札幌ではここだけ!自然派美容・糸の脱毛サロン《エルムの風》のブログ

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幸せをつかむのは自分の決断と行動!そして幸せなはずなのに・・・

2022-11-24 18:02:14 | 映画の話
ミセス・ハリス パリへ行く
第二次大戦後のロンドンでハウスキーパーをしながら戦地から戻らない夫を待つミセス・ハリス。ある日、仕事先の家でクリスチャン・ディオールのピンクのドレスに出会い、その美しさに魅せられたスミスはディオールのドレスを手に入れるため、ためたお金を手にパリへ。ようやくたどり着いた本店では支配人のコルベールから追い出されそうになったり、セレブ紳士に助けられたりしながら、ドレスが欲しいとあきらめずに周りのスタッフに訴える。
その一途な姿はスタッフたちを魅了し、そのうえ職場の危機をも救っていく。と、シンデレラ的なストーリーだけれども、そこにはしっかり働いてきた実力と夢にまっすぐに向かうブレないキャラクターがある。彼女はドレスを買うことができるのか?買ったとしてもロンドンに帰ってそのドレスはどこで彼女をかざるのか?いろいろ楽しい、いろいろ驚きが続く作品なので、見終わったらきっと笑顔になっているはず。
支配人役のイザベル・ユペールがカッコよくて、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープを思い出しました!

チケット トゥ パラダイス
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの共演これだけで面白そう!と思ってしまう二人。今回は離婚した元夫婦で、大学を卒業したばかりの一人娘が旅先で出会った男性と結婚する!という知らせを受けて一緒に現地へ行くことから騒動が始まる
幸せそうな娘たちを祝福したいけれど心配もいっぱいあるし・・・結婚した当初は幸せだったはずの自分たちは、いったいどうして離れなければならなかったのか?などなど大人はいろいろ考える。どこまでも美しい南国の海と空、やさしくおおらかな島の人たち、心も解放してくれる澄んだ空気!
島で過ごすうちに元夫婦の二人はお互いとまたしっかり向き合ってこれからを考えるのだった。
何も考えず、キレイな風景とステキな俳優たちを楽しむ作品。それにしても、元夫婦、ビジュアル美しすぎ

ある男
これは何とも面白く、最後まで楽しめる大人の映画で、ラストの衝撃も新鮮でした。
弁護士の城戸のもとに、夫を亡くした女性里枝から「大祐」という亡夫が実は別の人間だったらしいので、彼はいったい誰だったのか調べてほしいという依頼が。城戸は彼女や亡夫の兄などに会い、その謎に迫っていく。本当の彼を探すうちに城戸はその仕事に没頭して行き自分の奥底にあるものに向き合わされる。そして行き着いた真実。そこまでで終わるかと思ったら、そこからが凄い!映画館で観るときは、最後のバーのシーンをしっかり観てください。ここを見逃すと







映画を楽しむ秋!

2022-09-28 12:31:32 | 映画の話
ガリレオ 沈黙のパレード
TVの人気シリーズ、ガリレオの映画です。物理学者で天才的頭脳を駆使し、難事件の解決に協力する湯川先生
行方不明になっていた女子高校生が数年後に遺体で発見されるという事件で湯川に協力を仰ぐ刑事・内海その上司で湯川の親友でもある草薙刑事は過去に担当した事件の被疑者が今回もかかわっているのでは、と疑います。
とても分かりやすく話は進みますが、登場人物の描写が秀逸で最後まで飽きることなく、時に登場人物に共感もしつつ見終わりました。
確かな演技をした俳優陣の力に魅了される時間でした。

