奥穂高山頂からブロッケン現象を観る。左にはジャンダルム
98座目奥穂高岳トウチャコ!
横尾山荘に戻ってくる。これからテントの撤収。
久しぶりにこのページに戻ってきた。
たいして書くこともないのだけど、暇だったのでwebを整理していた。
昨年登った山は、南アルプスの仙丈ヶ岳に始まって、中央アルプスの笠ヶ岳、南アの光岳、9月は九州遠征を2回して開聞岳、韓国岳、高千穂峯、久住山、阿蘇山、祖母山の6座に登頂
百名山は8座を登ることができた。
写真Ptにいた時世話になったPt長が百名山やってらしたのだが、後残り2座で2022年5月に他界されたと聞き、健康であっても何時この命が
尽きるかも知れんと思うようになる。
12月に幌尻岳の山荘予約もうまく取れたので、それに合わせて20日間ほどかけて北方遠征を現在計画中。フェリーの予約も取ったのでこれに向けて体力の維持と準備を進めている。
ヒトは何か目標を持ってないとフラつく迷走しない為にもやり遂げたい。
今年どうしても登っておきたい山がもう一つ残っている。日本百名山中、東北に唯一残る未完登の百名山「飯豊山」だ。
19日
10月18日はどこも初冠雪が記録されている。先日登った常念岳も雪を被ってる様だ。飯豊にも雪は降ったらしい、当初計画していたテン泊での登山は止めて小屋泊に変更。装具も少し軽くなったがその分チェーンスパイク、スパッツなどを増やした。天気の回復は20日~21日になった。出発を一日早くして19日に自宅を09:00出発。下道での移動になるからほぼ一日かかりそうだ。国道16号線から香取神宮で4号線へと入り北上。塩原から国道400号線、121号線で移動。以前カヤックで下った大川あたりは見覚えのある施設が点在していた。会津若松を抜けて縦貫道を通って塩川から山都、御沢野営場に着いたのが17:20でした。まだ少し明るかったのであたりを確認することは出来ましたが、今日登ってる方の車が4台あるだけで人の気配もありませんでした。夕飯はあまり食欲も無かったので味噌カップ麺を湯を沸かして食べて18:00過ぎには寝袋に入っていました。携帯の電波状態も入ったり消えたりと波があって思うようには出来ませんでしたが、家への無事を報告して就寝。
此処を左折すると1車線の狭い道路になる。
20日https://www.relive.cc/view/v8qkdEyLy3v
夜中に登山者の車が到着してるようだ?!うるさくドアの開け閉めをする車や電気モーターで静かに進入してくる車といろいろ。05:00前には起きていたけど起床は05:00.バナナ2本を食べてお腹を満たす。緊張の性か食欲も無い。白湯で流し込む。準備も整ったので05:52にスタートする。林道を少し進むと杉の大木の間の祠を見つける、登山の安全を祈願。大滝と山道の分岐から急な登りが始まる。苔むす林間の道。大菩薩の道を思い出す。常に熊との遭遇に気になっていた。下十五里の表柱から中十五里、上十五里そして笹平へ。横峰を過ぎると視界も徐々に開けてきた。斜面は紅葉も終わりかけの様相。青空になってホッとする。水場のも着いたけど切合小屋か本山小屋でと酌まないで通過。地蔵山下分岐を左に曲がりアップダウンを繰り返す。途中会津若松方向が雲海になって見える。ここから剣が峰を通って三国岳小屋までが岩岩の痩せ尾根で鎖場もあって結構怖かった。三国小屋まえで09:27休憩してアップダウンを繰り返しながら階段を通過して種蒔に着いたのが10:24。切合小屋も見えてくる。11:41切合小屋前の水場に到着。ここで1L給水して更に進む。心拍数もそれほど上げずに登ってこれたようだ。(常念岳の降り程度でした)切合小屋の中は清潔で誰も使っていない様子。テン場も広々としている。ここからが意外ときつく感じた。草履塚、御密所と開けたのぼりが続く、本山小屋に着いたのが12:32(本山小屋使用料2500円、テン泊1000円)中に入って寝床を確保してカメラを持って山頂へと向かう。山頂に着いたのが13:00残念ながらガスっていて何も見えなかったのだけれど数分待っていると雲の切れ間から近くの山や青空が覗いてきた!ラッキーだ。これで明日は下るだけでOK
