ふとしたこと

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お葬式

2011年01月05日 20時46分48秒 | 日記

箱根駅伝も終りかけた頃、電話が鳴った。

一年ほど前から闘病していたお年寄りが他界されたと。

3日は仮通夜

4日に本通夜

そして、5日・・・今日が告別式

隣町まで、3日連続して出掛けてきた。

人間、死ぬことは恐れるに足らぬ。

しかし、死に至るプロセスは辛い。

98歳の大往生。

延命治療は拒絶し、葬儀を行なうお寺まで指定してたそうだ。

人間、死ぬときの有様はかくありたいと思った。

でも、葬儀のあり方まで厳密に指定することは出来なかった。

なぜなら、葬儀は死に行く人がやるわけではなく、残されたものがやるからだ。

葬儀を執り行う者は、死者の生き様を厳密に汲み取って、彼にふさわしいものとすべきだ。

それこそが、彼に対する最低限の礼儀であろう。

生きて残される人間のための葬儀であってはなるまい。

死に行くものを弔うためのものなのであるから。

てなことを、つくづく考えさせられたお葬式でありました。

 


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