ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

オイラの夏休み

2017年09月01日 20時25分07秒 | 

 

”銀ちゃん、遊びにこんかよぉ~”

そんな声が携帯電話で聞こえてきたものだから

辛抱たまらなくなってしまった。

声の主はもっぱら魚釣りで生きている。

オイラはどちらかと言えば

吉延というところの棚田に生える稲を見たい。

いずれにせよ早起きして魚釣りに付き合った後

出来ることなら棚田へ行こうと思った。

このところ早起きには慣れている。

暑くて夜中の2時頃には目が覚めてしまうからである。

そんなだから適当に起きた時刻に用意して

出掛ければ良いや!!なのである。

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入渓点へ到着してみると、そこは、な~んと10年ほど前の解禁日に

下流からそこまで釣り上がって来た場所であり

今回はそこから上流へ向かって釣り上がる計画だという。

これはなかなか良い計画だ。

相棒は名うての釣り師。

彼が言う平らな渓というのはオイラにとっては

結構な運動量を伴うところなのである。

相棒は水に濡れると具合が悪いと言う矛盾に満ちた

ウェーディング・シューズを履いてる。

ふざけてるんかな?と思っていたのだが・・・・

最後まで水で足を濡らすことがほとんど無かったのには驚嘆した。

オイラなんざ、自慢ぢゃないが岩を乗り越えそこなって

一人でボッチャ~ンと肩から小渕で転倒したりしてたのに。

上流へ向かって遡行するのに岩から岩へと飛ぶのである。

あっぶねぇなぁ~と思いながらくっついて行きました。

渓は美しくいかにも渓魚が沢山釣れそうな顔をしてましたが

オイラにはアマゴという魚は一尾も掛かりません。

やった~と思ったらアブラッパヤばっか。

魚は確かに居ります。

 相棒がルアーを引けば結構なサイズのアマゴがルアーを追いかけるのが見えました。

しかし、最強のルアーでさえ

アマゴを掛けることは出来なかったようでした。

時折背中に差した竿を抜いてミミズを付けたエサ釣りをしますと

アマゴは掛かっておりました。

それでもオイラの竿に掛かるアマゴは居りません。

今年初めてのテンカラを振りますが掛かりません。

そのうちに毛鉤を枝に取られて毛鉤を交換しようとするのですが

毛鉤のアイ(目)にどうしてもハリスが通りません(涙)。

老眼がひどくて自分で巻いた毛鉤に糸が通らないんです。

こりゃ~もぉ~釣りは駄目だとあきらめて

竿をたたんで背中にしょいました。

今年はこれで4回目の釣りになりました。

久しぶりだったのでバランスを崩してひっくり返りそうになるわ

足は痛んでくるわで早々と撤退です。

やはり釣りという奴は普段からやってないと危ないものです。

林道に止めた軽トラの上で軽い昼食を取ってしばらく昼寝です。

15分くらいで夢を見たので次の行動に移りました。

お世話になった相棒と別れて棚田を目指します。

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赤荒峠へ抜ける山道をコトコト車を走らせて

なんとか待望の棚田へ到着します。

昔はこんな展望台無かったと思うんだがお立ち台のようなものが

田んぼの中に立っております。

お立ち台の下には車数台は停められそうな駐車スペース。

先行者がお立ち台から降りてきたので

オイラも這い上がりました。

おお!なかなか良い眺めだわ。

しかし、稲はまだ青くて、あと2週間くらいは必要かなと思われました。

それでも、しばらくカメラで遊んでると・・・

老夫婦がお立ち台に上がって来ましたので

早速、撮影交渉です。

高知市内から来られたとのことで

もっと良い棚田があっちにあると言って道を説明して下さるのですが

良く判りません。

手ぶり身振りであっちだ、こっちだと。

まことにご親切なお二人でした。

棚田は教えて頂いたところを含めて再訪することにして

下の道へ降りました。

川沿いに車を走らせますとあちこちで車が停まっております。

暑い8月の最後の日曜日にみなさん川遊びをしてるわけです。

子供たちの嬌声が窓越しに聞こえてきます。

オイラも車を停めて橋の上からあちこち眺めます。

眼下でなにやら支度をしている女性がいて・・・

次の瞬間には川に身を投じてぐんぐん泳いで行きました。

 

水難事故にだけは気をつけて下さいね!

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これで心置きなく帰路に就くことが出来ました。

あ~今年のオイラの夏休みって・・・

こんなんだったですねぇ。


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