デリシュ!
キャッチコピーは世界初の“レストラン”開業の秘密、教えます
予告編を見て、必ず見ようと思っていました。こういう作品、だいすきなので
フランス革命前夜の物語。宮廷料理人のマンスロンは公爵主催の食事会で料理を担当。そして独自の創作料理の一皿を出したことで貴族たちの反感をかってしまいます。この時代、貴族と庶民は同じ場所で食事をすることはなく、トリュフやジャガイモなどは庶民の食べる食材でした。マンスロンはなんとそれらを材料に使い、創作料理を作ったのです。料理人を解雇された彼は息子と共に田舎に帰り、痛んでいた家を直し、そこで押しかけて来た弟子志願のルイーズと3人で、誰でもがおいしい料理を食べに来られるところを作るのです。
この3人の働く様子がステキで、料理を作る喜びお客を迎える喜び身分や貧富に関係なくおいしいと喜ぶ人を見る幸せそんな場所が、のちにレストランといわれる店になっていったんですね。心が晴れやかになる作品です。

封切がいっぱい!

2022-05-27 15:22:43 | 映画の話
>流浪の月
広瀬すず、松坂桃李の主演で、重い社会問題と今のネット社会にも触れる作品でした。
家族を亡くして親戚に育てられていた小学生の少女と、自身の病気によって母から疎まれて育った大学生の男。
二人が出会い、それぞれの心と体をまわりから護るように一緒に日々を過ごします。そのことが世間からは「誘拐犯と被害者少女」という型にはめられてしまい、一緒にはいられなくなり15年後に偶然再会します。そしてそれまでの物語とそれからの物語が展開します。
二人に起きた悲しくつらい出来事には、弱いものを護らなかった大人の怠慢や、信頼できる大人がいなかったために傷つけられ、それでも助けを求められなかった子供の悲しい諦めがあったのです。
私は基本的にハッピーエンドの映画が好きですが、この作品はハッピーエンドの少し手前で終わります。ただ、ラストの二人のセリフと表情が希望を感じさせてくれました。心に残る作品です。

ツユクサ
小林聡美が自然体の魅力をたっぷり見せてくれます。彼女の親友は小学生の「コウヘイ君」。職場の同僚や近所のスナックのマスターなどとおしゃべりしたり、助け合ったりの日常が描かれます。ある日、草笛を上手に吹く男性と出会い、二人は互いに意識するようになって…。この男性が松重豊で、こちらもごく普通のおじさんとして描かれます。この年代の男性には珍しく、面倒くさいところがなく、清潔感さえも感じられるのがいいですね。
人生の半分を過ぎた二人のこれまでにはそれぞれいろいろあったし、今もあったりしますが、これからを共に楽しく過ごしてほしいと願わずにはいられない気分になりました。

大河への道{/dog_happy/}
「大河」とはつまり「大河ドラマ」のことで、町おこしのために地元の有名人【伊能忠敬】を大河ドラマで取り上げてもらおう、と奮闘する市役所の職員たちを描きます。職員は中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、田中美央、和田正人、岸井ゆきの。このメンバーは伊能の生きた時代を描く時には幕府の役人や伊能の弟子たちに扮し、地図作りや測量の現場を再現。つまり現在と江戸時代の両方で活躍を見せています。
北川景子の立ち姿の良さ、草刈正雄の殿様としてのたたずまい、中井貴一の全身から伝わる覚悟。見ごたえたっぷりの娯楽作品です。

映画を見たあと、幸せな気分になれる2作品

2021-11-25 16:40:14 | 映画の話
きのう何食べた?
人気ドラマのが劇場版西島秀俊のシロさんと内野聖陽のケンジというカップルの日常を温かく描きます。このところ多くの作品で描かれるジェンダーを超えた愛のある毎日が描かれていました。大きな事件や派手な見せ場はなく、本当に毎日の仕事や料理したり食事したりがほとんど。大方の登場人物は二人の理解者で普通に二人を信頼し、友として付き合っています。TVのドラマでシロさんがお正月に実家にケンジを初めて連れて行ったとき、戸惑いながらも両親は二人を歓迎してくれたのですが、映画ではその後が語られました。今度のお正月は悪いけどシロさんだけで帰ってきてほしいというのです。ケンジが気に入らないとか、そういうのではなく、あの後お母さんが体調を崩して寝込んでしまったというのです。一人息子の愛する人が男性であるという事実に、きっと大きな混乱が起きてしまったのでしょう。このことが物語の一つのエピソードでした。
私にはこのことがとっても印象的な出来事に思われました。
それでも作品全体としては温かい気持ちがあふれ、その人のためにおいしいご飯を作ってやろう、とか、ずっと一緒にご飯食べたいとか、そう思うことが幸せだと思わせてくれます。

