風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野灘の風景 楯ヶ崎 その2

2016-01-11 | 三重県・海・熊野灘
 三重県熊野市熊野灘沿岸のガマノ口・青の洞窟です。

①~④洞窟の中は比較的水深が浅く変化があり、そのため光のぐあいにより、様々な青色が見えるようです。
 しかしその青さはどのように言い表わしたらいいのでしょうか。











 
⑤まぶしい外へ出ました。
 逆光の岩場に釣り人が二人、シルエットを見せています。
 

⑥青い洞窟の向かって左側の岩壁です。
 金属のような岩肌です。
 毅然とした、規則正しい岩柱が隙間なく詰まっています。


⑦~⑪ほとんどの岩場に釣り人がいます。
 ポイントによりねらう魚は違いますが、グレ(メジナ)、クロダイ、イシダイなどでしょう。
 船は釣り人の邪魔にならないように、また波があまり打ち寄せないように離れたところを通っています。



⑧釣り人と比べると、岩盤、岩柱の大きさが分かると思います。


⑨孤独な戦いです。


⑩どこに釣り人がいるか分かるでしょうか。





⑫~⑯見事で豪快で、巨大で圧倒的な迫力の柱状節理です。
 私が見てきた中では、日本最高の柱状節理の海の風景だと思います。
 しかし寒風吹き付ける中、あの窮屈な岩場にはりつけ状態になってまで釣りをするとは、好きでないと出来ないことです。
 私はかって、磯釣り以外の海釣りを経験し、真冬に防波堤で徹夜で釣りをしていたこともあるので、あの人たちの気持ちはよく分かります。
















 明日はその3です。 
 楯ケ崎へ上陸します。