1986年の作品です
神、ポセイドンとデメテルの息子、アリオンは、
盲目の母デメテルとともに、ひっそり暮らしていました。
そこへポセイドンの兄、ハデスがやってきます。
最近、俺らの弟ゼウスがヒデーのよ…
ポセイドンもヒデーのよ…
デメテルよぉ…なんとかならんかい?
あたいはもう関係ないの。
アリオンとの暮らしが大切なの。
※実はデメテルとポセイドンは兄妹!!!
ハデス、ポセイドン、ゼウス、デメテル…兄妹!!!
ハデスは幼いアリオンに、オカンの目を治す薬草のある場所知っとるでよ。
と、ウソをついてアリオンをさらい、
ゼウスと戦うための戦士として仕込みます…
かっぱらい少年のセネカと出会ったり…
かわいい女の子、レスフィーナに世話してもらったり…
って、この子、僕の双子の妹ぉ〜???
妹だっていい!
僕はレスフィーナが好きなんや〜!!!
いいよね?
と、ゼウスに苦しめられる民を決起し、
ゼウスへ戦いを挑みます。
ゼウス軍の総大将は長女のアテナ。
アテナの兄弟のアポロンは遊ぶ人でふらふらしてます。
なぁ〜アテナちゃん、
おまはんの侍女にかわゆいこいるのう…
譲ってくれんかいのう?
アタイはアポロンが好きなのにぃ…
ゆるせないわ!
レスフィーナに打擲を加えるアテナ…。
泣いてるし〜(´・_・`)
色々登場人物多くて複雑なお話だったなぁ〜
で、
実は
レスフィーナは僕の妹じゃなくて!!!
母デメテルが好きなプロメテウスっていうイケメンがいたんだけど、
その人は人間のパンドラを妻にして…
プロメテウスは処刑され、
身籠もっていたパンドラも殺されたんだけど、
そのお腹から救出されたんがアリオンで…
デメテルはポセイドンに手篭め!にされ…
同じ時期にレスフィーナを産んで、
アリオンはレスフィーナと双子なの!
ってウソついて育てていたんでした。
冒頭、幼いアリオン、
母一人、子一人の二人暮らしだったけど、
レスフィーナはいずこ?!にいたのか。
アテナの侍女やってたけど、
アテナはレスフィーナの従姉妹になるんじゃない?
って、ポセイドンとデメテル(ともにゼウスの兄妹)の娘なのに、
へんくない?
などなど愚問がわきつつ…
レスフィーナとアリオン、
兄妹だったら、結婚できんねぇ〜
って、いいの!
アタイが女の子だもん!
かっぱらい少年のセネカの仕草が
妙に女の子っぽくて、
この子実は女の子なんでしょ?
って比較的すぐにわかったんですねぇ〜。
仕草でわかる!
アニメーションすごいですね〜。
お話は
神話に詳しくないけど、セイントセーヤみて育った世代ですので、
アテナとかポセイドンとかハデスとか…パンドラとか?
知ってたし、
プロメテウスも山岸涼子さんの漫画で知ってたし、
なのですが、
ウルトラセブン軽くこえ、???でした。
お話がやや複雑すぎで入っていけず。
アニメーションの出来は素晴らしかったです。
女の子の仕草が80年代、ぶりっ子世代な感じがうまく出てて面白かったです。
音楽も久石譲氏が担当なのですが、
なかなか80年ぽい雰囲気が出てました。
⭐️⭐️⭐️
面白い映画をありがとうございました😁