くっついていた情報とは・・・http://blog.goo.ne.jp/gakujin-no-mori
むぅ~。
実はオイラ・・・山の写真なんて撮ったこともないし、書かれてる霧氷なんての
見たことも無い。
ただ、海部の和三郎さんからここの料理はかなりのものと聞いていたから一度は!と思ってたのである。
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釣りもそうだけど、遠く山中へ出掛ける時は一人ぢゃ詰まらない。
で、三人の友人に声を掛けて見たが・・・
それぞれ事情があって参加できないとの返事だった。
しゃぁないから一人で行こうと決めて宿の手配をしたものでした。
ところが、屋島のてっぺんで待ち合わせた新人カメラマンにちょこっと話をしたら
ほぼ、即決で同行を決めてくれました。
カメラは新人かもしれないが、山行きと渓流釣りに関しては香川県内ではブイブイと
小うるさく鳴らしている山男が一緒に行ってくれるとなれば
これほど心強いことはない。
それに前述の通り、宿の方では「霧氷撮影大会」みたいなことを言ってるが
オイラはここの料理を食べることが、ほぼ唯一の目標だから
具合が悪くて早朝に起きられなくても何ら問題はないのである。
カメラマン宅へ11月23日朝の11時に迎えに行く。
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現地には午後5時集合とのことなのでゆっくり道草を喰いながら山に向かった。
吉野川沿い脇町のコンビニまでゆっくり1時間国道193号を南下する。
吉野川に沿って東上して山川町から美郷経由倉羅峠越えて神山へ下ることを考えていたが
コンビニを出て、妙に気が変わってしまった。
コンビニから右折して穴吹川沿いに木屋平まで行き川井からトンネルを抜けて
鮎喰川沿いに神山へ抜ける方が道が楽ではないか?と思ったのである。
車を走らせながら、ここの渓、あそこの渓と気になる所があればチャッチャと車を停めて
川を覗き込みながらの旅だから誠に興味尽きぬものがある。
なにせ相棒は年間100日も渓流へ通う御仁だからその知識量たるや凄まじく
あれから数日しか経たぬのに、そのほとんどが忘却の彼方へ押し流されてしまった。
要するに、当方の知識が乏しすぎて記憶に残せるものにならないのである。
今は禁漁であるとはいえ、そこはそれ魚釣りが好きなもんだから
渓流をのぞき、その音を聞くともうたまらない。
宿の前を定刻より随分前に通り過ぎてしまい
なお、もっと先でアマゴが産卵しているのが見えるのは?と
スーパー林道を入り込んでみたり、沢谷川に下りて魚が見えないか?と
もう、何しに来たんだかわかんないくらいウロついた。
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切り上げて宿に帰って来ても、まだ4時前だったと思う。
この宿の前はもう何度も通った事があるんだけど・・・まさか!
そんな風になってるとは思いもしなかった奥深さがある。
兎に角、山全体がこの宿のオーナーの開拓になるもので
珍しい山草、樹木が所狭しと植えられて、その間を縫うように走る道は
オーナーが43年掛けて整備してきたという。
いわば、オーナーの人生がそこに凝縮しているとも言え、
半端でない執念と愛着がヒシヒシと感じられる山だ。
風呂を頂き、5時半頃から食事となった。
これが唯一の目標だったオイラは一人ではしゃいでしまって
今思えば、気恥ずかしい行動を取ってしまった。
宿の主人の言では、本当は一泊二日二食付で1万円なんだとか。
「今回の企画は8000円なもので十分なことが出来ません」という。
なるほど、簡素な食事ではあったが、どれも良い味付けで
鹿肉のカツなどはベロが抜けるほど旨かった。
次回は1万円コースにして、タラフクお酒を呑んでやろうと決意したものだ。
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食事が始まってしばらくすると隣席した女性が
オイラの相棒カメラマンと同じ職場に居たことがある!という驚愕の事実が判明したものだから
盛り上がらない筈も無く・・・
痛風のこともすっかり忘れたオイラは「お酒ぇ~」を連発してしまった。
そのうちに・・・
宴たけなわではございますがぁ~という掛け声と共に
本職カメラマン先生の講義が始まりますのでぇ~となって。
「写真とはなんぞや?」的なことから「光線の特徴と使い方」など技術的な話題まで
約1時間ほどを、実写真を例にとって講義を受けることになってしまった。
酒は入ってるし、話は楽しいし、夜が更けるのを忘れてしまった。
さぁ~講義も終わったので寝ようか?と思ってたら
参加メンバー7人が☆を撮影すると誰とも無く言い出したから、たまらない。
グデンとなったオイラは真面目に写真なんて撮る気は起きません。
メンバーが必死になって写真撮ってる間、草むらに倒れこんで寝てました。
お酒のお陰でまったく寒くありません。
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そうは言っても、皆さん余りにも熱心に写真撮るもんだから・・・
俺も少しは撮ろうか?って気になった。
ヨロメク足で宿まで重いカメラと三脚を取りに帰り撮影に及んだと言う訳です。
新人カメラマンには寝転んだままで、レンズの絞りは開放!ISOは1600まで!シャッターは30秒!
