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人生なんてたいしたことない

53年間のおもろい話とこれからを書いていこうかと・・・

チャボの夫婦

2007-08-18 18:56:51 | 動物の話

私の動物好きは、親父の影響が大きい。

親父は、仕事もいろいろ手を出して面白かったが、動物に対しても同じだ。

ある日、チャボの夫婦が持ち込まれた。親父は、しばらく熱心に飼うが、誰かが、(たいてい私だが・・・・・・)飼育できるようになると興味を無くす癖がある。

このチャボの夫婦が長い間、私たち家族を楽しませてくれた。

チャボの夫婦はとても仲がよい。小屋の掃除をする時、庭に放して運動させる。

小屋に戻す時、先にメスを捕まえた時のことだ、4,5メートル離れた所にいたオスが、いきなり私を追いかけてきた。そして射程距離に入った時、いきなり飛び蹴りを食らわした。チャボだから、大してダメージが無かったが、ちょっとした恐怖体験・・・

メスを捕まえると、顔色?が変わる!メスを放すまでどこまでも小走りで追ってくる。

射程距離に入ると、数メートルの助走を付け、足を前に出して飛び掛ってくる。メスを放すか、小屋に戻すまでオスはどこまでも追いかけてくる。目はマジでメラメラと怒りの炎が燃えていて、まるで星飛雄馬そのものだった・・・・

          (私も日ごろの鬱憤を晴らす為、チャボを利用していたが・・・反省)

オスの皆様、チャボを見習ってくださいませ。チャボの旦那はすばらしい!!?

メスはと言えば、オスが私に捕まっても小首をかしげる程度の反応しかありません 。     (残念!!・・・・ )          

面白いと思って、真似をしたい方、かなり度胸がいりますよ。なにせチャボの夫は命がけですから、その気迫たるや・・・・・そのうえ動物的本能で目を狙ってきますから気をつけて下さいませ。      

このチャボは、この行動のおかげで、卵を産まなくなった後もしばらく飼われていました。

 

 

 

 

 


猫の話

2007-08-04 13:30:28 | 動物の話

昔の人の言葉に、犬は人に付き猫は家に付くと言う。

我が家では、犬との相性はよいのだが、猫はあまり家に居つか無かった。

長くて二年、短い時は半年くらいでいなくなる。          

まだ避妊手術も一般的でなく、雄ばかり飼っていたのも原因なのだが、大体、盛りが付く頃に出て行ってそのままと言うパターンがほとんどだった。

その中に、親父にチャングムのような事をされた猫がいた。

三毛猫のメスで、小学校の前にダンボールの箱に入れられて捨てられていた。

我が家は小学校の前にあるので、捨て猫捨て犬によく出くわす。

     (小学校帰りの子供に拾ってもらおうと、よくダンボールが置かれていた。)

メスだったがやんちゃで、近所を走り回っていた。

ある日この猫が、家に飛び込んできた。いつもと様子が違うので、親父が捕まえると、お腹が縦に パカッ! と切れている。

                  (内臓が出ているようなひどい状態ではなかった。)

じっと見ていた親父は、母に針と糸を持ってこさせて、なんと縫合してしまった。

      木綿糸で!!

            今の私なら、絹糸だろうと突っ込みを入れるのだが・・・・・・・

子供心に、すげ~!! ・・・・・・

             あんなんで治るるのか~?!!・・・・・・・・と思った。

        子猫はちゃんと元気になりました。    

そして治してくれた事も忘れ、オスを探しにいったまま帰りませんでした。

     成せば成る!やってみるもんです。

              貧乏人は、大抵の事は、自分の手で解決します。(笑)

 

 

 

 

 

            

 

 


ハムスターモモの嫁・・・・・

2007-08-03 14:47:47 | 動物の話

ハムスターモモは気立てがよく、手に乗って遊ぶかわいいペットである。

そこに嫁が来た!

