うちのマイニングリグのCPUはセレロンG3930で、2コア2スレッドです。どうせGPUマイニングでリグを起動させており、しかもモネロはCPUでもマイニングできるのだから、やってみたくなるのが人情というものではないでしょうか?
ということでCPUマイニングにMinerGateを使用していましたが、昨日書いたように、一向にCURRENCY BALANCE復活の兆しはありません。そこでXMR-STAK-CPUをインストールしてみましたので、ご紹介させていただきます。
基本的な順番は、XMR-STAK-GPUと同じなので、最初にご覧になってみてください。
■XMR-STAK-CPUのインストール手順
- インストールする
- 設定ファイルの書き換え
- 起動させる
①インストールする
まずはXMR-STAK-CPUのダウンロードページからファイルをダウンロードします。実際にはウォレットの作成も必要ですが、今回は用意してあるものとして割愛します。
ダウンロードする時、Windows10は高確率でウイルスソフトと判断し、ダウンロードエラーを出します。そこでWindows Defenderセキュリティセンターの「ウイルスの脅威の防止」の設定を変更し、リアルタイム保護をオフにします。
その後ダウンロードし、解凍してからリアルタイム保護を再びオンにします。
※もし、この設定変更により何かしらの被害を被られても、当方は一切の責任を負いません。必ず自己責任でお願いします。
②設定ファイルの書き換え
ダウンロード、解凍、リアルタイム保護をオンにしてから解凍されたファイルを開きます。
例によって、configファイルが設定ファイルなので開きます。今回書き換える箇所は2箇所です。1箇所目はファイル上部の、cpu_threads_confです。
nullとかいてある行を削除し、代わりに赤い四角で囲まれた四行をコピーして貼り付けます。そのあと、各行の最初の米マーク?を削除します。このマークは人間へのメッセージを意味し、コンピューターはプログラムとして判断せず、実行しません。なので貼り付けた後に必ず、削除します。
私のリグのCPUは2コア2スレッドということで、物理的コアが2つのみ。なので2行にしています。もしRyzen 1700のように8コア16スレッドであれば、8行になるように貼り付けて最後の数字を2、3...7としてください。XMR-STAK-CPUは物理的コアのみの方が効率が良いようです。論理的コアも試したい時は、8行目以後も貼り付けて最大16行目(末尾の数字は15)まで設定を作ってみましょう。
次に書き換えるのはconfigファイル中段のマイニングプール、ウォレットのアドレス、パスワードです。ここはXMR-STAK-GPUのものをそのままコピペしても問題ありません。ただしCPUがセレロンなどのように性能が低いものであれば、supportXMR.comのプールを利用するのなら、ポート番号3333や5555が良いでしょう。パスワードは例によって空白でもいいよと書いてありますが、xにしたら一発起動しました。(なので空白は試していません。)これでconfigの書き換えは終了です。ファイルを閉じて保存しましょう。
③起動させる
ここまで来たら、XMR-STAK-CPUをダブルクリックすれば、起動するはず。起動したらGPU版のように黒地に白文字が流れるはず。そうなれば、無事マイニングできています。ハッシュレートを確かめる、合計を見る、出金などはGPU版と同じです。
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