利府-松島にある宮城殖林さんの山、壇山で校外学習があり、それに参加してきました。
先生は宮城殖林の板橋さんと宮城中央森林組合の佐々木さんです。
宮城県林木育種推進協議会でもお世話になっています。
講義の内容を少し…
この壇山の山は人工林ですが植林してから100年を超えているので天然林と言っていいほどの山です。
東京ドーム8~9ヶ分に相当する約7haの100年の山は宮城県でここだけ。
植林は1haあたり3000本を植えます。5~6年は下草刈り、15年おきに間伐していき、最終的700本ぐらいが残ります。
気持ちいいぐらいに木はまっすぐ立っています。
杉はまっすぐ育つことから「すぎ」になったそうです。
美林の山です。
木の長さは約30m、100年の山ですから1年間に30㎝成長していきます。
山に木があることは地震時、大雨時に大きな根っこが土を捕まえ土砂くずれをくいとめる役割や松島湾に流れるきれいな水は、この山のおかげなんだよ。
また、この山には熊もいます。いろんな動物もいます。いろんな植物も生息しています。
いろんな動植物が生息することは「いい山」なんだよ!
一種類の植物しかない山は、「山の力が弱っている」と表現するそうです。
後半は実際に木を倒す場面の見学です。
子ども達から歓声が沸きます。
丸太のチェーンソー切りにも挑戦!
エンジン音バリバリで切っていきます。
代表の子ども達と先生、校長先生も切りました。
輪切りにした丸太はみんな欲しがっていました。
いい体験でした。
小学4年生以上の子どもたちがこの授業を受けるのだそうです。
松島町の環境は教育から!いい授業でした。
町や学校、会社などの調整や大変な作業が推測されますが実際実行されている佐々木さんの行動力はすごいです。感心を越えています。
今回、飛びこみで参加させていただきました。ありがとうございます。
久しぶりに山に入ったのですがとても気持ちがよかったです。
2月なのですがそんなに寒くもなく、間伐されて木の間から入る日差しに心も温まりました。
この場所には精英樹として宮城県から認定された、宮城1・2・3号が立っています。
宮城3号は花粉が少ない木ということで同じDNAをもった苗木が各地で植林されています。
こんな山の木を家づくりで利用させてもらっています。
大事にしなくては…。
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