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Takの秘密の木

誰にもいえない気持ちは、誰もしらない秘密の木の洞に、こっそり語って蓋をするんだって。@2046

ダディ、到着。

2011-06-05 | ドラマ・映画・舞台の感想
『フライ、ダディ、フライ』の豪華版をついに発注してしまったのさ。
今日届いたらあらかわいい。
ストラップもすごろくも超かわいいじゃないのさ。
本編はさっそくみて、なるほどと。
いろいろな意味でなるほど。(笑)
や、そりゃ岡田くんのつつみ愛が炸裂するのも無理ないって。
偶然じゃない。すべては必然なんだ。

鈴木さん(堤さん)は16歳の娘がいるにしては、ところどころせくしー過ぎます。
特に奥さんに抱きよせられるところなんて、あまりにもせくしーでそわそわしちゃったじゃないのさ。
のたうちまわりそうになるのをなんとか堪えたよ。
なんなら私が代わりに・・・・なんて思ってない。ちらとも思ってない。ほんとに。
舜臣(岡田くん)は輝くばかりに美しい。
100人中100人が美貌を認めざるを得ないレベルなんじゃないかと。
どうでもいいけど、私は陳舜臣は大好きな作家です。

これから特典みます。

映画プリンセストヨトミ(追記)

2011-06-04 | ドラマ・映画・舞台の感想
ようやっと観てまいりました・・・・・。
金曜夜とはいえ、この時間帯にこんなに混んでる映画館は久しぶりにみました。
たぶん多くはカリブの海賊のお客さんだと思います。
プリトヨは、そもそもそれほどキャパの大きくないスクリーンでの上映ではありますが、7割ぐらいは埋まってました。
客層は、老若男女ほんとにばらばら。男女比率も半々ぐらいかな。

以下は雑感。
なるべく核心には触れないように書くつもりですが、ネタバレを避けたい人は読まないでください。





大筋は大阪製ダ・ヴィンチ・コード。それにプラスαって感じかな。
筋の骨子自体はほんとダ・ヴィンチ・コードまんまだな、と思いましたが、宗教が絡んでいるわけではないのでオカルトちっくなおどろおどろしさもなく、ひやひやするようなアドベンチャーや超常現象的なことがあるわけでもなくて。
ヨーロッパ的な陰鬱な重々しさもなく、文学的な(?笑)難解さもなく。たぶん監督がそういうセンスの持ち主なのかな。劇場版HEROの監督さんですよね。
むしろ舞台がイタリアのフィレンツェやバチカンなどではなく、大阪なだけに、雑然とした明るさや人の温もりの近い市井の生活感が満載で。そしてそれは、物語の重要な要素でもあるかのかも。

肝心のプラスαの部分ですが、私的には二つあるな、と思いました。
一つはやはり、「父と息子」という関係。
もう一つは、「国」というもの。

父と息子の関係については、一つ前の記事で書いたことが、ほとんどそのままの形でセリフの中に出て来たので我ながら驚きました。
観ながら、「やっぱりか・・・・・・」と思ってしまった。
たまに友人たちから、悪魔の洞察力と言われることがあるけど、あんまり明け透けに剥きつけに読みを当て過ぎるのも、あんまいいもんじゃないですね。
キャストの方々が再三匂わしていたことでもありますが、今回はそれら附帯情報がたくさんあり過ぎて、物語(作品)に集中して没入することができず、役者さん個人の背景ばかりが気になってしまった。・・・・・
松平元ではなく、堤真一さんの心情ばかりを慮ってしまったというか。・・・・・
私は、映画はその作品の世界観にどっぷりとハマりたいタイプなので、上映中に役者さん個人のことを考えてるようじゃダメなんです。
その"役の人物"の背景や心情を斟酌したい気分にならないと、作品に対して冷めた客観性が残ってしまっていて心底からは愉しめない。
もちろん、これは私自身の問題でもあるけど、作品自体もそこまで耽溺できるほどでもなかったともいえるかも。・・・・・
しかし、たとえ内容や描かれている心情が予想の範疇のものであったととしても、「ぜひ男性の方にこそ観てほしい」と堤さんが仰る気持ちには、とても共感はできます。
もし"それ"に気づかないのであれば、もし"それ"を知らないのであれば、間に合う内に"する"方がいいから・・・・・。
そうそう、松平という男個人の心情については、最後の方で少しだけ描かれるんですが、それはやはりすごく良かった。その瞬間は堤真一という存在を忘れてました。
松平は一応主役ではありますが、どちらかといえば狂言回し的存在で、彼自身にスポットがあたることは逆に少なかったような気がします。
プロモーションで堤さんが仰ってたように、中井貴一さん演じる真田という存在が、常に真ん中にある感じ。

そしてもう一つ、「国」というものですが・・・・・。
松平のセリフで、「なぜ大阪国の存在を信じることができる!?」というのがあるんですが、その時ふと思ったんです。
「あると信じている人が大勢いれば、その国は実質、存在することになるんじゃないかな・・・・?」と。
数十人、数百人レベルの人たちの考えならば、それは単なる好事家のファンタジーや妄想の域で終わるものですが、何万人という人が「自分は大阪国民だ」と確信し、実際にその為に何らかの行動を起こすことができるのであれば、それは間違いなく存在していることになるのではないかと・・・・。
国土や国庫、政府があるから「国」なわけではないのかもしれない。
「自分は大阪国民だ」と思う人がいて、共通する認識を持つ人が何万といたら、それに対して他の政府や制度からのお墨付きを貰っていようがいまいが、その人たちの中では大阪国ははっきりと存在するわけで・・・・。逆にその存在を否定することは、誰にもできない。
少数ならば妄想に過ぎないものであっても、それが何千何万人ともなると途端に実体を持ち始める・・・・・。
人間って、国家って、おもしろいな、と。

私の両隣の男性は、府庁前あたりのシーンになると、身を乗り出して観ていました。
男性には、感ずるところが多い作品であるのは事実かもしれませんね。
男って切ないな、と、私はやっぱり思ってしまう。
そんで男の切なさを演じさせると、堤真一さんはぴか一だな、と。(笑)
あと武将姿もね!(笑)


