日産ディ株売却 一石二鳥、ゴーン戦略 トラック業界再編加速
カルロス・ゴーン社長は七年前には「ゼロに等しかった」(ゴーン社長)日産ディーゼル株の大半を株価上昇を待って売却、グループ企業から事実上手放すことで、乗用車に特化した「ルノー・日産」連合の再構築を図る戦略に出た。一方、今回の提携関係再編で、極度の経営不振にあえぐ米ゼネラル・モーターズ(GM)が今後、いすゞ自動車を戦略的にどう位置づけていくかが焦点になってきた。(産経新聞)
業績好調のトヨタは米国・GMから富士重を買った話は周知の事実であるが、日産は日産ディーゼルを売りに出した。確かにこれからはディーゼルを取り巻く環境や同社の経営方針を考えれば致し方ない話ではあるかもしれない。GMが10%強ほど出資しているいすゞ自動車はどうなるのか、それは今後の動向を見て、各々が考えなければならないだろう。
別の視点から見て、埼玉県上尾市というところは日産ディーゼルで成り立っているが、場合により、リストラが行われれば街は荒み、格差社会の象徴的な事例になるかもしれない。こういう考え方もあるのである。ルノー出身の社長だから乗用車に特化する経営方針も理解できなくはないですけどね。
カルロス・ゴーン社長は七年前には「ゼロに等しかった」(ゴーン社長)日産ディーゼル株の大半を株価上昇を待って売却、グループ企業から事実上手放すことで、乗用車に特化した「ルノー・日産」連合の再構築を図る戦略に出た。一方、今回の提携関係再編で、極度の経営不振にあえぐ米ゼネラル・モーターズ(GM)が今後、いすゞ自動車を戦略的にどう位置づけていくかが焦点になってきた。(産経新聞)
業績好調のトヨタは米国・GMから富士重を買った話は周知の事実であるが、日産は日産ディーゼルを売りに出した。確かにこれからはディーゼルを取り巻く環境や同社の経営方針を考えれば致し方ない話ではあるかもしれない。GMが10%強ほど出資しているいすゞ自動車はどうなるのか、それは今後の動向を見て、各々が考えなければならないだろう。
別の視点から見て、埼玉県上尾市というところは日産ディーゼルで成り立っているが、場合により、リストラが行われれば街は荒み、格差社会の象徴的な事例になるかもしれない。こういう考え方もあるのである。ルノー出身の社長だから乗用車に特化する経営方針も理解できなくはないですけどね。