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風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

京都・6月の終わり 糺の森・下鴨神社 

2016-07-03 | 京都府
 梅雨のさなか、京都へ行って来ました。
 糺の森、曼殊院、嵯峨野、仁和寺などをまわってきましたので、順次、ご紹介します。
 まずは糺(ただす)の森、下鴨神社です。
 6月30日の写真です。

 京都を北から南へ流れる加茂川、高野川が合流して鴨川となるところに、糺の森があります。
 糺すとは川の合流地、川合、河合という意味です。

①朝6時50分、雨上がりの糺の森と下鴨神社の参道を、うっすらと朝霧がおおっています。


②糺の森を流れる小川のひとつ、瀬見の小川。








⑤見にくいですが、左手から鴨のつがいが下りてきました。


⑥朝の食事のようです。


⑦物おじしない、人になついている鴨のようです。
 「鴨」は下鴨神社の神鳥なのかもしれませんね。
 しばらく鴨に遊んでもらっていました。


⑧下鴨神社です。
 平安朝以前からの、京都きっての古社です。
 平安時代、朝廷から上賀茂神社とともに、伊勢神宮に次ぐ尊崇を受けていました。


⑨本殿は何か修理をしているようで写せませんでした。
 下鴨神社と糺の森は世界遺産に登録されています。





⑪まっすぐに続く参道。


⑫もう通学の児童がポツポツ通って行きます。


⑬参道の西側の馬場です。
 すっかり雨も上がって、馬場の中をゆったりと雨水が流れて行きます。
 向こうの3人の女性は、太極拳をやっているようです。


⑭毎年5月3日に流鏑馬神事の行われるこの馬場は、長さが500mもあります。


⑮瀬見の小川の下流部までやって来ました。


⑯糺の森の西側にひっそりと建っている河合神社です。


⑰屋根の苔がおもしろい色をしています。


⑱太古の原生林の面影の残る貴重な森です。








㉑糺の森は人口150万人近い大都市の中心部にあるとは思えない、神韻の漂う森です。


 明日は洛北、曼殊院です。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おはようございます^^。 (mako)
2016-07-03 09:53:38
バスツアーで行ったことがありますが、
散策は流れにそって定番ルートでしたから
このような神聖な雰囲気は感じられませんでした。
苔むす屋根、苔の紅葉にも観られて^^♪
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makoさま (いせえび)
2016-07-03 11:53:30
こんにちは。
このような地味な写真にコメントをいただき、ありがとうございます。
ツアーで来られたことがあるのですか。
ここは平安神宮などのように人が多くなく、いかにも神域という風情があるところです。
この瀬見の小川のほかにも、泉川という清流も絵になるところです。
ここはうっそうとした森の中なので、日当たりが悪く、京都で一番遅く紅葉します。
その時期は少し人で混みますが、私のように雨の早朝ねらいの、若干の奇特なカメラマンのみの神域になります(^^)。
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