次の記事では、石川遼くんが「年末時点で50位以内」を取って自力でマスターズに行くには!?を書くつもり…って、予告したんですが、ちょっとその前に。
ANAオープンが終わりました。
石川遼くんは「18位タイ」ってことでちょっと不調でしたが…
それでも、世界ランキングを考えると、もし1打落として「22位タイ」だったのとでは大違いなんです。
この試合ではたぶん19位までしかポイントが与えられませんから…
もし、もう1打頑張っていれば13位タイだったわけですが、その場合も含めて、賞金とポイントの両方を比較してみます。
ANAオープンの場合
13位タイ(6アンダー): 191万円、 1.54点
18位タイ(5アンダー): 143万円、 1.22点
22位タイ(4アンダー): 101万円、 0点
賞金もポイントも、1~4位くらいがものすごく大きくて、あとは徐々に下がっていくのですが、賞金は予選通過さえすれば少しはもらえるのに対し、ポイントは20位か20位より下になるといきなり「0点」なんです。
あ、ただし、優勝ポイントが大きい試合ではもっと下位まで点が付きます。(詳しくは前の記事を見てください。)
とにかく「あげるポイントの最小は1.2。それより小さいのはカットね~。」というルールになってるんで・・・。でもね、世界ランク50位付近は、平均ポイントが2.3くらいなんだから、1.2もらえるのかゼロなのかって、けっこう大きいですよ。
で、今回の石川遼くんの世界ランキングのポイントは、2.34⇒2.30 に落ちると思われます。順位は、他の人の様子にもよるけど、多分51位か52位かな・・・
でも、あと一打落としてて22位タイだったら 2.27 まで落ちてたのだから…
塵も積もれば山となる。とにかくこれからの試合も、
不調でも19位は死守!!
で行って欲しいものです。(そして好調ならもちろん優勝~)
※注:ANAオープンの優勝ポイントは、昨年は16点でした。もし、今年は18点に変更されているとすると、「19位」ではなく「20位」まで点がもらえます。
でも、日本のツアーの試合は16点が最低なので、とにかく19位以内であれば点がもらえる、ってこと。19位タイが何人居ても、最低でも1.2点はもらえるようです。
遼くんのポイントはやはり2.30で、51位でした。(ちなみに片山さんは53位。)
今週はパナソニック・オープンですが、去年はポイントがやや高い試合でしたが、やっぱりカブレラさんを始めとして、トップランクの選手が来たからかしらん? 今回はアジア&オーストラリアの選手が多いし、アマも多いし、ポイントはやや下るかもです??
19位以内、ですね。