  恐ろしく凶暴な、モモより二周り位いでかい嫁が来た。

人の手を見ると噛み付き、ふてぶてしい顔をしていた。そのうえ丸々と肥えていたので、私はそのまんまデブと呼ぶ事にした。

本当にかわいげが無くいつもえさをの前から離れない。小屋の中を我が物顔でのし歩いていた。

実はこのハムスター、親父のところで飼われていたのだ。

親父の、『おまえん所、一匹じゃかわいそうだろう~!』

言う理由をつけてうちに嫁に出されたのだ。

 

     うそつき!!・・・・・

          本当はもてあましとったんだろうが~!・・・・

                 いつも道理適当に飼ってんじゃね~!!

モモの包容力か、育ちのよさか、この嫁に虐待を受ける事も無く家族は増えていった。

小屋が増えてしまい子供たちも飼育に飽きてきたので、モモたちは一匹づつ小屋に隔離して天寿を迎えた。

ハムスターの寿命は2年くらいだ。

 

 


ジャンガリアンハムスターと息子

2007-08-02 15:10:39 | 動物の話

ハムスターのモモは雄である。次男が友達にもらってきた。

ジャンガリアンなので小さくて飼いやすい。

気立てがよくて、噛み付く事もほとんど無かった。子供たちも興味を持って、よく面倒を見ていた。

動物を飼うことも大切な事だと思い有る程度任せていた。

ある日事件は起こった!!

小屋の掃除をしようと、長男が掃除機を持ってきた。

まさかと思い注意をしようとした時、モモが消えた!!  ポン!  と言う音とともに消えた。       息子の顔色が変わった。

私は、掃除機のスイッチを切った。元の蛇腹をはずし、モモをごみの中から救い出した。内出血して虫の息だった。

長男はをコロコロこぼし、どうしたらよいかわからない様子。

モモに付いたごみを綺麗にふき取り、息子の手のひらに乗せた。

しばらく様子を見ていたが、生きるか死ぬか微妙な状態。

息子には最後まで面倒見るように言ったが、どうしようもないので新聞を裂いた布団の中にもぐりこませて放って置いた。

モモは生き返った!!

翌日には何事も無かったように水を飲み、次の日にはつぶれた顔でえさを食べだした。      息子もやっと安心したようだ。

ちょっとした事で、息子は地獄と極楽を見た。 

                          油断したらアカンで~!!

お前もいつか子供を育てるだろう、周りに気配り忘れるなよ!

 

その後、モモに嫁さんが来て、モモの子孫が沢山できました。

                   めでたし!めでたし・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


一番大きな蛇の話

2007-07-31 17:24:46 | 動物の話

蛇の話をもうひとつ・・・・・・・私が自分の目で見た国産?の蛇で一番大きくて長い蛇は、やはりばあさんの家の裏で見た青大将だ!

ばあさんの家の裏に大きなモミジの木が一本ある。そこには棚田の石垣を利用した、裏庭になっている。その一枚うえの石垣からその青大将が出てきたのだ。

私たちは、大人の騒ぐ声で庭に出た。普通の蛇なら追い払うだけで騒ぎにはならない。

その蛇は大人が、4・5人で追い立てないといけないほど大きかった。

蛇は追い立てられ、モミジの木に巻きついた。・・・・家の中に入ると困るので、大人の人は必死で蛇を木からはずそうとする。棒や箒でつつきまわす。

巻きついた蛇は、死にもの狂いだからなかなか外れない。体を木に巻きつけ枝から尻尾をぶら下げている蛇は、かなりの長さがあった。

長い格闘の末、蛇は出てきた石垣に消えた。大人はやっと畑仕事に戻った。

あんな大きな蛇は、動物園でしか見た事がない。

 

この地方では、意外と大蛇の話があって、こんなに長かったとか、何メートルあったとか、山での遭遇話が沢山あるが、実際に捕まえた人はいない・・・・・・・・

 

 

 

 


我が家の犬

2007-07-30 20:49:13 | 動物の話

私の親父は、人間にも犬にも絶対服従を強いる人です。

それが極端だったので、私の考え方に大きな影響を与えました。

私は生き物すべてが、ルールの中で自由であるべきだと思っていますので、我が家の犬は、かなり幸せものです。

一応首輪とリードはつけていますが、家の中では、リードなしで自分でドアノブを開けてウロウロ。言葉だけで、言う事を聞いてくれるので飼い主は楽です。

犬が,飼い方でこれほど言う事を聞くとは、正直、思いませんでした。

時々犬の後ろに回って、私が飼い主よ! と言うパフォーマンスはかかしませんが!!

