のどかの家 あたみ

「グループホーム のどかの家 熱海」での
ゆったりとした日常風景をお届けします(*^-^*)♪

金色夜叉

2014年08月08日 | 日記

こんばんは!

今日はお客様と一緒に車に乗って、網代の方まで施設のパンフレットを配りにいってきました。

昼ごろに雨が降ったりと曇天の空模様でしたが……暑い!

曇っていても暑いのには変わりないようです。粘つくような湿気に体力を削られながらも頑張ってまいりました。

 

 さて、施設から網代へとつながる道中、熱海サンビーチには『金色夜叉』の登場人物である貫一とお宮の銅像が立っています。帽子と外套を纏った男性が、和服姿の女性を足蹴にしている銅像をはじめて見たとき、一体どういう場面なのかと疑問に思いました。

 一見、女性を足蹴にする男性がひどいように思えてきそうですが……。

 調べてみたところ、銅像の男性(貫一)と女性(お宮)は将来を誓いあった許婚だったそうです。しかし、結婚を間近にしてお宮は貫一とは別の富豪の元へと嫁いでしまいます。

 そのことを知った貫一は激怒し、ある月夜の晩にお宮の真意を問いつめますが、お宮から納得のいく答えが返ってくることはありませんでした。怒りのおさまらない貫一は、許しをこうお宮を足蹴にし「来年の今月今夜、僕の涙で必ずこの月を曇らして見せるから、その日月が曇ったならば、僕が何処かでお前を恨んでいると思ってくれ!」と叫んだ後、姿をくらませたそうです。

 これが銅像のモデルとなったお話のあらすじとなります。この後も話は続くそうなので、気になる方は図書館などで探してみるといいかもしれません。ただ、作者様が完結の前に逝去されたため、作品自体は未完のままだそうです。

 歌の時間でよくみなさんと歌う『金色夜叉』に、こんなエピソードがあるとは驚きでした。

コメント
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