兵庫の努力を受けとめ、原 和美さんを応援します

原 和美 百景／栗原君子新社会党委員長と

兵庫の努力を受けとめる
　栗原君子新社会党委員長の挨拶。


原和美さんを社民党の比例名簿に載せてこの夏の参院選を闘うという問題では、私も身を切られる思いです。

　いろいろ考えてみました。近畿第三極からの提案は、この間、５回の国政選挙を闘い続けてくださった兵庫から届けられました。あと２、３カ所、兵庫のような闘いをする都道府県本部があれば、もっと違う議論ができたことでしょう。

　私は、兵庫と近畿第三極の提案を全面的に受け止めたいと思います。

　今回の政権交代は、それでもよかったと思います。しかし、民主党は憲法問題では危険な方向に行こうとしています。そういうときだからこそ、新社会党結党の原点に思いを馳せます。

　私自身は憲法に対して誠実な政党であるから、この党におります。この党が護憲でなかったらとどまっている意味がありません。しかし残念ながら、新社会党には独自に国政に打って出る力量はありません。

　９条ネットで闘ったことは正しかったと思いますが、議席には遠く及びませんでした。といって、護憲の共闘を捨てるわけにはいきません。

　労働者派遣法や普天間基地移設などをめぐって政治が危なっかしい今、私たちは意識して護憲の共闘を呼びかけなければなりません。

　護憲の共闘は、多くの市民が望んでいます。私は、憲法を改悪させないためには、柔軟に対応すると言ってきました。もっともっと多くの市民に幅広く呼びかけていこうではありませんか。

　私は、今回の近畿第三極の提案を党建設の糧にしていきたいと思います。日常活動のなかで政策を訴え、国会に議席を得、世の中を変えていくという綱領の道を実践していくことです。

　近畿第三極の提案と兵庫の努力を全体として受け止め、応援していきましょう。どうぞ、ご理解ください。

原 和美の井戸端考

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