リスペクト
ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位に選ばれたアレサ・フランクリンの物語。牧師である父のもとに生まれ、幼い時から抜群の歌唱力で天才といわれ、ショービズ界の華になっていきます。こういう成功の物語にはなぜか必ずついてくる問題が彼女にもありました。父や夫の支配と束縛や裏切り。傷つけられ、追い詰められた彼女はすべてから自分を取り戻し、歌いたい歌を自分の力で歌う決心をします。
覚悟を決めた時、ステージで「この曲を不当に扱われている全ての人に贈ります」と言って歌います。演じたジェニファー・ハドソンは歌唱力には定評がありますが、それにしてもどの歌も素晴らしいもので、映画と共に歌も十分楽しめました。すごく良い時間でしたよ。

期待して、公開を待って観た3本

2021-11-05 16:14:35 | 映画の話
燃えよ剣
司馬遼太郎の名作を岡田准一の土方歳三でほかのキャストも魅力的な布陣で、公開まで1年の延期もあり、かなり期待値が上がってしまっていました。激動の真ん中を描くので、内容はどこを描きどこを端折るのか、は制作側の意図を表します。私は原作を読んでいないのでそれとは比べられないのですが、おおよそ沖田・近藤・土方の生きた様は伝わってきました。ただ、「ん?」と思ってしまったのは宴会で近藤が踊る場面と、函館戦争で土方が最期を迎えるシーン
ここの違和感が強くて、鑑賞後の余韻も無くなってしまったのでした。残念

老後の資金がありません!
平日の午後、映画館の入りは8割ほど。年齢層は後期高齢者と思われる先輩方が9割で、私の映画鑑賞歴で一番、先輩方に囲まれた時間になりました。基本、この作品はコメディですが、エピソードは年金受給問題・オレオレ詐欺・親の介護や扶養・子供世代のリストラや失業などなど、現代の日本人の誰もが覚えのあるものばかり天海祐希扮する主婦・篤子さんと松重豊さんの夫のところに夫の妹夫妻や草笛光子の姑、売れないロッカーとデキ婚する娘などが騒動を運んできて、篤子さんが通帳を見ながらハラハラしたり不安に駆られたりと、見るものを退屈させません。
先輩世代の方々もきっと楽しい時間になったのではと思います。今後もこういった高齢者にも楽しめる作品がどんどん公開されて、映画館で楽しむ方が増えるといいな、と思いましたね。

テーラー 人生の仕立て屋
地味な作品でありながら海外の多数の映画祭で賞をとっている映画です。予告を見た時からずっと楽しみでした。
舞台はギリシャのアテネ。父と共に紳士服オーダーのテーラーを経営するアラフィフのニコス。仕事一筋、自分たちの紳士服に誇りをもって生きてきました。が、経済状況の悪化で仕事が激減銀行からは店の明け渡しを求められ、とうとう服地とミシンを手作り屋台に乗せて行商を始めます。景気が最悪の時にスーツをオーダーする客などいるわけもなく、町で声をかけてきた客の求めに応じてなんと、人生初のウェディングドレスを作るのです。
単価が高いと値切られまくり、テーブルクロスを使ったりして何とか客の希望をかなえていくと、次々にオーダーが入り、その人に似あうドレスを安く作ってくれると評判になります。
近所の母子に手伝ってもらい、新しい仕事と生き方を開いていく様子は、見るものに前向きな気持ちをくれます。