一年生の時に「特殊クラスへの転入を勧められた」という子。
先生の言うことがきけない、ひらがなや一桁の足し算すら覚えない、となれば
学校現場の教師としては普通学級での対応は無理、というのは当然でしょう。
しかし、親の方は普通学級で、普通に勉強できる子になって欲しいというわけです。
各種問題行動は一つ一つ「それはダメ」ということをわからせ
現在は
漢字は学年相当の読み書き、計算は分数通分は一応できるようになっていて
なんとか普通学級で授業を受けています。
答を教えずに最後は自分で正解を書いてほしいので
間違いを繰り返し訂正させているため、他の子ども達が皆帰った後
一時間ぐらいも余計に付き合うということが続いています。
会費は同じですから、このお付き合い分は持ち出しもいいところです。
どうにかして、「考える」ということを教えたいと思うのですけれど
それがなかなか。
一年生の時は「一度で正解が言えたらチョコ一つご褒美」なんて
お菓子で釣って一桁の計算を覚えさせたものですが・・・・・・
勉強が苦手な子に成功体験を積ませるのは難しいものですね。