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風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

紅葉の風景 尾瀬

2018-10-21 | 尾瀬
 群馬県片品村の尾瀬ヶ原から福島県檜枝岐村の尾瀬沼へ向かい、そこで一泊し再び尾瀬ヶ原まで戻って来ます。
 ほぼ歩いた順に掲載します。
 尾瀬は紅葉する木が少ないため、草もみじが主体です。

①雨が降ったり止んだりする天気です。
 雨霧が流れ山肌が見え隠れします。
 雨の木道歩きは滑りやすく注意が必要ですが、こういう景色が見られるので雨の歩きもまた楽しいものです。


②ところどころで立ち止まって池塘などを写しますが、この日は尾瀬沼へ向かうため寄り道はしません。








⑤尾瀬ヶ原を写しながら縦断するのに約3時間、そこから白砂峠を越えて尾瀬沼へ出るのに約2時間半です。
 昼食休憩などの時間は入れていません。


⑥尾瀬沼北岸の木道を歩いています。
 いつしか雨は止んできました。


⑦茶褐色のヤマドリゼンマイが目立ちます。





⑨尾瀬沼東岸、大江湿原です。
 シーズンにはニッコウキスゲの群落が木道の両脇を覆います。


⑩大江湿原のシンボル、三本カラマツです。
 10月初旬なのでカラマツはまだ紅葉していません。





⑫山小屋へ泊った翌朝、尾瀬沼東岸からの三本カラマツです。
 朝霧が湧き上がっています。
 燧ヶ岳は今日も見えません。
 人も少なく、しっとりとした秋の情感漂う尾瀬沼です。








⑮尾瀬沼北岸の木道を再び歩きます。


⑯尾瀬ヶ原に戻って来ました。
 至仏山の山頂付近に雲がかかっています。





⑱池塘のヒツジグサの間につかの間の太陽が顔を見せました。





⑳至仏山の麓まで帰って来ました。
 山の中腹以上は再び雲の中です。
 これから1時間強の登りで鳩待峠へ向かい、今夜は尾瀬戸倉で泊りです。


木道のある風景 尾瀬 その3

2018-06-04 | 尾瀬
 群馬県と福島県にまたがる尾瀬です。
 今回が最後、アヤメ平と尾瀬沼、そして秋の風景です。

①鳩待峠から標高差約300m、1時間強を登ってくると眺望が開け、横田代の山上の湿原が現れます。
 背後は至仏山。
 6月下旬です。


②奥は燧ヶ岳。


③木道が入っていない写真も少しはさみます。
 アヤメ平の湿原と至仏山。


④傾斜湿原横田代。
 写真の順番は入れ替えています。
 ワタスゲとイワカガミがまだ少し。


⑤燧ヶ岳。


⑥横田代。


⑦霧の中、アヤメ平。


⑧やせ尾根を通って富士見田代へ。


⑨富士見田代からの燧ヶ岳。


⑩7月下旬早朝、ニッコウキスゲ咲く尾瀬沼大江湿原。








⑬尾瀬沼西岸、沼尻の湿原。


⑭10月上旬、尾瀬ヶ原。


⑮こちらは雨の日。


⑯見晴らしの山小屋。


⑰尾瀬沼大江湿原。





⑲右手に3本カラマツ。

木道のある風景 尾瀬 その2

2018-06-03 | 尾瀬
 群馬県尾瀬ヶ原です。
 尾瀬の木道の総延長は約65kmあります。
 木道は樹脂を多く含むカラマツが使われています。
 周辺のカラマツは国立公園内であるため使えず、主に信州から麓まで運ばれ、ヘリコプターで現場まで搬入されています。
 湿原なので木道は腐りやすいのですが、環境への影響から防虫防腐処理が出来ないため、7~10年ほどで掛け替えされています。

