燃え尽きキャリア・アンカー

一寸先は闇・・であろうとなかろうと、一秒後は未来・・この先、どう生きていきましょうか、ねぇ。

車到山前必有路・・・

2009-06-08 18:48:41 | 日記
以前、通っていた英会話学校GABA(吉祥寺LS)の米国人から
教わったものです。少林寺拳法の有段者で、日本の武道に興味を持ち、
さらに米国NLPコーチング・コーチャーでもあるBen先生という方
です。

意味は、「車が山に阻まれたら、どこかに必ず通路がある。
行き詰まったり、迷ってしまったり、もう、どうしようもないと感じても
必ず(よくよく考えてみると以外な)打開の道がある」あたりでしょうか。

この中国の諺が、NHKの土曜ドラマの中に登場しました。
「遥かなる絆」という題名のドラマです。中国残留孤児の父、その養母
の生きた証しを、中国に留学した娘が父の手記をもとに辿っていく・・
ストーリーでした。

残留孤児の父が自分が日本人であり、祖国である日本に帰ることを決断し、
邁進する中で、いろいろな葛藤を感じ、その度に、この諺を呟くシーン
が何度もありました。

私の目には、涙のほかに、諦めない素晴らしさ、尊さが鮮明に映りました。
必ず路がある・・それは自然にできるものではなく、必ずしも自分だけで
作る、作れるものではない・・と強く感じました。

周りの人々の有形、無形の支援と自分自身の信念があってこそ、「路が見える」
のだろうなぁーと思います。

今の自分もそうです。夢があるから、興味があり、興味があるから、同じことを
考えている人々に出会う、出会って自分のことを受け入れてくれた人が、情報を
くれる。しかーし、路は見えていませんが。

ついつい「他力本願」寺派になってしまいがちですが、この諺を思うと、やはり
自分が主役であることを思い直します。

しばらくは、この諺と深ーく付き合っていこうと思っています。