但し、犬が微妙に人間化しているかも??

先日の地震の時、旦那といしょに机の下に避難したり、雷の時は、頼りがいのある私のそばから離れません。

トイレも朝と夕方の散歩で済ませて、家の中では失敗しません。

時々夢を見て、寝言を言います。安心して寝ている時は、力が抜けてアホ面です。

8年飼っていますが、狂犬病の注射代だけで、きれい好きなので、風呂も2~3ヶ月に一度で、今のところ文句なしです。

旦那にとって、精神安定剤のようでいつも一緒に居るのが面白いです。(旦那は、今まで動物を飼った事がない)

旦那は犬と対等な関係らしく、時々けんかをして、どちらが言う事を聞くか決めているようだ。

犬に負けるな~!!

 

 

 

 


山に入るときのお祈り

2007-07-29 11:35:14 | 動物の話

親父の二番目の姉は戦争で旦那を亡くした。

残された息子と、棚田をを守って生活していた。家がばあちゃんの家の近くだったので、棚田に行くときよくついていった。

棚田へ行く坂を上る時、手を合わせて何かつぶやく。

いつもそうするので、ある時理由を聞いた。『おばちゃん、いつも何拝みよん?』

おばちゃんはニコニコ笑いながら『いや、マムシが出たら殺すことになるから、出てくるなよって拝むんよ。』・・・・・・・

いらぬ殺生をしないための祈りである。

山で仕事をする人は、マムシが出ると必ず殺す。後で山に入る人の為にも自分ためにも。しかし他の蛇は追い払うだけで殺したりしない。青大将などはねずみを食べてくれるので、家の守りだと聞いた事も有る。

ついでに面白い話を・・・・蛇に追いかけられたら、必ず山のほうへ逃げろと言う。下に向かって逃げると、蛇が丸い輪になって追いかけてくると言う話を聞いたが本当だろうか?・・・・上に向かって逃げると、蛇は蛇行して追いかけるので時間がかかるそうだ・・・・・蛇に追いかけられたら是非おためしあれ・・・・・・

 

 

 

 


苦手な動物・・・・・・

2007-07-28 12:48:04 | 動物の話

動物が好きな私も、苦手な物がある。足の生えていない動物だ。とにかくはだめだ!

頭では理解しているのだが、あの動き方がだめだ。

あの、のた打ち回る動きと田んぼや川で向かってくるすばやさ、どちらも不気味で本物とはなるべく遭遇したくない。

とはいっても、大好きな田舎へ行くとよく会ってしまう。

ばあちゃんの実家へ行ったときの話をしよう。

おばさんに買い物を頼まれ、妹と一緒に行くことになった。妹も蛇は嫌いだ。

ゆっくり行くとそれだけ周りを見ながらドキドキするので、とにかく走ってゆこうと言う話になった。

二人とも足には自信があるので、妹が先に走り出した。

ど田舎の事、店もかなり遠いのです。会いたくないと思うと余計に周りが見える物。

見えました前方に茶色い蛇が、とぐろを巻いて・・・・・・しか~し!前を走る妹の目には入らなかったようです。

妹の足は蛇を踏みつけ、走り抜けました。驚いた蛇は藪の中に逃げていきました。

後ろから見ていた私は、怖いのも忘れ大笑い!!・・・・・・もちろん帰りも走りました。

あの時の蛇は、ビックリしたと思います・・・・まさかとぐろのど真ん中を踏むとは・・・・・恐るべし妹・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


女王蟻を見たい!!