。山小屋に戻って遅い昼食に棒ラーメンを食べる。ビールで乾杯。いい一日だった。小屋には2Fに3人、1Fに私を入れて3人で八王子から来た夫婦が一緒だった。夜はドリップコーヒー飲んで、少しお話して20:00ごろには就寝。シュラフはmontbellのアルパインダウンハガー#2、ダウンパーカーとダウンパンツだったのでまったく寒さは感じなかった。
朝になると、昨夜の到着車両が増えている。
大木の間にある祠に登山の無事を祈る。
沢山の立派なブナの木が有りました。
水場
剣ヶ峰付近は痩せ尾根の岩場が続く
ルート表示はほぼ無く、分かりにくいルート
三国小屋。険しい尾根を上ると小屋が待っている。
階段、鎖場が続く
切合小屋前の水場。此処で今晩使う水を汲む
切合小屋は無人、綺麗に内部は整頓されていました。
お地蔵さんに無事な旅を感謝
山頂付近はガスってます。本山小屋
晴れ間か!
本山小屋もよく見えます。
本山小屋内部
エビスで乾杯!
はいぼが続く
会津若松の夜景が見えます。
21日https://www.relive.cc/view/vXvLpLY3B7v
朝は05:00に起床してアルファ米のえびピラフとビーフシチュー、コーヒーで朝食。ビーフシチューはすこぶる美味しかった。05:55に日の出なので神社境内?で待つ。東の安達太良山あたりから陽は登りだす。今日も良い一日になりそうだ。荷物をザックにつめて06:15には出発準備は出来た。まだ少し早いので山頂まで再度行ってみることにする。06:35山頂到着。昨日より雲も無く快晴。写真撮影を終えて小屋まで下山。06:50本山小屋をスタート。今日は慌てないで慎重に足場を確認しながら降りようと思っている。三国小屋から下の痩せ尾根は少し心配。09:40ぐらいに三国小屋に到着。ここから今日は磐梯山と猪苗代湖がわかった。腹が減っていたが、先行していたテン泊組みの2人がペースがあっていたので彼らに断って後ろを付いて剣が峰を越える。意外とペースは速かったので、危険なエリアを抜けたところでお礼を言ってペースを落とし一人で歩く。腹にここでやっと行動食(菓子パン、チョコレート)を入れる。ここからが結構長く感じる。枯葉阿賀溜まっているので道の起伏が良く分からないので慎重に歩く。粘土質の登山道で滑りやすい。足にもかなり疲労が溜まってきたようだ。11:53何とか御沢野営場まで下山する。疲れた~!
着替えて「いいでのゆ」に向かう登山バッジ700円購入、風呂500円に入る。浴場は3人しかいない広々とした感じ。露天はアブよけのネットが張られている。いい湯だった。その後残りの行動食を食べながら自宅へ移動。経路は往路の逆順でした。自宅到着が21:00
今年・・・いやここ数年の行きたかった場所だったので凄く達成感を感じてます。山も期待以上に素晴らしい山でした。
朝食はアルファ米のエビピラフとビーフシチューなかなか美味しかった。
安達太良山に朝日が登ります。
大日岳モルゲンロート
お世話になった本山小屋に別れを告げ下山
此処を降れば後は危険箇所はない
高級⁉️登山バッチ700円
走行距離 655.7km
費用 いいでのゆ500円
登山バッジ700円
ガソリン代3120円 119円/1L 26.22L満タン 燃費25km/1L
総費用 4320円