民党の総裁選挙で女性の候補が闘っていた時に観ました。状況は外国ならばもう、珍しくない「女性の首長(日本は総理大臣)の誕生」に伴う自身と周りの変化や騒動を大げさでなく見せてくれました。総理を演じた中谷美紀の背筋の伸びた政治家姿庶民がこうあってほしいと思う頼れる政治家です。その夫は鳥類研究者で、政治とは程遠い生活を送る田中圭。
二人の信頼関係とお互いの仕事を尊重しながらの子育てなど、今、子育て中の家族にも共感できる家庭生活も見られます。
妻の周りの政治家たちは岸辺一徳やら嶋田久作・工藤阿須加などいかにも、というクセのあるメンバーが。そして仕事がデキる頼れる秘書官のシンママ役で貫地谷しほり。
それぞれが自分の場所で、できることを全力でやっている姿が爽快感をくれます。
ある種、こうだったらなぁという夢を見せてくれた俳優陣が楽しそうに演じていたのが印象的でした。

作り手の気持ちが前面にでてるなぁ

2021-04-22 16:10:41 | 映画の話
レンブラントは誰の手に
このドキュメンタリーはなかなか興味深く、さまざまなことを教えてくれます。オランダの巨匠画家レンブラントの作品にまつわる話で、登場するのは作品を家宝のように大切に守り続ける貴族、相続税の支払いのために作品を手放す所有者、資金と情熱に任せて世界中から作品を買い集め、公共の財産として美術館での保管・展示を続けるコレクター。そこに画商や専門家、所有をめぐって対立するアムステルダム国立美術館&ルーブル美術館も自己の利益と「レンブラントの作品を所有する」という誇りをかけて群がってきます。
巨匠の絵画が新たに発見されると、先ずは真贋を調べたり、売却先や価格を想定するなどなど、庶民の私は知ることがなかった世界がうごめきだすのです。「所有する」ことの魅力はほとんど魔力のようですね。レンブラントでこの騒ぎなら、寡作のダヴィンチやフェルメールだったら、いったいどんな騒ぎになるのでしょう?

ノマドランド
もうすぐ発表になるアカデミー賞の有力候補に数えられる作品です。夫を亡くして一人暮らしになった初老の女性が、キャンピングカーを住処に旅をしていきます。現代のアメリカにはこういうノマド的な暮らしを送る人たちがいて、季節労働者として社会に貢献したり、同じように人生を送るもの同士で助け合いつつコミュニティを作っているのです。この女性の生活を淡々と映し出し、どこでどう生きるか、自分はどうしたいのかを問い続けてきます。好きな人は好きなんだろうな、というタイプの作品でした。

騙し絵の牙
廃刊の危機に立たされた雑誌の編集部と編集長を中心に展開。大泉洋が編集長。若手編集者に松岡茉優、他部門の編集長に木村佳乃、そのほかクセものぞろいの人物たちが、自分の思惑で好き勝手に暴れます。なかでも好きだったのは小林聡美。怪しい文芸評論家としてすごく良い味出してます。ストーリーはたいしたことない感じですが、登場人物を楽しむにはいいかな

映画 バイプレーヤーズ
たくさんの作品を撮影中の撮影所を舞台に、日本の誇るバイプレーヤーたちがわちゃわちゃするだけの映画です。毎日TVやネットドラマで見るクセも味もある名わき役たちが本当に楽しそうにやってました。ラスト、壁にたくさん張られた写真の中に、ドラマの撮影中に亡くなった大杉漣さんの写真があり、ちょっとアップになります。「あぁ、この映画は大杉さんへのみんなの気持ちなんだ」と感じました。
これもストーリーは追わなくて良いので、ステキな俳優さんたちの楽し気な様子を気楽にのぞいてみる、そんな作品です。