2007-07-24 14:17:42 | 動物の話

小学生高学年で、蟻の生態の勉強をした。

蟻を捕まえて、プラスチックの容器に入れ、どんな巣を作るか、観察する。

教科書には蟻の巣の断面図が書いてあり、卵や、食料倉庫、その一番下に女王蟻の部屋があった。   この断面図が私の好奇心に火をつけた。

この頃から動物の生態(どこに何がいるか)に詳しかったので、早速実験開始!!

学校に持ち込まれた蟻の中に、女王蟻はいませんでした。

      絶対見つけてやる!

私が目をつけた蟻の巣は、(体がでっかくて真っ黒い蟻)(実物大)

学校から帰ると、蟻の巣の前に陣取り掘り返しました。1日目に卵を見つけ、羽蟻確認。

蟻は大騒動で、卵を咥えて右往左往!蜂の巣をつついたというか蟻の巣をつついたというか(笑)

女王蟻は、羽蟻より一回りでかい! という思い込みで目を皿のようにして探すが見つからない。

      明日もう一回探そう!!

 

翌日、蟻の巣に行くと何事もなっかたように、蟻たちが巣から出入りしています。

女王蟻を見たい一身で、巣をもっと奥まで掘り起こします。

その夏の間ほとんど毎日蟻との戦い? が続きました。蟻にとって最低な夏だったと思います。私がどんなに掘り返しても、翌日には元の巣に戻っていました。

    蟻は本当に働き者です。   

残念な事に、最後まで女王蟻は確認できませんでした。あの羽蟻の中にいたのでしょうか?? 

今でも、大きな蟻を見つけると思わず後を追いたくなるのは、あの時女王蟻を見ていないせいだと思います。

今は、大きな蟻を見つけるのも難しくなりました。・・・・・寂しいと思うのは

わ・た・し・だけでしょうね・・・・・・・(笑う)

 

 

 

 

 

 

 


梅雨明けを迎えて

2007-07-23 14:14:52 | 動物の話

水が無い、雨が降らない・・・  文句ばかり言っていると驚くほどの雨!!

ダムの水は一気に100パーセントを超えてしまって、即、放流~!  自然に振り回されてますな~。

梅雨といえば昔、かえる釣りをして遊んでいたことを思い出した。

田植えがすんだ後、沢山増殖する小さいいぼがえる。あれが昔、町中の溝にもいました。

そのかえるを釣って遊ぶのです。・・・・・・食べるのかって?  いえいえ完璧暇つぶしです。・・・・・・今思えばかえる釣りといい、蟻の巣堀りといい、学校から帰って他にすることが無かったのかと不思議ですが・・・・・

用意する物は、木綿糸と布団の綿.友達と競争するときは空き缶か空き瓶。

溝の深さの木綿糸の先に、綿をちぎって指先で縒ると丁度、線香花火のようなものができます。それをかえるの鼻先にぶらぶらさせると、かえるがぱくりと食いつきます。ただそれだけのことですが、でかいのが釣れると、嬉しかったです。(笑)

私の通った学校は、家の前にあったので通学時間10秒です。

この学校の環境が最高でした。

植えてある植物にはすべて名札が付いていて、動物も沢山飼っていました。

校舎のど真ん中に噴水の付いている丸い大きな鳥小屋があり、その周りは小路の有る植物園のようでした。

胡桃の大木が一本あって、秋に沢山実をつけました。

木の名前や鳥、動物の名前もここで沢山覚えました。

動物好きな私は、いつも飼育小屋で動物の世話をしました。

動物の飼育小屋の前に、桑の木があり、一時蚕も飼っていました。

私にとってこの小学校は、ユートピアでございました。

文科省の皆様、今から建てる小学校は、50年前のものをお手本にしてくださいますと、私のような我慢強くて、体の元気なお子様が育ちますよ・・・・・