エモリー大学 (ゴイズエタ) MBA日記

エモリーの魅力を在校生が交代でお伝えしていきます(注:時には全く関係無い内容になる恐れ有り)。

Goizuetaでの生活~其の二百五

2008-12-30 14:13:03 | 過去ログ
上の写真はDubaiの工事現場の様子です。
工事現場といってもただ単に工事現場の写真をたまたま撮ったというわけではなく、関係者以外は普段は立ち入れない場所に入って工事の説明を受けることが出来たのです。

今日はEmaar Propertiesという不動産会社にいる当Goizueta Business Schoolの卒業生に一日市内を不動産の観点から案内してもらいました。
Dubaiの成長を象徴しているのはその建造物で、市内のいたるところに日本では滅多に見ることが出来ないような、大きく、高く、そしてきらびやかな建物があります。
この工事現場にもこれからそのような建物が出来るそうです。

今日一日市内を見て実感したのですが、いたるところに工事現場があり、そしてそこにはクレーンがあります。
現在世界中に存在するクレーンの30%がDubaiにあるそうです。
昨今の金融恐慌の影響をもろに受けていて、工事の多くは中止、あるいは延期され、労働者が行き場を失っているそうですが、それでも今日の工事現場のように工事が続けられているところは少なからずあります。
工場労働者の多くはインド、パキスタンから来ているそうで、サービス業ではフィリピンが多いそうです。
工場労働者は専用のアパートに住み、そこから専用バスで工事現場に来て働くというのが一般的のようです。

金融恐慌の前は不動産価格もうなぎのぼりで交渉の余地がなかったようですが、最近はだいぶ値下がりし、交渉できるようになってきたとのことでした。
人によってはこの金融恐慌が絶好のチャンスとばかりにDubaiの不動産を買って、景気が良くなったら売って一儲けしようとしているそうです。
今のところそこが見えない金融恐慌ですが、確かにそのような戦略をとればあっという間に大儲け出来るのかもしれません。

昼食はEmaar Propertiesが所有しているホテルで取り、そのホテルの敷地内を見てまわったのですが、まさに豪華絢爛そのものです。
お金を持っているとどのような暮らしが出来るかがよくわかりました。
しかもそのホテルが特別高級なわけではないというのが恐ろしいところです。
圧倒され続けて終わった一日でした。

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