プリトヨとは関係ないけど、堤さん話。
タンゴ 冬の終わりに』がもんのすごく観たい!
どうも映像化はされていないようですね。・・・・されてたら諭吉さん数人でも出すのに。
だって堤さんのタンゴだよ!?タンゴ!!アルゼンチン・タンゴ!
タンゴが大好きな上に、あの堤さんが踊るとなったらもうもうツボ過ぎるだろ。
あの体型、あの顔、あの風情でタンゴとかーーーーーー!!!私のためのような設定じゃん!他の内容もめっちゃくちゃツボだし!
私、実はこの作品の存在自体は知ってました。
それもアラン・リックマンのラインから。(苦笑)
アラン・リックマンが演じてるところを観たいと、その時も思ってたんです。
アラン・リックマンも大好きな俳優さんです。『愛しい人が眠るまで』とか。(すねいぷさんは・・・・・まあ)
ああみたい。もし録画があるのであれば、NHKあたりが放送してくれないかしら?

SP野望篇メイキング

2011-04-25 | ドラマ・映画・舞台の感想
野望篇DVD、日曜の夜に届いて、ちょこっとだけ見るつもりがそうはいかず、案の定、寝不足もあるのかものすごい頭痛に再び襲われた月曜日・・・・・・。

いやはや、想像以上の岡田くんの狂気っぷりと堤さんのおふざけっぷりで。・・・・
ネタバレを避けたい人は、以降は読まないでください。
たいしたことは書きませんが、やはり本編未見であるならば、本編を観てからの方がいいかと思います。



堤さんはいかにも関西人らしく、舞台挨拶とかでは隙あればふざけようとする感じ。(笑)
もちろん演技には一切手抜きなく、文句なくすばらしいです。
作品がどんな内容であっても驚くほどに大真面目と言っても過言ではなく、それが堤さんの最もすばらしい特質の一つでもあるのかな、と思っています。
だけど会見とかになると、抜きどころを作るのが役割と思っているのか、照れもあるのか、どっかでくすぐりを入れないと気が済まないみたい。(笑)
岡田くんも松尾さんも関西出身だから、話にオチがなければいけない空気がそこはかとなく流れるのかしら?
「岡田くんに嫌われた。避けられてた。」と言って、「大好きです」と言われるシーンが何回か。(笑)
言わせといて照れてるし。・・・・・
かわいい人です。
でも、面影にはまだ尾形の影が色濃く残っていて、それがなんとも言えないアンバランスさを醸し出していて。
野望篇公開前の『僕らの時代』の時もそうでしたが、目つき表情が追い詰められたような思いつめたような鋭さ息苦しさが漂っていて、あの雰囲気は「尾形総一郎」をどこかに宿していたからだったんだろうな・・・・と。
野望篇は、本編もそれほど尾形の出番が多くはなかったので、特典映像も比較的少ないですが、それでもインした直後の表情やインタビュー、プロモーションの映像は必見ですね。
クランクインしてファーストカット直前、なんとなく落ち着かない様子で、SPの装備やスーツを確かめ不安気な堤さんが、フレームに入った途端に尾形になる様子は見ものです。
スラっとしててハンサムな、ちょっと線の細いお兄さんが、内に重いものを抱えた警護課係長・尾形になる。
たまらんです。

さて、そんなおふざけ堤さんに対して、舞台挨拶での岡田くんの落ち着きっぷりときたら・・・・。
驚くほどの老成っぷりというか、堂々たる仕切りっぷりと言うか。
私は俳優の岡田くんしか見聞きしたことがほとんどないので、そういうことは不得意な人のようなイメージしかなかったんですが、歳にそぐわぬぐらいの貫録で。
まあ、GRとか聞いててもそうだし、読書家で知識豊富だから、言葉に少々若々しさがないのはわかりますが、30になったばかりであんな落ち着いてる人、一般社会でもそうそういないんじゃないかと。
おっさん通り越してじじむさいぐらいでした。(笑)
なんかどっかで誰かにも言われてなかったっけ?「おじいちゃんみたい」って。(苦笑)
なのにアクションに対する姿勢や言動は無茶苦茶で、若くなきゃできないことばかり。
自分で背中から落ちること提案するわ、着地姿勢のところでタックル受けるし、10mぐらいから平気で助走つけて飛び降りるし、ほんとめちゃくちゃ。
や、できる自信はあるし、できる技を身に付けているからこそ言ってるんでしょうから「無茶」ではないんでしょうけど、プロのアクション監督に「危険だ」って即却下されてるんだもの。・・・・・
おまけに、リハーサルではまったくのノーメイクで頭は寝癖だらけのもしゃもしゃ、髭も剃ってないし、動き易いズルズルの格好で、たぶん顔だけ洗って家出て来たんだろうな、て感じで。(笑)
よくあの事務所が表に出すのOKしたなって感じの映像。(笑)アイドルのイメージ守る気ぜんぜんないよ、あの人。むしろおとめの夢をぶち壊すんじゃない?(笑)
私的には、なんっにもしてないたぶん最低の状態でこれなんだから美形はいいよな、て思ったけど。・・・・・アイドル王子様ドリームを持つ類の乙女たちはショック受けるんじゃ?(苦笑)
おもしろい人、ほんとに。
だけどコメンタリーできちんと整えて出て来た岡田くんは、やっぱり目立つほどの美男子で、宝石は磨けば光るんだよなー・・・・と。

革命篇のDVDもごれぐらいがっつり作ってくれるのかしら?
革命篇は尾形さん中心だから、堤さんのすてき映像がてんこ盛り?
・・・・・どぅふふふふふ・・・・・楽しみっす。

無理難題と自問自答を繰り返す

2011-04-18 | ドラマ・映画・舞台の感想
JINの1回目、見ました。
かなりおもしろかったです。
森下さんの脚本は結構好き。
今、酷い頭痛でまともな感想が書けそうにもないんで、さらっと。ちょこっと。

