風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

京都 知恩院 その1

2017-07-27 | 京都府
 京都市東山区にある浄土宗の総本山、知恩院です。
 浄土宗の宗徒だった徳川家康の庇護を受け、三代家光の時代まで寺域の拡大、諸堂の造営などが行われてきました。
 東山を背景にそびえ立つ大伽藍、黒門坂に見る石垣の壮大な構え。
 知恩院は先日ご紹介した金戒光明寺とともに、万一の場合二条城に代わる役割を担っていたともいわれています。

①今回は三門から入らず、北側の黒門坂から境内に入りました。


②道の向こうはこの後行く、青蓮院です。


③城郭のような石垣が続いています。








⑥北側なのでまだあじさいが咲いています。


⑦お寺に似つかわぬ武者窓があります。


⑧花頭窓が続く雪香殿。


⑨本来の拝観入り口である国宝・御影堂は大修理中なので、武家門から上がります。


⑩蓮の花が出迎えてくれます。


⑪有名な大方丈の鶯張りの廊下や三方正面真向の猫など、知恩院七不思議が次ぎ次に現れますが、撮影は禁止です。
 ここは大方丈前の庭園。








⑭知恩院ゆかりの徳川三代、家康、秀忠、家光の霊が祀ってある権現堂。


⑮御影堂が工事中のため、通常のルートからはずれます。
 勢至堂では写経が行われていました。











⑲最高所、御廟下までやってきました。


 次回はその2です。

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2 コメント

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知恩院 (きび団子)
2017-07-27 23:11:03
こんばんは。知恩院には、3月にドイツの方をお連れしましたが、
鶯張りの廊下がお気に入りの様でした。楽しいひとときでした。
蓮や紫陽花のアップも見事ですね。心がなごみます。
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知恩院 (いせえび)
2017-07-27 23:33:55
きび団子さん、こんばんは。
知恩院は大寺の割に、観光的には比較的地味な感じがしますが、今回欧米系の外国人を何人か見かけました。
ドイツの方も鶯張りの廊下は驚かれたことでしょうね。
私は子どもの頃、鶯張りの廊下とは歩くと「ホーホケキョ」と鳴くものと思っていました(まさか(^^))。
今回も歩きましたが、内部は撮影禁止なのと、音までは写らないようなので、アップしていません(^^)。
この寺はもみじの名所というまでもないので、蓮やあじさいを入れて彩りを添えました。
コメントをいただきありがとうございました。
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