岡山県高梁市吹屋、ベンガラ色に染まった特異な町並みです。
吹屋のベンガラは赤の純度が高く、美術工芸用、神社仏閣の格子などの高級素材として用いられました。
現在は合成された工業用ベンガラがほとんどであり、吹屋のベンガラは土産物の染色用に一部復活されたものが使われているようです。
以下、写真だけご覧ください。
①~⑰
同じような年に訪れた福島県の大内宿は、現在にぎわっているですが、吹屋はご覧のように今なお、岡山県の山間部に静かな町並みのたたずまいをみせています。
明日は、栂池自然園・紅葉です。
吹屋のベンガラは赤の純度が高く、美術工芸用、神社仏閣の格子などの高級素材として用いられました。
現在は合成された工業用ベンガラがほとんどであり、吹屋のベンガラは土産物の染色用に一部復活されたものが使われているようです。
以下、写真だけご覧ください。
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同じような年に訪れた福島県の大内宿は、現在にぎわっているですが、吹屋はご覧のように今なお、岡山県の山間部に静かな町並みのたたずまいをみせています。
明日は、栂池自然園・紅葉です。
岡山県の山間部にたたずむベンガラの街並みは、江戸時代の面影を残す素敵なところです。白壁にベンガラ色風の瓦などがいい雰囲気を醸し出しています。
時代劇の撮影にそのまま使える様子です。
いせえびさんは、本当にこうした絵になる風景が残ってる場所をよくご存じです。感心するばかりです。
広島県福山市鞆の浦から岡山県高梁市吹屋、そして岐阜県・長野県の乗鞍岳山頂、長野県の栂池自然園と、美しい風景を求めて、旅を続けられています。
なお、福島県の大内宿も江戸時代の宿場町風の面影を残している素敵な街並みです。ある種の江戸時代街並みのテーマパークとして観光面で成功しています。
でも、高梁市吹屋のこうした静かな街並みも、いいのではないでしょうか。地元の方が観光収入をあまり得られなくても、満足している限りは・・。この辺は本当は本音は分かりませんが・・
私がいた2時間ほどの間に、出合った人は20人弱という静かな町でした。
吹屋郷土資料館で受け付けの80歳くらいのおばあさんと話をしました。
「若い人は働く場がないので出ていってしまう。小学校も3年前に廃校になった。」
過疎地共通の現象です。
「きょうは人が少ないようだが、バスツアーなどでにぎわうこともある。」
これはうれしいことでした。
私が出会った地元の若い人は、郵便局のおにいさん、おねえさんくらいでした。
ここはやはり交通の便が悪いのがネックのようです。
以前来た20数年前の町並みの好ましさが残っているのは、私にとってはありがたいことです。
高梁市は何度も通りましたが国道ばかり、中国山地への通過点としてでした、
このような素晴らしい街並みがあったのですね。
いせえびさんのブログではいつも私の知らない世界が次々登場します。
それにしても全国ほんとによく行かれ歩かれています、すごいです!
私はゴルフは付き合い程度、卒業したら即、止め。酒はまったくダメということで、週末の各地めぐりが趣味でした。
ただ、経済的理由から、温泉なし、郷土料理、名物料理など一切なしという、いじましい旅ばかりです(^^;)。
古代の人の旅とは違って、これだけ旅をしたのだから、人間がひとまわりもふたまわりも大きくなったかというと、全然ならないのですね(^^;)。
ただ、いたずらに各地を走りまわり、馬齢を重ねてきたというだけのものです(^^;)。