シビア過ぎるんじゃ・・・・?と思ったり、たびたびの感動押し売り路線が鬱陶しかったり、泣かせ小細工が鼻についたりすることもあるけど、その底には、冷静な客観性とストーリーテリングという一本のしっかりとした筋の存在を感じさせて、そのクールさがおもしろいところでもあり鼻白む時もあり。
でもその噛みごたえのある感が、いかにもプロの仕事と言う印象があって安心して愉しめる。

前作が成功すると次は予算が潤沢になり、やけにスター俳優なんかを起用したりして、結果として焦点が散漫になり、作品の質が落ちると言うのはままあること。
アイアンマン2なんてまさにその典型かと思いますが、JINはその手の轍は今のところは踏まずに済んでいるようで。
スター俳優を呼んではいるけど、使いどころと利かせ方がほどよくて、見事な塩梅で。
それにこれは前作の時からそうだったけど、キャストのバランスが絶妙。
誰も出過ぎず、引き過ぎず、かといって変なローテーション感や厳密なセリフ量の配分感が赤裸々なわけでもなく、全員のかみ合わせがとてもいいような気がします。
たぶん、仁を演じる大沢さんの魅力だけではダメで、内野龍馬の強烈さだけでもだめで、一服の清涼感のような綾瀬さんの咲もそこに加わってこその作品のクオリティというか。
小出さんも麻生さんもぴたっとハマるピースで。

時代が時代なだけに、あまりのハイテンションに、視聴後にかなりの疲労感も否めませんが・・・・。(苦笑)
でも次回が楽しみなドラマってほんと今は希少だから、精一杯楽しみたいと思います。

そんなかんじ?(追記)

2011-03-18 | ドラマ・映画・舞台の感想

愛すれば、愛が帰ってくる。
援ったつもりが援われてる。




(追記)以下反転。

随分と前に書いた記事ですが、公開するタイミングが判断つかず、こういう形で載せることにしました。
映画本編を見る前に書いたものです。

**********

SPのプロモーション関係の録画をチェックすることができました。

めざましでちらっと、「堤VS岡田」とテロップ入りで、尾形と井上の格闘シーンが流れましたが、もーーーー・・・・・・………
もーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・本気で井上を殴りつけ銃口を向ける尾形の姿には、なんだか涙が出てきてしまって、我ながらびっくり。
朝の出かけから泣きべそ。(苦笑)
ものすごく心乱されてしまった。・・・・・
見てる方がこれだけショック受けるんだから、演じてた岡田くん、堤さんの心情はいかばかりか。再三映画誌などで「堤さん相手につらかった」と岡田くんが言ってたわけがわかる気がします。
KINEJUN NEXTに載っていたインタビューとか読むと、やっぱ堤さんの役に対する掘り下げ方って半端ないから、心身ともに俳優さんの負担はすごいんだろうなー・・・・と。
だけど。・・・・・
それとは別に、その格闘のフォームがすばらしく美しくて。
けしからんほどに。・・・・・不謹慎極まりないけど、戦う姿がすばらしくせくしーで綺麗なんだよね。
格闘技師範である岡田くんはもちろんなんだけど、堤さんの背中や肩、長い手足の整った姿形、シャープで澱みない動きには、思わず目を奪われる。
長い腕がしなりを利かして振りおろされ、間髪をいれずに反す手で容赦のないダメージを加える。
その澱みのなさがいかにもプロフェッショナルな感じがして、ドキっとする。
最初からとどめを刺すことを意図した動きって、やっぱ普通の人はしないもんなんだなー・・・・と気づかされる。
フォームの無駄のなさ、鋭い踏み込み。
綺麗だなー・・・・もう一回見たいなー・・・・て。
そして井上に壁に押し付けられた時の尾形の表情、なんなのあれ!?反則!!
一転、井上をねじ伏せる時の狂気の目。やヴぁ過ぎるでしょ!!?
二人は格闘をしながら心の奥底で語りあってるんですよね。

もうあのシーンを見ただけで、あまりにも観に行きたくて、観た過ぎて、なんだかわなわなして来ちゃいましたけど・・・・
今はまだ、映画館に行ってゆっくり鑑賞できるような状態ではありませんね・・・・・。

**********

・・・・・というわけで、先日本編を観てきたわけですが。・・・・・
ネタバレせずに感想書くのがものすごく難しいですね。(苦笑)
きゃーきゃーとかうわぁぁとか、そういう他愛のない感想ですら、ネタバレにつながりかねないし。・・・・
ラストの感じだと、尾形さんはもう一段、奥がありそうな感じかな・・・・?
でも、とりあえず、革命篇の段階では、尾形さんが井上を始めとする四係に注いだ愛は本物であったかな・・・・とも。

Very, Very Sorry(追記)

2011-03-08 | ドラマ・映画・舞台の感想
尾形さんの「本当に残念だよ・・・・」の英訳、ではありません。
ペケポンの罰ゲームの、英語での謝罪があんまりにもおかしくて。完全に羞恥ぷれいだよね、あれ。(笑)
「Ms.Yanagihara, I'm sorry.」って。・・・・・かゆいーーーー!
あんなに惑わされるのを頑なに拒んでいるのに、なぜか最後は有田さんに惹きつけられてしまう岡田くん。目と目で語り合ってるし。(笑)
一旦終わってる「ヨーグルト?」ボケを引きもどしたり、「金メバル?」とか、「魚のペース」(速いらしい・笑)、前にも思ったけどなぜか芸人さんに囲まれていると妙に馴染んでる感じがしておもしろい。外見は浮いてるのに。
タカトシさん、柳原さん、くりーむしちゅーさんの5人の誰とでも噛み合わせがよくて、やっぱ関西人なんだよなー・・・・と(でも今回は関東系芸人さんばっかりだけど)妙なところで感心してしまったり。
芸人さんたちも、岡田くんっていじり易いのかな?割と容赦ないこと言ってるんだけど、角が立たないし、ちゃんとシチュエーションとして笑える。
タカトシさんとは「お試しか」でまた絡めるのかな?
楽しみ。

