複雑な思い

ただいま、新年度のチーム登録を各チーム行っているところだと思います。
わがチームには、女子選手が3人所属し（新六年生2人、新四年生1人）、
そのうち六年生の二人は、他の女子チームの一員としても活躍している。
その二選手を女子チームの選手として登録しなければならない時がきた。
全国大会等に出場する場合、不都合が生じるのだという。
確かに、現行ルールだと「女子チームに所属する選手は、他の四種の
チームの選手として出場できる」となっている。
わがチームで全少大会など出場する上でルール上は問題はない。
ただ、活動の大半を荒川町サッカー少年団ですごしている選手が、例えば
トレセンに合格した場合の所属クラブ、例えばなでしこリーガーになった
場合の前所属クラブが荒川町ＳＳでなくＦＣ○○になってしまう。
いままで、そしていまでもクラブで指導しているコーチ陣に対して、なんだか
申し訳ない気分になってしまう。
ボランティアで彼女たちを指導している彼らに対し、そんな気分でいる反面、
選手のことを思うと・・・複雑な思いである。

だから何なの？といわれる方もいると思いますが、
こんな気持ちで選手登録をする指導者がいるということです。

何気ない気分で登録の話がきた時、「いいよ」と簡単にいってしまったが、
選手の保護者の方に「もしこの先、ステップアップした時に、前所属が荒川町
ＳＳ所属というのが指導者の方への恩返しだと思っていたのに・・・」と
言っていただいたときに、なんとも複雑な思いがこみあげてきました。
その気持ちだけでもありがたくいただいておきます。