とか吠えてたのは覚えてるんだけど、いざ自分がやるとなると手元が暗くて
なんだか良く判らない設定で数枚の写真を撮りました。
現実に何秒開放にしてたのか?酔っ払って覚えてません。
しかし、凄い数の☆があるんですねぇ。
この大宇宙で太陽系が吹っ飛んだとしても何も変わらないでしょうね。
確か11時頃になって布団に潜り込んだのは覚えてます。
午前2時頃
隣でゴソゴソする音に目覚めると・・・
どうやら相棒カメラマンは起き出して再び写真を撮りに出掛けたようでした。
凄い根性ですよね。
彼はきっと日を待たずして素晴らしいカメラマンになる予感を抱きながら寝続けて
気づいた時には彼が「4時半ですよぉ~」と起こしてくれた時でした。
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夕べ確か、朝の5時頃には朝食を取って、なんたら言う山へ上がって
霧氷を撮るんだと言ってました。
朝の5時なんかに飯食べることはオイラの生活パターンにはありません。
まず、喉を通らんだろうと思ってましたが・・・
妙に腹が減っていて、問題なく朝飯を食べてしまいました。
さぁ~真っ暗な中を数台の車が目的の登山口まで走ります。
15分程上がりますっ!の掛け声で
三脚とカメラバッグを担いで急な山道を歩けば
すぐに息が切れて小休止。
遂には一番最後になって山へ這い上がりました。
後で聞いて判ったのですが高城山といいます。
なんとか日の出を拝むことが出来ました。
霧氷は気温が高くて見ることは出来ませんでしたが
オイラにとっては霧氷が出来るような寒さより有難かった気がします。
明るい太陽を避けて、ケヤキの小枝に繊細さを求めました。
陽が上がってきて、斜めからの光線が強くなりました。
同じケヤキでも風が強く当たるので
鍛えられた姿をしてます。
朝日を何とかしようと苦闘中の新人カメラマン
宿の若主人と本職カメラマン先生はサービス精神旺盛で
こんなポーズまでして写真指導をして下さいました。
ぶっ飛びポーズです。
シルエットが良かったんですが
向こう側に一人カメラを構えるメンバーが入ってしまいました。
強風でシゴかれた鹿の角みたいになってしまった木の枝。
オイラのリクエストで高い岩に登った新人カメラマンです。
これから下山して帰路に着きました。
いやぁ~山登りは辛いです。
参加したメンバーは何のことはない山登り大好き人間ばかりだったんで
もぉ~溜まりません。
こういうところで写真撮るのもいいんでしょうが・・・
オイラはもっと身近な景色を切り取る方が好みですね。
しかし、今回みたいな企画でもないととても一人で出来る体験ではありませんでした。
本当に皆さん!
ありがとうございました。
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長文レポートで恐縮です。
しんちゃんさんのブログ、見に行ってみます
でも、年寄りと遊んでるのと違って「若さ」の視点からの行動ぶりに勇気づけられておりますよ。
さりとて、若返りたいとは思わないのも不思議です。
だから、昨日補習に高山航空公園へ行ってきましたよ。
どうですか~?
もっと、スカーッと抜けてないとなぁ。でも、あれしかないから仕方なく載せました。
高山公園のフォト!ナイスですよ。きれいだなぁ。
やっぱ、最近のデジカメは暗さに強くなってますね。感服しました。
前日の宴は楽しかったです
星空の撮影は、よく分からずでキレイには
撮れなかった~
しんちゃんは直ぐにフェイスブックに登録してくれ
友達になりました。
岳人の森の山田さんとも友達になりました
追伸;ginjiroは、ペンネームですか?
ginちゃんって呼んでもかしら(笑)
お爺がはしゃぎすぎて恥ずかしいです。7月からまともにお酒を呑んでないので、ついつい(汗)。
でも、オイラも楽しかったですねぇ。
しんちゃんの元気さにはびっくりです。今晩も梶ガ森へ☆撮りだとか?
まつばらさんも、凄いですよ!あんなに高い山へ平気で登るんですからね!!
オイラ本名は 北村 海石 銀次郎と申します。これも臭いか?
10年くらい前にHPを作った時には、もっぱら銀細工をやっていまして(無論、下手の横好きの一つです)
彫金の部屋にしようか?と思ったもんですから。彫金師といえば、「銀次郎」が良いと。
それから誰言うとも無く、銀ちゃんってことになって。釣り仲間は私のFB名は知らないのではないでしょうか?
で、そう呼んで頂いて結構です。