クメールルージュの頃、
プノンペンで暮らしていた一家が、強制移動&労働させられ、
だんだん家族を失いつつも、
行方不明になった息子と再開し、タイまで逃げる…
と、いうようなお話でした。
登場人物全てがモブ顔で、
えーと…誰だっけ?
特別な人間じゃなく、
だれもがこの不条理に陥ったんだ!
だからモブ顔なんだとは思いますが…。
あまり入っていけないまま…
チョウノオカンが禁止されてるパパイアを取って、
それで罰せられるかと思いきや、
行軍の途中、コロコロ転がったパパイアを追いかけてチョウの息子のソヴァンが追いかけて、はぐれてしまいます。
おばあちゃん(実際にはひいばあちゃん?)が、
ソヴァンを追いかけ、一緒にはぐれます。
財産は没収…
メガネかけてるだけで差別され、コロコロされたと聞きます。
そんな状態ですが、
母の愛!
ソヴァンを追いかけ続けるチョウ…。
旦那を小舟に乗せて、探しに行かせて、
旦那はバレて三日寝込むほどの打擲を受けたのに、
まだ諦めない!
…
…
ばーちゃんと一緒だ!
なんとかなる!
視聴者はばーちゃんと一緒のソヴァンが、
どっかの村で、わりと優雅?に暮らしているのを知っているので、
チョウの必死さが伝わらずで…(って、私だけ?)
そのおばあちゃんも
ある日、突然ミッシング(労働力にならんとみなされ処刑されたのかも)。
子供一人のソヴァンですが、
同い年くらいの女の子と逞しく行きます。
🤔子供は収容されて、教育受けたんじゃないかなぁ〜。
処刑とか子供がさせられたり、
処刑されてるの見せられたり、
ソヴァンは革命のきっつい戦士となって両親の前に現れるのか?
と、思いきや、そうでもなく。
そうでもなくて良かったよ!
妹は革命兵士に目をつけられて、犯され自殺…
オカンは餓死…
チョウも診療所で死を待つばかりでしたが、
旦那が戻ってきて、ソヴァン探すばい。
この頃、カンボジアにベトナムが介入してきたんですかね〜
ベトナムが来た混乱に乗じて、
息子を探しに行き、子供らのコロニーみつけ、
息子と再開!
タイに逃げるべぇ…
だが、旦那は兵士にみつかり、囮となるのでした。
そーいえばソヴァンと一緒にいた女の子も、
パパイアを盗んんでたのがバレたとき、
咄嗟にソヴァンを隠して、囮になってましたねぇ。
そういうこと、咄嗟でできる人はすごいなぁと思います。
チョウは、監督の母がモデルだそうです。
今の平和な日本に感謝です。
素晴らしい映画をありがとうございました😊