先週土曜日に開催された杉並区の利権を取る会(爆)で出席者が意見をしていた内容の中でなるほどとうなずける内容を幾つか上げてみよう。(要旨のみ)
・環八から北行きで旧早稲田通りに向ける道の左折道路標識に地名でなく青梅街道と書かれているのは完全に幹線道路として考えている。つまりは地元の生活道路のことは考えていない。(下記地図参照)
・交通量の計測は結構だが、計測条件が3箇所インターが出来る場合と5箇所できる場合を一緒くたにして同一の内容としてデータに反映させている。
・大深度工法に関して大深度工法に関する法律法令について説明が生されていない。
・善福寺3丁目にある給水塔が上井草まで給水されているが、この生活用水に関する問題が全く認識されていない。
・地盤沈下に関して事例の問題はあるにせよ、その内容を説明すら挙げていない。水源の多い杉並エリアで大丈夫なのか
個人的にはこんな所が今の時点でも印象に残っているのだが、地盤沈下に関しては一言だけ言いたい。
これは経験上の話で実例もあるのだが、都営三田線を御存じだろうか?少し前までは板橋区の西高島平駅~港区三田駅を結ぶ通勤路線だったが、東京メトロ南北線及び東急目黒線との相互乗り入れによって神奈川県川崎市の武蔵小杉まで延伸するようになったのだが、このうち純然たる三田線地上区間(高架)は西高島平~蓮根であり、この路線の脇の分譲マンションを管理していた時期があった。もう10年位前の話である。
ある日マンションの住人から『玄関のタイルが割れている』との通報があり、現場に行って見ると確かに割れていた。マンション保守要員の方と一緒に見たのだが(当時はルーキーだった私だったが)結果は三田線による地盤沈下ではないか?としか言い様が無かったのが正直な内容であって、そうレポートした。
その後、マンションの中にそのマンションの基礎工事を行った業者の方がいて実際の内容を見て貰った(近隣も調べたらしい)結果やはり、若干ではあるが三田線の影響があるとの判断が下されました。
よってシールド工法だろうとトンネル掘削だけでなく橋梁工事においても地盤沈下があることを知って貰いたい。
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- 本当に可能なんですか? 19年前