風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

採貝漁の風景 その2

2016-03-20 | 三重県・海・伊勢湾
 三重県津市の白塚漁港です。
 港の入口に貝を満載した船の姿があります。



②港内で順番待ちをしていた船が動き出しました。


③積んであった貝をおろし終えた船が、後退して次の船に場所を譲ります。
 その空いた場所へ次の船が入ります。
 同時に2艘入ることもあります。
 そうした繰り返しですが、見事な操船ぶりです。


④⑤譲った船はその後ろを通り、喜び勇むかのように自分の所定の停泊場所へ向かい、船を泊めます。




⑥操業し終えた船が次々に港へ帰ってきます。
 

⑦港内で貝を下す作業などを見せてもらうことにしました。
 網の袋に入った貝が山積みにされています。


⑧船の舳から貝の入った網の袋が、次々にざら板(すのこ)の上に積み上げられて行きます。


⑨⑩フォークリフトでざら板ごと貝を持ち上げて、決まった場所へ運びます。




⑪移された貝の山です。
 屋号や船の名前などが入った木札が置かれています。
 もっとも量が多いのはバカガイです(バカガイというのは正式名です)。
 すしネタで、そこでは青柳という名で呼ばれています。


⑫こちらはすしネタにも使われるトリガイです。 
 貝の殻がもろいため、壊れているものもあります。


⑬これは当地方でバンチョと呼ばれているツメタガイです。
 甘辛く煮つけにしますが、身が固くあまり歓迎されない貝です。
 この貝はアサリの天敵で、アサリの上へのしかかって殻に穴を開け、身を食べてしまうそうです。


⑭収穫量がもっとも少ない大ハマグリです。


⑮貝が並べられて行きます。


⑯仲買人の車などが集まってきています。


⑰まだ次々に貝を積んだ船が帰ってきます。


⑱この後、貝の取引が行われますが、私は遠慮することにしました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