現代大正琴・・・

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大正琴講座・・・トレモロの演奏方法

2017-12-13 21:18:55 | 大正琴講座


トレモロの弾き方の説明です。


◆No1・・・これからトレモロを覚えようとしている方のために

1) 手首の力をぬいて、なるべく大きく動かす。その時、速くトレモロをしようと思わないことです。

2)強さをそろえて練習をする。

   音階練習・・・ 例えば1~高い1まで16分音符を8個ずつ弾きます

3)頭の音を強く弾かないこと。つまり均等にトレモロができるようにします

 コツは、1番手前の弦に強くピックを当てないことと、ピックは常に弦に対して垂直にあたる ようにします

4)現在練習している曲を、始めから終わりまでトレモロで弾く

  
5)曲を弾く時、初心者の方はまずフレーズでトレモロをきってください

  フレーズがわからなければ、歌詞の言葉の切れるところでトレモロをとめてください

 

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 ◆No2・・・トレモロで強弱をつけてみましょう


1) 同じ音をゆっくり4拍のばしながら、だんだんクレシェンド(音を大きくする)します。

2) 同じ音をゆっくり4拍のばしながら、だんだんデクレシェンド(音を小さくする)します。

3) 1) 2)ができるようになりましたら、8拍続けます。
      ・・・・4拍クレシェンド、4拍デクレシェンドする・・・

4) 今度は、クレシェンド・デクレシェンドを入れ替えて練習します。
      ・・・・4拍デクレシェンド、4拍クレシェンドする・・・ 

4) 4拍を3拍・6拍・8拍・16拍等に変えて練習します。


*トレモロでクレシェンドする場合

・クレシェンドは徐々に大きくしていくという意味ですが、トレモロで徐々に大きくしていくのは難しいです。

 例えば、「ド」の音を8拍のばしながらトレモロする時は、最初の4拍くらいはあまりクレシェンドしません。

5拍目から8拍目で一気に盛り上げていきます。そうすると、クレシェンドの効果がでます。

トレモロでデクレシェンドする場合

デクレシェンドは徐々に弱くしていくという意味ですが、この場合もトレモロで徐々に小さくしていくのは難しいです。

例えば、「ド」の音を8拍のばしながらトレモロする時は、最初の4拍くらいはあまりデクレシェンドしません。

5拍目から8拍目で一気に弱くしていきます。そうすると、デクレシェンドの効果がでます。

速さによって、強くしていく所、弱くしていく所は変わりますので注意してください。



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◆No3・・・トレモロを弾くときに気をつけること

トレモロは、音を長くのばす時・音を強調する時につけます。

1)音を長くのばすときに気をつけること

  ・音符をのばす長さより半拍から1拍短くトレモロを弾きます。

  例・・・テンポ100位で4拍トレモロをつけてある場合は、3拍位でトレモロをやめます。

  (トレモロを長く弾きすぎ、次の音にずれこんでリズムが狂う場合が多い)


2)音を強調する時に気をつけること

   音を長くのばす場合と違って、違う音を連続してトレモロをつけますので音が切れやすいです。

   滑らかに音が切れないように弾けるよう気を付けましょう。




※ 上記に書いてあることは、 私流の説明ですから、他に違う方法があるかも知れません。


どんな方法でもトレモロが上手になると、大正琴の演奏がもっと楽しくなります。





コメント (2)
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