津久井グローリークラブ ~ Tsukui Glory Club ~

津久井高等学校ボート部OB会 ”がんばれ 日本!”

世界ジュニアボート選手権・ブルガリア大会(その1)

2012-08-09 19:22:23 | ボート
【世界ジュニアボート選手権】(ブルガリア大会)その1

*** 日本代表ジュニアコーチ 菅原 裕 (津久井高校) リポート ***

2012/8/8
2012 世界ジュニア選手権(プロヴティフ・ブルガリア)リポート    No1
 
2012年8月7日(火)午前8時30分、成田のホテルを出発。
幸運にもロンドンオリンピックから帰国した男子軽量級ダブルスカルの武田大作選手が日本選手団の応援に駆け付けてくれた。
ジュニア選手たちは並んで写真を撮ってもらったり、握手をしてもらったりして良い記念となった。
出発に際し武田大作選手から「とにかく、全力で!」と力強いメッセージを頂いた。
オーストリア航空便でウィーン経由ブルガリアの首都ソフィアへ。そこからバス移動で大会会場であるブルガリア第二の都市、プロヴティフに到着した。
天気は快晴。暑い。
現地到着時刻は午後11時10分であったが、時差の計算をすると、日本からは約21時間の長旅となった。
明日の予定を確認して早々に休んだ。
今回の大会はオリンピックイヤーであるため、シニアの世界選手権大会と併催となった。
日本選手団はシニア・ジュニアを合計すると選手、スタッフで総勢43名の大所帯となった。
 
そして今日である。午前6時起床。7時朝食。当然ながら時差ボケ感がある。
宿舎はプロヴティブ市の中心から東側にある新しい施設で「ホテル アクアランド」。
名の通り、大きなプールを併設しておりウォータースライダーなど沢山のアトラクションを兼ね備えたレジャーランドといった感じである。
サマーヴァケーション中であり、親子連れや若いカップルが沢山訪れていた。
朝食後、午前9時。ジャパンのチャーターバスにシニア・ジュニアの選手団が乗込み会場へ向けて出発。
暑い。とにかく暑い。湿度が15~16%と低いのでまだ良かったが、寒暖計は日中から夕方にかけて36~38℃をさした。
ジリジリと暑かった。風も比較的に強かった。
 
2012年チームジュニアジャパンは選手・スタッフ・使用艇まで全部含め「made in japan」で世界大会にチャレンジしようという
大きなスローガンを掲げて準備を進めてきた。特に艇に関しては過去外国艇をリースして大会に臨むというのが主流だったが、
今年は是非とも日本製の艇で勝負したいという事で、桑野造船さんの全面的なバックアップ体制を得て今大会に臨む。
大会使用艇は国内よりコンテナでブルガリアまでの輸送中という事で未だ到着して居ない。到着は明日の予定。
従って今日は午前、午後とも軽いトレーニングとなった。


8月8日(水)
午前の練習内容
午前10時 コース周辺の散策~ウォーキングおよびストレッチング
・ランニング5㎞~コース1周
・ストレッチングおよび整理体操

午後の練習
午後1時30分 ホテル内のプールで水泳~60分程度
午後5時30分 コース隣りの陸上競技場でトレーニング
・ジョギングのあとストレッチング
・400m×2 肩・首のストレッチ、スキップ、サイドステップ、10秒ダッシュを含む
・ラダーステップ~7種目
・クロスステップ
・10mダッシュ~スタートバリエーション6種目
・3人鬼ごっこ
・パートナーストレッチ

9名の選手にロンドンオリンピックから榊原春奈選手が合流して、男子5名、女子5名、2012年世界ジュニア選手権大会出場選手、総勢10名がそろった。
明日の艇到着を待ってリギング作業、乗艇トレーニングとより実践的に進めて行きたい。
またジュニアは今回シニアとの初合同遠征である。ジュニアからシニアへの一環指導を考えたとき非常に有効な機会と捉えることができる。
この合宿中で二つのカテゴリーの選手たちが積極的に情報交換を行えるようになってほしい。



ロンドンオリンピック 武田選手を囲んでの世界ジュニア日本選手団
~ 搭乗手続き中の成田空港ロビーにて ~


ブルガリア レース会場


競技場でトレーニングに励む全日本クルー


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