子宮体ガン治療体験記

生理不順をきっかけに、ガンを告げられ、手術しました。このブログは患者側からの子宮体ガン治療体験記です。

組織検査

2010-06-04 14:02:50 | 婦人科を受診
大病院での診察担当は、女性の先生だった。

前回のクリニックからの紹介状を渡し、一通り受診の経緯を説明した。

そして、またもや、診察
今回の診察の目的は、組織体検査。

が、器具をからだの中にいれるやすぐに、
「あっ、ポリープがあるね。これ、とっちゃおう。」
  (えっ、それって、この前、あえてとらずにとっておいたんですけど。。。)
当然、心の声は、音声化されなかったために、届くはずもなく、ポリープは、






あっさり切り取られた。
ついでに、というか当然、主目的の組織も一緒に。


それでも、うれしかったことに、あまり痛くはなかった。
この先生、もしや、神の手を御持ちなのか。

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しっかし、医者の仕事ってほんと大変そう。。
診察は、まあ、メインのお仕事としても、それに伴うカルテ作り。
昔は手書きで(古すぎるデータで申し訳ない)、
今やパソコン(実際にはパソコンではないのだが)。
画面に映し出されている項目一つ一つに、患者の話を聞きながら、
マウスを操作し、データを登録していく。。
(これがまた結構項目数が多いのだ)


素朴な疑問だけれど、入力ミスってどうやって対処しているのだろう???
似たような患者に、似たような症状、似ているだけならまだいいけど、
もしも決定的な個体差があって、その重要な部分を入力ミスするなんてことはないのだろうか。。。

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とにもかくにも、本日の診察はこれにて終了。

組織検査を行ったということで、帰宅後の注意事項を受けた。
 ☆今日から3日間、避けること
  入浴、激しい運動、自転車、飲酒
 ☆次のような症状がある場合病院に連絡すること
  多量の出血、強いお腹の痛みが続く
 ☆念のため抗生物質が出る
  3日間服用
 ☆窒内にガーゼが1枚入っている
  帰宅後自分で抜くこと


そして、結果は1週間後ということになった。




次の病院を予約

2010-06-02 14:53:39 | 婦人科を受診
クリニックで紹介してもらった病院を含め、いろいろ検討し、別の大病院で検査を受けることに決めた。

ここも結構大きいから、1ヶ月近く待つことになるのかな、、
なんて思いつつも、それほど深刻には受け止めていなかったので、多少待ってもいいやと覚悟しながら、電話した。


すると、

電話がつながらない。。。

そんなに混んでいるのか。

しばらくして、またかける。

やはりつながらない。。。


ちょっとあせり。。。
これが午前中の話だったので、再度午後電話を掛けなおす。




すると、
「今週末はいかがですか?」

えっ、今週末でいいの???

ということで、週末に診察を受けられることとなった。

細胞診の結果

2010-06-01 16:37:38 | 婦人科を受診
結果を聞きに、再度クリニックを受診した。

細胞診の判定は
 子宮体ガン検査 == CLASS Ⅲ
 子宮頚ガン検査 == CLASS Ⅱ

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【この時受けた説明】
ざっくりではあるが、
 CLASS Ⅰ、Ⅱ → 正常
 CLASS Ⅲ   → 子宮内膜増殖症
 CLASS Ⅳ、Ⅴ → ガン

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ちなみに、今回の体験での、検査からガン治療までの、おおざっぱな流れは、
これまたざっくりではあるが、
 細胞診検査(結果は、CLASS Ⅰ~Ⅴで判定)
  ↓
 組織診検査(結果は、病期(進行期) Ⅰ~Ⅳで仮判定)
  ↓
 開腹手術(子宮全摘出)
  ↓
 ガンの病期確定 ←←(子宮を取出して初めて病期が確定される)
となる

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このクリニックでは、外来専門だったためか、細胞診検査までだった。
今回の検査結果で、子宮内膜増殖症の疑いがあるので、
 増殖症が本当にあるのか
 あるならば、どの段階にあるのか
これらを明確にするために、
組織診検査を行っている他の病院を紹介された。
複数の病院を紹介されたが、検査を受けるまでに1ヶ月近くかかることもある、とも言われた。
この時はじめて、ガンの検査を待っている人が数多くいることを知った。
(ホント世間知らず、、、)

次にどの病院で検査を受けるかを決めるべくとりあえず自宅に戻った。
この時も、子宮内膜増殖症か、、、ぐらいにしか思っていなかった。


婦人科を受診

2010-05-24 15:40:15 | 婦人科を受診
婦人科の診察には多いに抵抗はあったが、意を決して、受診することにした。

たまたま近くに婦人科のクリニックがあったので、安易にそこで受診。

生理不順の経緯を話し、いざ検査。

この日行われた検査は、超音波検査と子宮内膜組織採取。

・・・とにかく痛かった。(痛みにはめっぽう弱い)
痛い腹?を探られる、とはこのことかと思うほど痛かった。
ちなみにこの痛み、2時間ぐらいは続いた。

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結果、子宮筋腫かポリープと思われるものが見つかった。

この時の診断では、
子宮出血、頻発月経の原因として考えられるのは

1、機能性からすると → 「ホルモンのバランスの崩れ」

2、器質性からすると → 「良性の子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮頚管ポリープ」
           又は「悪性の子宮ガン(子宮頸がん、子宮体がん)」

ということだった。

年齢からして、ホルモンバランスの崩れで、あとは子宮筋腫か子宮内膜ポリープか、はたまた子宮ガンなのか、ってとこ。
ついでに、子宮頚管ポリープもあったが、良性だということで、それはそのままにしておくことにした。

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とにかく、後は細胞診の結果待ち。

このときは、もう年も年だから、ホルモンバランスが崩れたんだ、ぐらいにしか思っていなかった。
ガンの可能性ももちろんあるけれど、そこまで深刻には考えていなかった。