2夜連続のSPSPは、私的にはちょっと残念・・・・だったかな。いろんな意味で。
1夜目の総集編は、連続ドラマ全回を2時間弱にまとめること自体がそもそも無謀だったような。・・・・
あれでは、まったく登場人物の心情面が追えないし、井上の能力の特殊性も説明不足で、すでに見たことがある人が過去の出来事を思い出す分には丁度いいかもしれないけど、まったくの初見の人にしてみたら支離滅裂の印象すらあったようで。・・・・
傑作回を一つ選んで、情報を補足して行くような編集だった方が、プロモーションとしては効果的だったような。・・・・・
岡田くんin LAも5分ぐらいで終わってしまったし。なんか全体として中途半端だったなー・・・・と。
でも、岡田くんのトレーニングのシーンはすごかったですね。(驚愕)
香川さんが、「普通の役者は、10やらなければならなかったら10できるようにしてくるものだけど、岡田くんは100できるようにして90引いてくる」と言った意味がようやくわかったような気がしました。
正直、引くほどすごかったです。(笑)言葉を失いました。
物静かで読書家で穏やかな、どちらかというとインドアインテリ系な岡田くんじゃないみたいだった。まったくの別人。
アグレッシブでパワフルでスピードがあって、鋭い視線に乱れる髪・・・・ぞわっと来た。
ギャップが凄くて、だから逆にすごい魅力的だった。
あれじゃあ、師父も大喜び、太鼓判で師範にするのもわかります。
あの高度なスキルはもっと作品で披露していかないともったいないよーーー。
SPの続編は無いとしても、アクション系の作品をもっとどんどんやってほしいな。

2夜目はまさに「嵐の前の静けさ」と言った感じで淡々とした内容でしたが、複雑に絡み合う細部を予習できたのはよかったです。
テロ側がまったく一枚岩ではない、というのは新しい情報でしたし。
伊達・尾形・麻田総理・有翔会?の面々・・・それぞれがそれぞれの思惑・目的があって、お互いを利用し出し抜こうとしてる。それぞれがそれぞれの曰く因縁があって。・・・・
逆に四係は、それぞれの立場はありつつも、尾形と井上を助けたい、という思いは全員一致してる。
尾形本人が四係を国会の警備班に追加したんですね。・・・・・おまけにあの手紙は何?
身辺整理をしてるところから見て、尾形は革命の将来を見るつもりはないようですが。・・・・・
白いワイシャツ一枚でノータイの尾形さんは、えらい色っぽかったけどーー。(笑)
や、やっぱスーツでのアクションっていうのが、いいんだなー・・・・とつくづく。
スーツって動き難いけどね。でもやっぱ美しいよね。
ストイシズムがありつつも、ネクタイとジャケットの裾をひらめかしつつ、スマートな動きをされると、がっつりやられるね、やっぱ。

そんなスーツが似合う堤さんだけど、すますまでは尾形の欠片すらも残っていないご様子で。(笑)自前では冠婚葬祭用スーツ一着しか持ってないとか言うし。
時々インサートされる尾形の画像と顔つき自体が別人になってて、ほんと俳優さんってすごいよなー・・・・と。
それに、なんかすごく痩せてる?痩せ過ぎぐらいな気もするけど。
頬のラインがいつもシャープな堤さんが好きだけど、ちょっと削げ過ぎな気が。・・・・・
今はALWAYS3の撮影中なのかな?髪型とかからして。・・・・・病気かなんかになる役柄なのかなー・・・・。
ただでさえちっちゃい頭がますますちっちゃくなってるような。首も細いし。
ちょっと心配。
お話はいつもの通り、すごくおもしろかったけど。
ワタクシなんかで良ければ、いつでも嫁に参りますが・・・・・。(たぶん全国の何十万という女性がそう思っただろうな・笑)
画面下に出るテロップのつぶやきが、男性率高いのが少し気になったけど。(笑)
堤ファンって、意外と男性が多いのかしら?


追記。

キリンのFIREのCM、いいっすね!
SP版もすごろく版も、それぞれ違う味わいで好きかも。
岡田くんも、SP版ではちゃんと井上してるし。(笑)
でも石田こと神尾さんにもセリフをあげて欲しかったな・・・・。神尾さんって、いい人が滲み出てる感じがするんだもん。
TNPのシリーズもかなり好評のようで、新しいバージョンがオンエアされてますね。
こっちの岡田くんはかわいい感じかな。

「これを上映しろよ!」(笑)

2011-02-26 | ドラマ・映画・舞台の感想
ぜえぜえ・・・・
やっと今、録画しといためざましととくだねをチェックできました・・・・・。
豪華っすね!主要メンバー総出演だったんですね。
香川さん、堤さん、岡田くん・・・・と、並び立った姿は、ちょっと感動的でもありました。
(・・・・しかし、めざましは7時台のコーナーでは、SPを取り上げてくれないんだよね。・・・・野望篇の時もそうだったような・・・・・。それに香川さんが岡田くんに言ったという「ボクシングやらねえか?」のシーンを流してくれなかったのは残念だよ・・・・)

しかし堤さん、さすが!!その通り!(笑)
SPのリメイク権獲得の申入れがハリウッドから来ているそうですが、日本版をそのまま上映してみりゃいいじゃんね!先ずは。
だって内容としてはアメリカでも充分通用すると思ったから、リメイクしたいんでしょ?
そりゃ、名前と顔で集客できるようなスター俳優はいない・・・・というか、日本人しか出てないけど(笑)さ、昨今のアメリカの低予算単館系映画流行りの中でなら、このまんまでまずは一度掛けてみる価値はあると思うんだけどね。
だいたい、日本人独特の感覚こってこての内容なんだから、アメリカを舞台にしてもそもそも意味ないと思うんだけど。

