燃え尽きキャリア・アンカー

一寸先は闇・・であろうとなかろうと、一秒後は未来・・この先、どう生きていきましょうか、ねぇ。

詳しそうな顔

2009-05-23 01:20:37 | 日記
昨日、CDAお勉強会のお友達に会いに、東京駅にある老舗のデパートへ行ってきました。日本を代表するハブ・ステーションにあるデパートで小学生の頃には、母に連れまわされ、「大食堂」で日本の国旗を再認識させられるXXランチでごまかされていた、ささやかなメモリーが残るデパートです。(もういい加減に名前を変えてもいいような気がします・・

紳士用品のフロアーへ。4桁の値札は少なく、やっぱり5桁。ちょうど、夕方6時くらいだったので、経営状況を心配してしまうほどの自由な空間が広がっていました。とりあえず、スーツ姿でしたので「もしかしたら、買う客スジ」の部類には入っていたと思います。いつも欲しいテーマを持っている靴、シャツの売り場を時速2キロくらいで巡行。「らっしゃいまへー」顔が見えないが声はする・・ん?

顔(目)があった店員さん(正式呼称はなんなんでしょうか)、プレーリードッグみたいな感じで立ち尽くしていました。靴売り場でのこと。色で選ぶ習性のある私ですので、「聞いてみようかなぁ」と思ったのですが、商品に「詳しそうな」お顔ではないというファースト・インプレッションが、蛍光灯のハレーションとともに私の額をよぎってしまいました。
「なーんでかっ、それはねぇー、」(「堺すすむさん」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~nandeka/susumu/)より出典)
「目に元気がなくて、ただ担当してるからここにいるのです」って顔だったから~」

「靴のことなら何でも・・」聞けば教えてくれたのだ、とは思いますが、聞く気にさせてくれる顔でなかったのです。
「今、ここにいるのは何のためなのか・・」たぶん、疲れもあるのだと思うのですが。
「担当しています」は、実は英語では適当な日本語的な情緒を表す訳はなく、ほとんどのネイティブ(私がかつて通っていたGABAの先生諸氏)が「manage」と答え、その人を「manager」だと言っていました。

商品とそこに来るお客さんのマネージャーが担当者、ということも言える訳です。
鏡をみて「詳しそうな顔」はどんな顔なのか・・の社内研修を売り込みたくなってしまいました。
(ちなみに伊勢丹では、お客さん一人に対して、一番近いポジションの担当者が一歩踏み出て、その次に近い担当者がその後ろ、お客さんの視線に重なる位置に移動しています。一流ホテルのエントランス・ベルボーイの皆さんも同じフォーメーションです。ご参考まで)