映画と読書とダイエット 

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忘備録のためおおいなるネタバレです




映画「わたしはダニエル ブレイク」観ました

2021-10-13 13:30:00 | 2021年観た映画


心臓発作で、大工仕事ができなくなったダニエル。
失業給付金を受け取ろうにも、
「働ける」判断され、
異議申し立てするには、
求職活動しつつ、求職手当をもらわないといけなくなって…

電話したら1時間以上待たされるし、
なにかとオンラインで…ってパソコン使えないっつーの!

ある日、子供二人連れのシングルマザーが困ってるのを見て、
立ち上がりますが、お役所からは無視され、
双方、追い出されてしまいます。

国からやすい物件を紹介されて、
ロンドンからやってきたばかりだった家族。


大工のダニエルが家の修理を手伝って、
家族のような交流になります。

が、ケイティも職が見つからず…
(手書きの広告だとかポスト投函するのですが、職がないみたいです)
アパートは冬なのに電気すら通っていません。
子供たちに食べさせるため、自分は、フードバンクで盗み喰いするほど、飢え…
ある日ついに万引きしてしまいます。

万引きしたスーパーからは、
ケイティの困窮を察してもらい、見逃してもらったのですが、
警備員から「仕事世話してやる」って
明らかに怪しい紙切れ渡され…
売春に手を染めてしまいます。

気づいたダニエルが、
ケイティを止めますが、
お金ないのはお互い様で…仲がこじれてしまいます。

ダニエルは家財道具を売り、
いつまでもなにもしてくれない役所に業をにやし、
壁に「わたしはダニエルブレイク!」
って落書きをし、

市民の喝采を得ますが、
ムショに連れて行かれます。





ムショから出たダニエルは、
具合悪くなって引きこもっていますが、
ケイティの娘がやってきて「今度は私が助ける」と、
関係は修復します。

ケイティの案内で、
人権派弁護士の団体と会う事になり、
異議申し立てを進めることになったその時…

oh…


あぶれもの同士が交流することによって、
いいケミカルが起こって、
奇跡が起こるのかと思いきや…

なんとも…
かんとも…

ペイバックフォワードみたいな話かなぁ〜と思ったのだけど…
なんとも…
ほんとうにあったっぽい、
地味ぃな、
心温まるけど、
せつない〜。

ダニエルがいなかったら、
ケイティも子供達も、世の中に憎しみしか感じられなくなって、
闇堕ちしてたから、良かったのかな…。

それにしても
イギリス、そんなに仕事ないんでしょうか?
福祉制度は真面目な人ほど、
嘘の申し立てができす、給付されずにホームレスになってしまう。
って、施設の女性も言っていたし、
考えさせられるお話でした。

面白い映画をありがとうございました😊









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