ピクトアップに警護のテクニカルアドバイザーの方の記事が載ってたけど、SPは公務員なんですよね。
しかも、警視庁、つまり東京都警察の中の一機関に過ぎなくて、肩書としては警察官。
Security POLICEなんだもん。
一地方公務員ですよ。
だからこそ、"東大エリートの係長・尾形"という設定が生きてくる部分もあるのだと思うのだけど・・・・。
その辺の、官僚の学閥エリート的なノリとか、アメリカに翻案するのは無理なんじゃん?
岡田くんも言ってたけど、シークレットサービスに置き換えるんであれば、既に「バンテージ・ポイント」みたいな作品があるわけだし。
軍事大国アメリカに「国民の平和ボケ」とか言われてもねぇ・・・・・。(苦笑)
まあ、井上の特殊能力的な部分とか、おいしそうなところだけをパクるんでしょうけど。
ワタクシ的には、日本はそういうオファーを変にありがたがって簡単に下手に出ないで、小規模でもいいから一度は日本版をアメリカで公開する、というのをリメイクの条件に入れてもいいんじゃないかと思うけど。

堤さん、怒られて「うれすぃーーーです!」とか言わされてたけど。(笑)
いたわりあう堤・香川40代コンビという、素敵かわいい様子も見れたことだし、みなさんほんと和気あいあいで、作品を愛してて楽しそうで、出来栄えに対する自信のほどは伺えたような気がします。

あーーーーーーネタバレずに初日まで居られるんだろうか?!私。(苦笑)
早く観たいようーーーーーー観たいようーーー。

肉体が物語る

2011-02-22 | ドラマ・映画・舞台の感想
ピクトアップのSP関連の記事の数々、どれも最高におもしろいですね。
特に、堤さんと香川さんのインタビューは必読だと思います。思わず購入してしまいました。

堤さんの演説シーンの演技に関する考察はとても興味深く、共感することしきり。
「50歳に向けての基礎固め」の話は、何だかとても嬉しかった。"自分から発信する役者"、期待してます。(笑)

香川さんの記事は、いつも漏れなくとてもおもしろいですが、「心の闇を吐露したり、心の苦しさを泣き叫んで表現すれば演技賞ものみたいなことが言われがちだけど、実はそれは一歩手前。俳優が一番恐れているのは身体を使うこと」という下りが一番刺さりましたね。
岡田くんは100できるところを90引いてやる。コントロール力がすごい、と。
そう、確かに。彼のバランスと制御能力はすごいんですよ。
それと、今の観客は"ごっこ"を観切る。それが、いい俳優とそうでないと言われる俳優の差になる、という話。

ほんと、その通りだと思うんですよね。
私がスポーツ観戦が好きなのは、肉体は嘘を吐かないからなんです。
・・・・というか、嘘を吐けないから。
いかにその選手が修練を積んだか、いかに才能があるか、いかに成長したか、どうやって何を考えて進歩・進化して来たか、それらすべてが、肉体そのもの(筋肉の付き方や身体つき)と身体の動きに、文字通り赤裸々に現れる。
誤魔化しようがないんですよね。
最高のアスリートの最高のパフォーマンスを見ることの楽しみ。
それらをつぶさに目撃すると、他では得られないような言いようのない感動が湧いてくる。

どなたかが、「あしたのジョー」について、「あの身体とボクシングのスキルをあのレベルにまで高めたら、8割方成功したようなもの」と仰ってましたが、正にその通りだと思います。
先日同作品を観て来ましたが、原作の再現力とボクシングシーンのクオリティがとても高くて、かなり心動かされました。
ボクシングマニア香川さんの現場監督っぷりが、たぶん存分に生かされた部分もあるのだと思います。(笑)
肉体は嘘を吐かないんですよね。
あの肉体が造られれば、あの動き、形が可能になる。すばらしく理にかなった話です。
あの腹筋がなければ、ボディーブローの映像は撮れないし、あの研ぎ澄まされた上腕や肩がなければジャブやアッパーのスピードが出ない。
スーパースローで顔が歪む様子を逐一追った映像は、たぶん「シャーロック・ホームズ」の手法を取り入れたものだと思いますが、マンガの再現においてすごく適切なやり方だったと思います。
CGと勘違いされている方もいるようですが、あれはすべて実写なんですよね。
伊勢谷さん演じる力石の計量シーンのインパクトは、言葉では説明できない。
背中に"力石徹"と大書されたガウンをはおる姿は、マンガで読んだ時に受けた印象と寸分違いなくて、ぞわっと鳥肌が立ちました。
もちろん最後のシーンも・・・・・・。
私が原作の漫画を読んだのは、10年以上も前ですが、その絵がありありと脳裏に思い出されるぐらいの再現性でした。
どや街や丹下ジムの映像もすばらしく、曽利監督という人がかなり好きになってしまいました。「ピンポン」の監督さんなんですよね。
やまぴーも、ジョー役として見た目の造形的には完璧な人だと思います。
欲を言えば、もうちょっと背筋を付けて欲しかったけど・・・・・。ボクサーの背筋って、もっとカブトガニみたいになってるんですよね。(笑)伊勢谷さんはいい背筋してたけど。
でも、後ろ姿の細くて長い脚や、帽子をかぶった横顔なんて、綺麗でまつ毛が長くて、ジョーそのものって感じ。
原作の後書きで読んだような憶えがあるんですが、確かジョーって、その当時の少年漫画では画期的なキャラデザインだったらしいですね。
これまで、男性の目に、それも主人公の外見の表現に、長いまつ毛を描き込むということをした人は誰もいなかったとか・・・・。
"ジョーはとても美男子"という設定、当時は珍しかったそうですが、作者は敢えて意図的にそう表現したそうですね。だからこそ、女性ファンがかなり付いたとか。
ジョーは見目麗しくなければならない。どや街の老若男女みんなが入れ込んで応援せずにいられないほど華がなければならない。
その点、やまぴーについて文句を言う人は、どうも見当たらないような気がします。(笑)
私的には、喋らなければもっと完璧、って感じもしてしまいましたけど・・・・。
たぶん、彼は普段からああいう喋り方で、声に感情を乗せるのがヘタなタイプなんでしょうね。
セリフより肉体で語った方が雄弁だから、ある意味、この作品を選んだのは正解だったのかも。
演技は、伊勢谷さんと香川さんがしっかりと担っているのでストーリーテリングとしては問題ないでしょう。(笑)
香川さんの特殊メイクは、正直観る前はすごく不安でしたが、10分もしない内にまったく気にならなくなりました。
丹下のジョーとボクシングに対する妄執が、気味悪くもありおかしくもあり切なくもあり・・・・まさに丹下そのものでした。
もし第二弾が造られるのであれば、観に行ってしまいそうです。(笑)

