昨日は大雨でしたが、今日は朝から快晴。
久しぶりに庭にハンモックを吊るしてモヒートとペーパーバックをお伴にゆったりと午後を過ごしました。
こんな時に必ず聴きたくなるのがジョルジュ・ムスタキの♬dans mon hamac♬
頭上には甘夏の実と花
小鳥やカラスアゲハ、ミツバチなどもやって来てくれました。
1年ほど前にもご紹介したことがあるのですが、私が自慢できる逸品があるとすればこのハンモックぐらいです。
ベネズエラの大河、オリノコ川がカリブ海に注ぐ河口付近は広大なデルタ地帯になっており、ここにはワラオ族と言う先住民族が文明から少し離れて暮らしています。
彼らがテミーチェと呼ぶヤシの葉を川の水でさらして繊維を採り、それを紡いで細い紐状にしたもので編み上げた100%手造りのハンモック。オリノコデルタに何度か行った折に一つずつ彼らから直接買ったものを日本に持ち帰る途中で輸送業者に盗まれてしまったのですが、2本だけは無事でした。1つは親しい友人にプレゼントし、残った貴重な1本がこれです。
日差し浴び 雨待つ花の 風に揺れ 我も揺れおり 思ひ出の中