goo blog サービス終了のお知らせ 

ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

小選挙区制のマジック

2005-09-12 09:22:42 | 時事
 一夜明けて。

2大政党の流れは不変 大勝は小選挙区の特性

 これが小選挙区制の怖さだ。自民党の候補が全国の選挙区で集めた票は民主党の1・3倍にすぎないにもかかわらず、2・7倍の議席を獲得し、歴史的な大勝を果たした。ちょっとした風が“地滑り的勝利”につながる制度の特性がくっきりと表れた格好だ。自民党は民主党の追撃を食い止めたかにみえるが、移ろいやすい無党派層が今回の衆院選で自民党を押し上げたといえる。民主党にも逆転のチャンスは常にあり、2大政党制の大きな流れはむしろ不変だろう。


自民圧勝、得票率と議席数がかい離する小選挙区制
 今回の衆院選小選挙区の有効投票総数のうち自民党候補の得票の占める比率は47.8%、民主党候補は36.4%であることが毎日新聞の集計で12日、分かった。自民党は定数300の小選挙区で7割以上にあたる219議席を獲得、民主党は4分の1以下の52議席にとどまっており、得票率以上に議席数に差がつく小選挙区制度の傾向をまざまざと映し出した形だ。


 得票数のわずかな差が議席数に大きく響くということはわかった。けど、当面の政局は圧倒的に安定多数の議席を獲得した政党の思い通りだ……。

議席3分の2超、国会運営に影響 憲法改正論議加速か
 憲法改正は衆参各院の3分の2以上の賛成がなければ発議できない。自民党がこれまで憲法改正に向けた動きの中で、この「3分の2の壁」を超えるため、公明党だけでなく、民主党との調整を模索してきたのもそのためだ。自民党はなお参院では単独で過半数には届かず、一気に憲法改正に進むかどうかはまだわからないが、改正論議の主導権を握る基盤を得たのは間違いない。


↑こんな観測も出ていることだし。治安維持法とセットで改憲とか言うんじゃなかろうか。

そして、マスコミはますます、真実を伝えることや分析・解説を伝えることより、面白おかしくショーアップする番組ばかり垂れ流し、ますます大政翼賛会化するだろう。