肉行く?(追記)

2011-02-17 | ドラマ・映画・舞台の感想
肉行く?牛?豚?馬?・・・・と原川さんは言うけれど、私は正直、それほど焼肉屋さんは好きではない。・・・・・
営業の連中と付き合うと、しゃぶしゃぶ食べ放題→焼肉食べ放題→ハンバーグ屋→カレー屋→・・・・とか連れまわされるんで、すぐに胃をやられてしまうヘタレでございます・・・・・。でみぐらすそーすとかもあまり好きじゃない。・・・・

ま、肉は行きたくありませんが、SP試写会は行きたいです。
総務課さんがおもしろい企画やってますね。
http://twinavi.jp/news/detail/11840
ツイナビとコラボ?
決まったハッシュタグを付けてツイートすると、抽選で、「SP革命篇」完成披露試写会チケットが当たるそうです。
もちろん、作品自体にも興味あるんですが、こういう応募の形態って初めてなんで、どういう仕組みになってるのか興味深々。
どうやって抽選するんだろう?
当選の知らせ方は?
使えるツールかなー・・・・・?
当たりたいな。

(追記)
SP野望篇が、日本アカデミー賞話題賞を受賞しました。
「孤高のメス」で主演男優賞にノミネートされていた堤さんが代表して登壇されて、盾を受け取ったのですが、受賞スピーチがとても良かったです。
「SPはアクション映画です。主演の岡田くんも、『話題賞』という賞での受賞が、最も嬉しいこと、本望だと思います。」というようなことを、仰ってました。
堤さんご自身もとても誇らしそうだった。
本当に、本当にその通りだと思う。
だからこその"野望"だと、みんな言ってたしね・・・・。
堤さんはほんとすべてを分かってらして、岡田くんの名前もきっちり出して、いろんな意味で俳優として落ち度のない人だなー・・・・とつくづく。
今回は残念ながら、最優秀主演男優賞は獲れなかったけど、ま、こういうものは"順番"だと、私は思っているので・・・・。
いつか堤さんの番が回ってくるでしょう。
しかしあの堤さんの様子を見ても、SP革命篇、ますます楽しみになってきた・・・・。


さて、ジョーの初動が出たようですね。
ここんとこ映画鑑賞に行けない反動か、興行をまめにウォッチしてるんで、引き続き、少しそれに関する記事を書いてみようかと思います。
まずはGANTZの3週目から。

あまりにもSPと似た推移なんで、累計の折れ線が重なっちゃってて見難いですね。
週間の棒グラフで見てみると、3週目の実績としては悪くない。むしろ、なかなか良い感じの推移してるみたいですね。
これなら30億以上は行けるんじゃないかなー・・・・。ジョーとのカニバリはほとんどなかったと言えるでしょうかね。
・・・・あ、でも金曜休日だったんだっけ。・・・・
そう考えると、ウィークデイがもっと伸びててもおかしくないから、ちょっとジョーと食い合ったのかな?

ジョーは、初動5億に届かなかったので、初動2億前後の作品とラインナップしてみました。

最終が65億近い「おくりびと」の推移は例外中の例外と言えると思いますが、どうかなー・・・・最終20億ぐらいかなー・・・・。
これも大型連休がない時期を鑑みると、まあまあ、かな。
ついったの感想とか見ると、評判はワリと良さげなので、意外と粘り腰をみせるかも。

レボる(追記)

2011-02-11 | ドラマ・映画・舞台の感想
レポる。ではありません。レボ(リューション)る。
SP野望篇を観ることを「野望る」というならば、革命篇はレボるになるのかしら。・・・・

レボるまでのスキーム(笑)が発表されました。
http://www.cinematoday.jp/page/N0030274

■3月4日(金)21:00~23:12「『SP』スペシャル アンコール特別編」
 *ドラマシリーズのダイジェスト版
 *SPを語るうえでは欠かせない人たちに会うために、ハリウッドに行ってきた映像
 *SPのためにトレーニングしてきた映像

■3月5日(土)21:00~23:10「SP 革命前日」
 *「革命篇」で描かれる事件前日の警護課四係のメンバーそれぞれの様子
 *尾形の裏に迫る公安の田中の動き
 *『SP 野望篇』のダイジェストも盛り込まれる

■3月12日(土)映画『SP 革命篇』全国公開

■4月16日(土)『SP 野望篇』のDVD発売

要するに、4時間以上、みっちりと録画して、改めて刮目せよ!ということですかな。
仕方がない・・・・・・大義のためだ。

あ、そうだ。
日本映画navi、読みましたです。
堤さんの記事、とても良かった。先輩になっても先輩を追いかける姿勢が好き。
なみなみならないね。それにやっぱ渋くてせくしー。
そして岡田くんは美しかった。・・・・・・美しいってそれだけですばらしい。


(追記)
やばい・・・・・。
「あしたのジョー」の番宣見てたら、ハマりそうな予感してきた。・・・・
香川さんと伊勢谷さん、相変わらず頭おかし過ぎるし。(笑)やまぴーもがんばってた。
ボクシングはそもそも好きなスポーツだし、その辺、きっちり踏まえて造られると、私的には琴線に響くものが。・・・・・
映画館で観たら、どハマりしそうで怖いかも。

映画がらみの色々

2011-02-07 | ドラマ・映画・舞台の感想
■堤さんの待機作は、SP革命篇はもちろんですが、「プリンセストヨトミ」もなかなかおもしろそう。
共演は、綾瀬さんや中井貴一さん・・・・・て、どこかで見たような面々だわ。(苦笑)
トレーラー見る限りでは、外柔内剛系の堤さんかしら?

