風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

長谷寺・あじさい その1

2015-06-24 | 奈良県
 奈良県桜井市、長谷寺です。
 4月下旬のぼたんに引き続き、今度はあじさいの撮影です。
 長谷寺は三千の関係寺院を有する真言宗豊山派の総本山として、檀信徒は約二百万人といわれています。
 この日は信徒衆のみなさんの訪れが多く、それらの人たちを出来る限り写し込まないようにしての撮影です。

①入山入り口の仁王門からの登廊(のぼりろう)。
 風雅な吊灯篭。太いどっしりとした柱の列が、やるやかな勾配の石段に沿って登って行く。
 遠近法の作図を見るような、タイムトンネルをくぐって行くような、不思議な感覚を味わう。 


②登廊右側の月輪院付近のあじさい。


③登廊左側、本坊へ向かう通路のあじさい。
 恥ずかしそうに、かくれんぼをしているかのように、白壁の向こうから頭をのぞかせているあじさいもある。


④登廊上から。


⑤~⑦登廊とあじさい。






⑧~⑫嵐の坂の両側にはてすりが付き、石段も整備された。
 あじさいの数も種類も増えたようだ。
 右側奥の石段にあじさいが並んでいるように見えるのは、黄色い帽子をかぶった遠足の幼稚園児(^^)。










⑬本堂内、礼堂。
 磨き込まれた床に新緑が映る。


⑭定番だが、やはりここの写真は欠かせない、本堂のまわりの高欄と五色幕と長谷寺型灯籠。


 その2に続く。 
 

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