①6月下旬、早朝3時50分の尾瀬ヶ原上田代。
 黎明の燧ヶ岳。


②青白い朝霧の中に、真っ白なワタスゲが目覚めます。


③池塘越しの燧ヶ岳。





⑤ワタスゲと白い木道の幻影。


⑥5時50分、すでに日は昇っています。


⑦木道のクネクネくねる曲線的なフォルムがいいですね。


⑧一転して7月下旬の雨の日。


⑨先日来の豪雨で川上川は大増水。
 雨にぬれたヤマドリゼンマイがあざやか。


⑩牛首分岐から左、ヨッピ吊橋方面は木道が水没して通行不能。


⑪引き返してまっすぐ下田代へ向かいます。


⑫ぬれ光るみずみずしいヤマドリゼンマイ。
 ドレッシングをかけて食べてしまいたいほどです(^^)。


⑬セグロセキレイが道先案内をつとめてくれます。


⑭これは別の年の7月下旬。





⑯ヨッピ吊橋。
 赤田代分岐を経て、大瀑布・三条ノ滝方面へ向かいます。


⑰見晴らしの山小屋。
 その後にずいぶん近くなった燧ヶ岳がどっしりと控えています。


⑱これはまた別の年の7月下旬。
 中田代のニッコウキスゲ。
 尾瀬のニッコウキスゲは増えすぎたシカの食害により激減しています。





⑳それでもニッコウキスゲとハイカー、至仏山・・尾瀬らしい風景です。


木道のある風景 尾瀬 その1

2018-06-02 | 尾瀬
 群馬県と福島県、少し新潟県にもまたがる、尾瀬国立公園の尾瀬ヶ原と尾瀬沼です。
 尾瀬を歩くのは大部分が湿原となるため、木道の総延長は65kmにもなります。
 尾瀬ヶ原にしろ尾瀬沼にしろ、木道から写すという絶対的な制約があります。
 木道のある風景も多くなってしまいます。
 3回に分けて掲載します。

①群馬県側から鳩待峠を約1時間、下ってきたところが尾瀬ヶ原の入り口、上田代の山ノ鼻です。
 尾瀬ヶ原は山ノ鼻から牛首分岐までが上田代、牛首から竜宮までが中田代、竜宮から見晴らしまでが下田代よばれています。
 6月中旬です。
 ここから尾瀬ヶ原を3分の2ほど進んだところにある、中田代の竜宮十字路を目指します。
 山ノ鼻近くの尾瀬植物研究見本園。
 尾瀬ヶ原の水芭蕉の有名ポイントは見頃を過ぎていますが、ここではまだ残っています。


②黄色いリュウキンカの咲く道。


③この一角が山ノ鼻。
 ビジターセンターや山小屋などがあります。 


④これから向かう尾瀬ヶ原。
 その向こうに燧ヶ岳(2356m)。
 いつ来ても心躍る道です。


⑤振り返れば至仏山(2228m)。
 標高は燧ヶ岳より100m以上も低いのに、日本海に近いため積雪が多く、そのため残雪も多いです。


⑥小川沿いに咲く水芭蕉。
 水芭蕉の見頃は5月の中下旬ですが、そのころは尾瀬ヶ原はまだ冬枯れの風景です。
 水芭蕉よりも緑に包まれたこの時期のほうが好きなので、6月の中旬にやって来ました。





⑧(原の)川上川橋を渡ります。


⑨「遙かな尾瀬」という爽快な風景が広がります。


⑨左から張り出している小高い丘は牛首とよばれています。





⑪木道の間は初春の花、リュウキンカ。


⑫ここからは6月下旬です。
 早朝、ワタスゲが咲いています。
 手が届きそうな近さに白い雲が浮かんでいます。


⑬この年はワタスゲもレンゲツツジも見事な咲き具合です。





⑮緑の葉のあざやかなヤマドリゼンマイ。








⑱夕刻の至仏山。


⑲燧ヶ岳。
 この日は山ノ鼻の山小屋泊まりです。


 明日はその2です。

花景色 尾瀬ヶ原 

2018-03-15 | 尾瀬
 今回は群馬県片品村、尾瀬ヶ原の花景色です。

①尾瀬植物研究見本園 ミズバショウ。


②同上。


③富士見田代 燧ヶ岳 ミズバショウ。


④中田代 リュウキンカ ミズバショウ。


⑤同 リュウキンカ。


⑥中田代 燧ヶ岳 レンゲツツジ。


⑦同 レンゲツツジ ワタスゲ。


⑧上田代 至仏山 レンゲツツジ。


⑨中田代 レンゲツツジ ワタスゲ。


⑩上田代 至仏山 ワタスゲ。


⑪同 ワタスゲ。


⑫中田代 燧ヶ岳 ワタスゲ。


⑬同 ワタスゲ。


⑭中田代 燧ヶ岳 コバイケイソウ。


⑮中田代 マルバダケブキ。


⑯下田代 ノアザミ。


⑰同 キンコウカ ヒツジグサ。


⑱同 カキツバタ。


⑲同 ニッコウキスゲ。


⑳同上。