■アンジー姐さんとの「ツーリスト」はどうもあまり評判は良さそうではありませんが、ジョニーの次回作はティム・バートン監督の「ダーク・シャドウズ」だとか。
バーナバス・コリンズという吸血鬼の役だそうで。すっきりシャープ系のジョニーで観たいな。

■トランスポーターの数字がまた上がったようですね!・・・・17超え?!
えーーーどうしよーーーーーージェイソンがどんどんメジャーになっていくぅ~~・・・・なんて。(笑)
でも17ぐらいだと、まだ会社で話題になるほどでは、ないみたいだけど・・・・。
私的には2はあんまり・・・・なんだよね。ちょっとわざとらしいCG加工が増えたような気がして。
ジェイソンのアクションシーンは、映像はいじくらないでほしい。ヘンな効果とかいらない。
加工しなくても、ものすごくいろいろ工夫を凝らしてあるのは分かるし、それをげらげら笑いながら観るのが楽しいんだもん。
ぬるぬるちゃりんこアクションとか、ホース巻き巻きアクションとか、服脱ぎ脱ぎアクションとかもう最高!(笑)
観客を楽しませようと、これでもかこれでもかと知恵を絞って作り込んでるの、すごくよく分かるし。
げらげら笑いながら観て、すげー・・・・ってため息ついて、ジェイソンの無駄のないキレキレの肉体にうっとりするのがいい。
私は2よりは3の方が好きだな。一番好きなのは1だけど。
3は20行っちゃうかしら?

■SP総務課さんとエールを送りあってたけど、GANTZの興行は、なかなか良い感じで推移しているようですね。
初動は6億弱。2週目で累計14.5億超え。

長期連休がない時期の公開・前後篇・作品と主演の知名度等々、いろいろ条件がSPと近いこともあってか、興行もすごく似た感じになってるみたい。
ウィークデイがSPよりもちょっと弱いかな・・・・。観客層が若そうだから、平日日中に映画館には来られないだろうけど。まあそもそも、休暇シーズンじゃないんだから、平日の入りはそんなに期待できないわけだけど。
今週末は「あしたのジョー」も始まるから、ちょっとカニバリそうな気もするけどなー・・・・。

ジョーは・・・・懐かしいな。小学校の時、担任の先生が学級文庫に全巻揃えてた。(苦笑)
授業時間以外だったら読んでいいって。むしろ読め!みたいな。(笑)
ジョーが嫌いな女子は居なかった。カッコいいもん。力石も結構人気あった。
葉子サンが「あなたを愛しているのよ!」と言った時、「・・・・・だよね。」と共感した人は多かったはず。
香川さんが丹下のおっちゃん演じてるんだよね。(笑)ほんと自分を痛めつける人だわ、香川さんって。

ロロ・トマシ

2011-01-17 | ドラマ・映画・舞台の感想
LAコンフィデンシャル~~!!NHK衛星第2で放送ちゅう。
大好き!
エルロイ原作で映画化されたものの中で一番好きかも。
ラッセル・クロウはほとんど駄作がない人だと思うけど、その出演作の中でも三本の指に入るぐらいの名作だと思う。
ラッセル以外の出演者さん達も最高。
メンタリストさん(笑)もちょい役だけど出てるんだよねー。

「天才だから人徳がない(笑)」

2010-12-18 | ドラマ・映画・舞台の感想
坂の上の雲、「子規、逝く」の回を見ました。

やっぱおもしろいなー・・・・・司馬遼。
あらまほしき英傑像、というのを、いかにもって感じで描いている感もなきにしもあらずだけど、でも、それらを演じる俳優さん達はよく応えてると思う。
事前の番宣番組で、阿部さんがやはりその辺りの難しさややり甲斐を語ってたけど、現代人が豪傑を演じるのは本当に困難だと思うんだよね・・・・。
ファンタスティックな英雄でもない、リアルな英傑であることを求められるから尚のこと。

「無指揮の指揮官は殺人犯なり」
という真之の言葉にもあるように、リードができないリーダーは、もはやただの死神か貧乏神でしかない。
人よりなにがしかリードしてるから、人に指揮ができるわけで、だから人々は付いて行く。
また、自分のリードに責任を持たないリーダーも、存在意義がない。
リーダーは、リードを取り、その指揮に関する全責任を1人で負うからリーダーなんだよね。
真之はその責任と信頼を全うすべく、必死で生きる。
常に視野を広げ、学び、前進し、成長する。
そして、自らあらまほしきリーダーたらんとする。その姿が、本当に清々しい。

また、その姿は、子規の夢でもあるんじゃないかなー・・・・と。
真之は子規の夢を体現し、子規に力を与える。
世界に大きく枝葉を広げ、青々と瑞々しく力強く伸びて行く姿が、子規にとってどれだけ慰めとなり彼の心を大きく解き放ったか。・・・・
でも、真之が力強く枝葉を広げるためには、しっかりと地中深くに根を張る必要もあって。
その礎となっていたのが、子規の存在なんだと思った。
子規のセリフにあったように、真之には世界は"広く"、子規には世界は"深い"もの。
子規が深くなればなるほど、真之は、大きく広く拡散する。
そのスケールを競い合うかのような、親友二人だったのかなー・・・・と。
物理的な距離が離れれば離れるほど、固くなる絆っていうのがあるんだよね。
今で言えばスポーツ選手や研究者が海外に行くのと、同じような感じかな。・・・・・
外に行けば行くほど、彼らは自らが日本人であることを強く意識するようになり、国にいる人たちは、彼らが日本人であることを誇りに思うようになる。
それは、外に出て初めて分かること。

