プロ野球も今日から開幕。これだけでもスポーツニュースは盛り上がるわけだが、今日の注目はなんといっても日本ハムの大谷翔平。早くも2安打で高卒新人スタメンとかなりの話題性ある選手だ。それも相手は西武の岸だからエース級。それを打ち崩しているだけにものすごい選手ではないかと思われる。超高校級と言われていたが、打者でも一流で投手では超一流だけに今後を考えるとかなり面白い選手だ。日本ハムがどう成長させていくかも楽しみ。女子ゴルフの世界で今年ブレイクしているのは森田理香子。今日初日を迎えたアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIでも1打差の4位タイと好発進。首位タイには実力をつけてきた木戸愛に大山志保、オナリン・サタヤバンポットの3人。まだまだ混戦状態だが、毎週毎週結果を出している今年の森田理香子には恐れ入る。国内のゴルフツアーはまだ始まったばかりだが、世界で戦える実力を兼ね揃えた選手の出現にますます女子ゴルフツアーは盛り上がっていくだろう。5月には確か国内メジャー戦があったはずだから、そこには宮里藍や昨年圧倒的な強さを見せつけたフォン・シャンシャンなども参戦してくると思う。当然元賞金女王のアン・ソンジュや昨年賞金女王の全美貞など徐々に巻き返してくる選手もいるだろうし、今年のサロンパスカップはかなりハイレベルな一戦になりそうな予感。まだ関東でのゴルフツアーは開催されていないが、もう暦も4月に入る時期。ゴルフシーズン到来を楽しみにしたい。
WBCは残念ながらベスト4で敗退してしまったが、プロ野球はいよいよ開幕間近、そして大相撲は白鵬が優勝して24回目の優勝と春らしくなってきてスポーツも盛んになってきた。ゴルフも海外ツアーは既に開幕しているし、女子ゴルフの場合は既に国内3戦目が開催していて、2日目を終わってプロ初勝利を目指す一之瀬優希が2位の森田に3打差つけてセーフティリードを計って最終日を迎える。森田は今日66というハイスコアを出してこれだけでも驚異的なのだが、この日64という大会レコードを出した一之瀬優希も立派の一言。国内女子ゴルフのレベルは世界的にみても高いから、どんどん20代の若手選手が出てきてスポンサーの数も増えてきている。そういう点では男子ゴルフの場合石川遼以外では藤本や薗田など若手選手も出てきているのだが、賞金王の藤田寛之が言っていたように若手のプレッシャーがあまり出てきていない感じがする。特に20代後半から30代半ばまでの脂ののった選手たちの台頭がないと全体的なレベルアップにつながらないだろう。まぁベテランで牽引している藤田と谷口徹はそれだけ凄いゴルファーと言うことだが。40代でトッププロに交じって結果を残すことは立派なことだと思う。国内ゴルフ場はこの時期桜の咲くコースもあってもう朝起きるのはつらくないからアクセスのよいゴルフ場はどこも一杯だ。直前になると時間帯は悪いがインターネットで格安で予約できたりするから昔のように空き枠が出ることはいろいろゴルフ場の工夫によってなくなってきている。その一方で詰め込み過ぎと言う批判もあるが、ゴルファーの数を増やしていくには初心者ゴルファーもある程度許容して入れていかないとゴルフ場全体が立ちいかなくなってくるだろう。アベノミクスの影響もあってゴルフ会員権取引も活発なゴルフ業界。最近は予約も会員権の取引手数料が安くなってきたりしているからゴルファーにとっては追い風。これに春のゴルフシーズンが到来するから、ビギナーをはじめいろいろなゴルファーが増えてくると思う。
アメリカ女子ゴルフツアー・PRドネリー・ファウンダーズ・カップの2日目。宮里藍が首位に1打差につけている。アメリカ女子ゴルフツアー通算10勝目も間近といったところか。初日は自己ベストタイの「63」を叩きだして、8バーディー、3ボギーの67とこれもすごいスコアなのだが、それでも首位に立てないのがこのツアーのむずかしさ。トップは韓国の李知映が立っているが、故障明けとしては非常によいゴルフになっていると思う。今年はアメリカ女子ゴルフのメジャーツアーも増えるようだし、今年こそメジャー初勝利を目指したい。春に入りゴルフもプレーしやすい季節となった。コンペなどもシーズンを迎えることになるが、今の世代なかなか車を持っていない電車ゴルファーが多いと聞く。昔は車でゴルフに行くのが当たり前だったが、最近の若い人は車を持たない人が多い。そうなると電車で行けるゴルフ場と言うのが注目を集めるが、そのあたりを察してかゴルフ場側も送迎のサービスを付けるなど差別化を計りつつある。時代の変化とともにゴルフ場のプレースタイルも大きく変わってきているが、2000年代に入ってPGMなどの元外資系ゴルフ場の参入によって大きく変わったと思う。アコーディア・PGMとも国内のゴルフ場経営会社の双璧となっているが、ビジター向けのサービスを拡充するなど新たなゴルファー開拓に向けての努力が続いている。昔に比べえてだいぶプレー費用も安くなっているし、いわゆるアメリカンスタイルのゴルフになりつつあるということか。一方コンペなどの集客が功を奏している分プレー時間が長くなったりと言う副作用はあるものだが、色々試行錯誤しながら時代とともにプレースタイルも大きく変わっていくだろう。
朝のニュースを見ていたら、石川遼がプエルトリコ・オープンでホールインワンを達成したとニュースになっていた。ホールインワンは色々と運が付かないとできないものだから、今の石川には勝負運がついてきているのだろう。一気に順位も8位に浮上した。予選落ちがシーズン参戦から続いていたわけであるが、相性のいいこの大会で復調の気配をつかんでもらいたい。マスターズまで残り1ヶ月弱。やはりアメリカツアーの壁は厚かったわけだが、まだ21歳そこそこでこれからの選手。単身海外ツアーに飛び込んであえてレベルの高いところで勝負しようとしているわけだし、その気概は凄いことだと思う。同じくマスターズに招待されている藤田寛之は今週故障で出場できないとなっていたが、今年はハワイで強化トレーニングを積んでいたわけであるし無事であることを祈りたい。同世代のミケルソンは既に今シーズン1勝をしており、藤田にとってもよい発奮材料だと思う。ダイキンオーキッドレディスは今日が最終日。昨日までで木戸愛が首位を走っていて、2位には森田理香子、そして横峯さくらも3位タイにつけて混戦状態。オフには何かと話題になった木戸愛だが、このまま逃げ切れるか。オフシーズンは海外で修業を積んで一段とパワーアップしただけに、開幕戦と言う重圧のかかる最終日で抜け出していけるか。それとも今年賞金女王の座を狙う森田理香子が逆転するか。見どころが多い一戦だ。