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風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

霧と雲の風景 関東地方 その2

2017-06-17 | 尾瀬
 久しぶりに「霧と雲の風景」に戻ってきました。
 残念ながらまだ、県外で宿泊して新しい写真を撮影するだけの体力、体調が回復していません。
 過去の写真を構成した内容がこれからも続きますが、よろしくご覧ください。
 その1の続きです。
 雨、雪、霧、靄、雲など水蒸気が作り出した風景を、総称して「霧と雲の風景」としています。
 以前お断わりしましたように、福島県檜枝岐村の尾瀬沼は東北地方ですが、群馬県片品村の尾瀬ヶ原とともに一括して「尾瀬」として、便宜上関東地方のなかに入れています。
 
① ①~④群馬県片品村尾瀬ヶ原。7月中旬。











⑤ ⑤~⑧福島県檜枝岐村尾瀬沼。7月下旬。











⑨ ⑨~⑪尾瀬ヶ原。7月下旬。








⑫ ⑫~⑮尾瀬沼。10月上旬。











⑯ ⑯~⑱尾瀬ヶ原。10月上旬。








霧と雲の風景 関東地方 その1

2017-06-08 | 尾瀬
 雨、雪、霧、靄、雲など水蒸気が作り出した風景を、総称して「霧と雲の風景」としています。
 霧と雲の風景、今回は関東地方です。  

① ①~⑧群馬県片品村尾瀬ヶ原。6月下旬。























⑨ ⑨~⑭群馬県尾瀬ヶ原。7月上旬。

















⑮ ⑮~⑳群馬県尾瀬ヶ原。7月中旬。
















 
 明日はその2です。

湖の風景 尾瀬ヶ原

2016-10-12 | 尾瀬
 群馬県と福島県、少し新潟県にもまたがる尾瀬ヶ原です。
 尾瀬ヶ原は厳密には湖沼の範疇には入りませんが、湿原の中に無数の池塘を有し、優れた湖沼的景観をも作っているため、ここでは湖沼の中に含めました。

①6月中旬。まだ残っているミズバショウ。


②残雪の至仏山。


③6月中旬。ワタスゲ。





⑤富士見田代からの燧ヶ岳。


⑥アヤメ平からの至仏山。


⑦白いヒツジグサ。


⑧山小屋に泊った朝、5時半。





⑩レンゲツツジと燧ヶ岳。


⑪7月下旬。ニッコウキスゲ。


⑫10月初旬。











⑯水滴を宿したズミの実。





⑱湿原の中のわずかな白樺林。
 この付近の紅葉はあざやかです。

湖の風景 尾瀬沼

2016-10-11 | 尾瀬
 福島県と群馬県にまたがる尾瀬沼です。
 尾瀬沼は湖面標高1665m、周囲約6km、最深部でも9mしかありません。 
 
①7月下旬。
 ニッコウキスゲが見頃です。








④湖畔の山小屋に宿泊した朝7時半、まだ人の姿は多くありません。











⑧尾瀬沼南岸は悪路、眺望もよくありません。
 尾瀬沼を見下ろす燧ヶ岳はついに見えません。





⑩10月初旬。尾瀬は思ったよりも紅葉する木が多くありません。





⑫沼尻小屋への物資輸送用に特別に許可されたボート。
 なお沼尻小屋は昨年9月、火災により焼失して今はありません。


⑬湿原を彩る草もみじはあざやかです。


⑭赤茶色のヤマドリゼンマイの紅葉は目を引きます。











⑱小雨に煙る湖沼風景です。

 

尾瀬ヶ原 その4 中田代~山ノ鼻

2016-07-28 | 尾瀬
 群馬県尾瀬ヶ原です。
 ヨッピ吊橋から拠水林に沿って、尾瀬ヶ原の北縁の道を歩きます。

①拠水林の中の下ノ大堀川を、少し高い木道で渡ります。





③カラマツソウ。


④ヒツジグサが少し開花しています。
 この付近の葉は色づいているのもあります。


⑤至仏山の大きな山体の一部が見えてきました。
 左手のこんもりした尾根が牛首です。


⑥牛首を過ぎた付近から池塘が多くなります。





⑧相当数のヒツジグサが咲いてきました。
 ヒツジグサは日本のスイレンの古来種で、スイレンよりも小さく、色は白色だけです。
 未(ひつじ)の刻、午後2時ころから花開くのでその名がつけられていますが、実際は朝10時くらいから夕方まで咲いています。

















⑭至仏山がだいぶん近くなってきました。
 遠足の小学生の一団の姿が見えています。


⑮木道を左へカーブしたところが山ノ鼻です。


⑯山ノ鼻には3軒の山小屋とビジターセンターがあります。
 これから尾瀬植物研究見本園を少しまわります。


⑰ノアザミ。


⑱コバギボウシ と至仏山。


⑲コオニユリ。


⑳見本園は人も少なく、また時期外れの植物なども咲いている穴場的な場所です。


 お目当てのニッコウキスゲは残念な状況でしたが、これまで見過ごしていた湿原の花々を楽しんできました。
 山はスッキリと見えなかったのですが、小雨降る尾瀬ヶ原の湿原の風情を満喫できたものと思っています。

 明日は、野反湖・ニッコウキスゲです。