ひらRINの子育てBlog 「You & Me」

ひらRIN{共働きサラリーマン(♂)}の視点から見た子どもの成長の記録。

研修。(その後)

2005年08月11日 | ひらRINの日記
残り2日……と思いながら通った研修。
これがエコノミー症候群だなんて忘れてしまうくらい
おもしろい研修でした。
と考えると、1日目はあまりおもしろくなかったのかしら……。

2日目午前は「心と体の健康な子どもの育成」と題して
脳の発達から人間の行動を科学するという
個人的に興味のもっていた内容でした。
脳って奥が深いですよねぇ。

午後は「感じる力、考える力、創造する力を育てる指導の在り方」と題して
わたしの大好きな相田みつをさんのご長男で相田みつを美術館館長でもある
相田一人さんの講演でした。言葉のもつ力や
昨年新潟の震災のあとに長岡市で開いた相田みつを展の様子など
感動的なお話ばかりでしたが、とてもユーモアのある方で
会場中に笑いが巻き起こることもしばしば。

3日目午前は「確かな学力を育成する指導の在り方」と題して
2本の講演。おもしろかったのは、2本目の東大附属中等教育学校
副校長の話。自分の子どもを東大附属に入れたくなりました。
東大附属はとてもユニークな学校で双子の研究などで有名ですが
ある年は、試験をして成績の悪い順に入学させたこともあるそうです。
中高一貫校ですから、6年間でどう成長するか……ということですよね。
試験もユニークで学力テストをしてはいけないということで
作文、適性検査、ヒアリング、と書くと大変そうですが
「遠足の企画を立てなさい」とか「お面を作りなさい」とか
そういう課題だそうです。

また午後は「これからの教師の生き方・在り方」と題して
またまた2本の講演。1人目が江戸東京博物館の館長。
江戸東京博物館が開館するまでのエピソードや
江戸時代、外国人からうらやましがられた
日本のスローライフ、シンプルライフの様子
江戸時代の寺子屋の先生の日記など
いろいろ紹介してくれました。
寺子屋の先生の日記がとても貴重で
1人の問題児の様子を毎日記しているのですが
この文吉くんがもうどうしようもなくて笑えました。
来年「江戸の教育」という特別展示をやるらしいのですが
その中でその日記も公開するようです。
昨日は一部だけの紹介だったので、来年見に行かなくては
と思いました。

2人目は「熱血ジャージ校長」の講演。
キレイ事抜きのお話はとてもおもしろく
江戸東京博物館の館長共々こういう人たちが
これから必要な教師像なんだなぁと思っていたら
最後に教育委員会の司会の人が「今のご講演の中にありました……」
と不適切な言葉をいちいち訂正していておもしろかったです。
キレイ事抜きで戦う現場 VS キレイ事ですべてをごまかそうとする教育委員会。
キレイ事のみで語れるほど現場はそんなに甘くないのです。

   by みぃ~ちゃん

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