仮想通貨初心者によるマイニングブログ

仮想通貨はよく知らない。ブロックチェーンも意味、わかんない。でもマイニングをやってみたい初心者目線の体験記事です。

【最終回】さらばマイニングよ!仮想通貨よ!

2019年02月06日 | マイニングリグ

2018年11月、BCHにハッシュパワーを集めようと企んだBCHの親分により行われた大量のBTC一気売り。これにより仮想通貨相場そのものが一気に冷え込みました。グラボマイニングはおろかASICマイニングでも利益が出せない状況が続き、世界中でマイニングファームが閉鎖されています。

ビデオマイニングで利益を出すのが難しいと踏んだ筆者は、手持ちのマイニングPCを分解してパーツとして売却。売却益をクラウドマイニングに投資する予定でしたが、この計画もご破産に。

いや、どうも仮想通貨に嫌気を感じてしまいました。ブロックチェーンは元来、中央集権的データベースの数ある弱点を克服するべく考えられました。その弱点の中には、大型データベースを必要としない(=中央集権化を防ぐ)があったのですが、これは中央集権化を防ぐことにはならず、むしろ既存の中央集権的ホルダーによりいとも簡単に否定されました。

ブロックチェーンを利用した仮想通貨相場は、1仮想通貨の大量ホルダーによって破壊されたのです。現金相応の価値あるものを取引するには、システムが脆弱すぎます。これでは資産形成や投資には、与しません。

今後の仮想通貨は、みずほ銀行が2019年3月から実施予定の「Jコイン構想」のように銀行間での送金に特化するのでしょう。「Jコイン構想」では1コインを1円に固定し、相場を形成しません。単純にブロックチェーン技術を利用し、数字の受け渡しを行うのみです。この技術が銀行主導で個人でも使用できるようにはなるのでしょう。しかし、その際には民間によるマイニングは必要とせず、相場での利鞘稼ぎもできなくなることでしょう。

民間によるマイニングや仮想通貨の売買は、そろそろ手を引いた方が良いでしょう。

これが筆者の結論です。以上をもって、このブログの執筆を終了します。最後までお読みいただき、ありがとうございました。