銀うさぎの庭(お人形日記)

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「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」第4回

2011-03-06 | テレビ等の感想

BShiで放映中のドラマ、ケン・フォレット原作の「大聖堂」の感想です。

「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」 BShi 毎週土曜 午後10時~(全8回)


尚、私は原作は続編も含めて既読です。
「ネタばれは絶対ダメ!」という方は、
こちらの記事をご覧にならないよう、お願い申し上げます。





第4回は「戦場」。
第3回の場面から四年の月日が流れていました。

キングズブリッジの大聖堂の建設は進み、アリエナの羊毛の商いも順調のようです。
修道院に引き取られた捨て子のジョナサン(実はトムの息子)も成長し、
修道服を着て元気に遊んでいます。


ジョナサンは自分で「ブラザー・ジョナサン」と呼ばれたがっていますが、
もちろんまだ見習い修道士ですらありません。
子供の遊びなのですね。

アリエナの弟リチャードは戦場で手柄を立て、スティーブン王の覚えもめでたい様子。
物語とは関係ありませんが、リチャード、歌が上手です!

アリエナに思いを寄せるアルフレッドとジャックの二人。
ジャックを見つめるマーサ(アルフレッドの妹)。


若者たちの交錯する想いも物語の重要なエッセンスです。
ところで、原作ではアルフレッドは大柄で乱暴な男という印象でしたが、
ドラマでは普通のごくありふれた若者ですね。
これから原作通りの展開になるのかなあ?

ハムリー家では、ウィリアムが25歳になった事で、
リーガン奥方は息子には爵位と嫁が必要だと考えています。
が、シャーリング伯爵のパーシー・ハムリーはまだまだ引退する気はありません。
で、奥方がとった行動ですが、旦那のパーシーの瀉血をする時に、
事故を装ってさっくり殺してしまうのでした~
(怖!)

ところが、スティーブン王は伯爵の地位をウィリアム・パーシーに継がせるか、
リチャード・バーソロミューに継がせるか、保留にしてしまいまいます。


モードとの戦争中ですから、さすがの駆け引きです。
功績の大きい方に伯爵の地位を与えようという訳。
リチャードとウィリアムは鼻先にニンジンをぶら下げられたのですね。

さて、順調に進んでいるように見えた大聖堂建設ですが、
副院長のレミジウスが市場を開く権利書を盗み出し、ウェイルラン司教に渡します。
司教は権利書を燃やしてしまいました。

スティーブン王から権利書を再び貰うため、フィリップはジャックを連れて、
モード軍を包囲する王の軍隊のもとへやってきます。
が、そこで戦況が大きく変わる事態が起きます。

モード側のグロスター伯の軍とスティーブン王の軍が衝突した時に、
グロスターはスティーブン側にとらえられ、
逆にスティーブン王はモード側の捕虜となってしまいます。

形勢逆転。
いまや、王座に就くのは女帝モードとなったのです。

ウェイルラン司教に謀られ、拷問の末フィリップはバーソロミューをスティーブンに売った罪で
絞首刑となる事となりました。
ジャックもまた、スティーブンの命を受けた刺客に首を絞められ、絶命したかのように思われました。

次回、運命の歯車は更に大きく回ります。


スティーブンとモードの戦いの結末は歴史的事実ですから、変えられませんが、
やはり手に汗を握ります。
それに、可愛らしい容姿でありながら男勝りで毅然としたモードはなかなか魅力的です。

という訳で、今週も一週間遅れの感想でした。


大聖堂(放送前) 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 再放送決定



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