この手の話って、男性ばかりが美しく描かれがちだと思うけど、女性陣もすごくいいと思う。
律はよくがんばった。・・・・・菅野さんってやっぱ上手い。過不足ない。
子規は律に甘えていたんだと思う。
幸せになって欲しいな。
それに石原さとみさんが綺麗だと思ったのは、これが初めてかも。(笑)
現代劇だと、ちょっと古臭くて垢抜けない人って印象が強かったけど、時代劇で和装のお嬢さん役だとぴったしなのね。
原田美枝子さんは相変わらずお美しいです。ああいう風に歳とりたい。



あ、そうだ。
「ノルウェイの森」、ウチの母がお友達と観に行ったそうで。・・・・
すっかり松ケンファンに。(笑)
や、元々、なんだか知らないけどかなり気になってたらしいんですが、スタイルが良くて横顔が可愛いいvと何だかツボったらしく。
とにかく映像がすごく綺麗で、俳優さんも女優さんも瑞々しくて輝いててとーーーっても美しく写ってた、とのこと。
あの監督さんは、かなり松ケンを気にいってるに違いない、と。(笑)
さすが、私以上の単館系映画好きだわ。

惜しむ

2010-12-13 | ドラマ・映画・舞台の感想
坂の上の雲、「日英同盟」の回を見ました。
「子規、逝く」の回はまだ見ていません。

広瀬とアリアズナの悲恋が、とても良かった。
正直最初の内は、「何このメロドラマ展開・・・・女性視聴者狙い?・・・・どうなんだこれ・・・・」って思ってたけど、広瀬役の藤本さんがとっても素敵で、だからか知らないけど、相手役のアリアズナ役の人が結構本気で愛情を表現してる感じがしたので、視聴者としても素直に受け取れたというか・・・・意外と浸れた感じ。
なんか久々にちょっとハマれた恋愛モノだった。
藤本さんって、偉丈夫でロシア人に混じっても引けを取らないから、やっぱ絵的にもすごく説得力があるんだよね。
総じて、ロシア側の役を演じてくれた外国人俳優さんたちが、広瀬に対して本当に真摯な印象で、各段に設定にリアリティが増したと言うか・・・・。
アリアズナと広瀬の恋は本物だと思えた。
ナイスキャスティングだと思う。

登場人物それぞれの心情がそれぞれに筋が通ってて臨場感があるし、魅力的。
そう考えそういう行動を取るには、それなりの尤もな理由がある。・・・・当然のことなんだけど、1人1人手抜きをせずにそれを描き込むのは、結構難しいものなのかな。・・・・
見終わった後、「あたしこの脚本家さん、わりと好きかも。誰だろう・・・・?」と思ったら、そうだ、野沢尚さんなんですよね。・・・・・
坂の上の雲に関して、野沢さんがどこまで脚本を手掛けられていたのかは知りませんが、でも、納得しました。
野沢さん、かなりウェットだと思うけど、やっぱり良いな、と。
そしてつくづく、惜しい人を亡くしたな・・・・・・と。

次の回はいよいよ香川さんの子規が亡くなる回。
重そうだけど、楽しみ。



話変わって、岡田くん。
エンケンさんと、ダイハツMOVEのCMをやるんだそうで。
HPによるとCM本編は15日からオンエアのようですが、なんか私的にすごくツボな取り合わせで。(笑)
研究員岡田、いいじゃないっすか。
ひょっとして、SP井上の白衣姿が着想の素かしら?
早く見たいじょーー。

○○○はみんなだ。

2010-12-04 | ドラマ・映画・舞台の感想
龍馬伝最終回、ようやくみました。
暗殺者は京都見廻り組ってことでしたね。
私はヒステリックにドラマチックにやられるよりは、淡々とされた方が胸に来る方なので、わりかし好きな感じの終わり方でした。
現実、銃で撃たれてもなかなか即しってできるもんじゃないらしいので、あの最期の、だんだんと炎の勢いがなくなって静かに絶えいっていく蠟燭のような感じは痛々しくて苦しくて、じわじわとリアルだった気がします。
香川さんは香川さん節だったけど。(笑)弥太郎らしさを最後まで通したという感じでいいアクセントだったかも知れません。
それに弥太郎の衣装、おもしろい。
着物にジャケット羽織ってる。文明開化直前の、先物買い商人らしくていい!
商人のミーハー的下衆っぽさと、地下だけど浪人武士だという見栄がないまぜになってていかにも弥太郎っぽい。
しかしほんと久々に見たから、みっちーが出てることすら知らなかった。(笑)
近藤こと原田さんも結構、見せ場があって驚き。
原田さん、演技はところどころやっぱまだ未熟な感じがしてしまうけど、あの風貌は、使いたいと思う人が多いのは分かる気はする。
なんか、ちょっと狂気を感じるんだよね。・・・・・
それが現代人には無い感じがして、佇まいに独特の説得力があるというか。・・・・・
可能性を感じる俳優さんだなー・・・・て感じ。
あの肩の張った背格好も、なんともいえない雰囲気があって好きかも。

でも、一番印象に残ったのは、海岸に佇むおりょうだったなー・・・・・・。
真木さんのおりょうは、ちょっとイメージ違うなー・・・・・と感じたこともあったけど、この最終回の海辺のシーンはすごく心に沁みた。
特に最後の、波打ち際を去っていく後ろ姿のショットがすごくよくて。
彼女が20代の現代人女性だっていうことを、完全に忘れさせる何かがそこにあった気がしました。
あの海岸は、確かに、龍馬の時代の海で、彼女はその時代の女に、間違いがなかった。
とてもいい女優さんだと思います。


次の次は松ケンさんの平清盛なんだよなー・・・・・。
どうなんだろう。
まだちょっと、大河主演で時代劇やるのは早いし若すぎるような気もしたんだけど。・・・・
でも松ケンさん、たぶんそんな懸念はすっかり消えてしまうような、説得力のある演技を見せてくれちゃうんだろうけどさ。