いつかは・・・アルピニストと呼ばれ隊

我儘放題のあたし(へっぽこ登山隊・隊長)と
それを叶える
王子(へっぽこ登山隊2号)の四苦八苦な山登りを面白くお届!

金時山

2010年10月17日 | 登山1年生
2010年4月4日日曜の夜?朝?3時

2号は約束通り迎えにやって来ましたこの日は「金時山」へ登りました。



少し夜が明けて来たころで金時山を登り始めると、車の中から霞ながらも富士山が見えたよ

おぉ~と思いながら

「きっとカメよりのろいあたしの山歩きでは

天気の悪い今日は、もう富士山を望むことはないだろなぁ」とチョット悲しくなったよ

ま、そんなあたしの思いはさて置いて、やって参りました公時神社の駐車場

まだ一台も停まっておりません。ここでを済ませ、いざ出発

この日の目標 文句を言わない

           荷物を放り出して王子に持たせない

           最後まで楽しく、良い子で頑張る

でございます。さ、へっぽこ隊員3号の皆さんもご一緒に行きましょう



トイレ が併設された駐車場、ここから登り始めます。

う~っメチャンコ寒いっす



おっ、神社が見えてきた



あマサカリだっ!ってか隊長も着ぶくれして「金太郎」のようでっせ



さ、ここからはどんどん登りますよ~



ホントに どんどん登ります

あ・・・金太郎が蹴落とした岩(手鞠石)だ



あたしも蹴っちゃえ



ここで暑くなったのでダウンとズボンを脱ぎ、2号の着ていた手頃な上着を盗む。



登り始めて1時間



デカいっ

「金時宿り石」 この大岩の下で、金太郎と母の「山姥」が夜露を凌いだと言われる。

ここからチョットだけ急登



2号に「もう直ぐ頂上だ」と何度も騙されながらも けなげに頑張るへっぽこ隊長







時々見える下界、でも少々疲れてきたっす



「ねぇ2号~、もしかして山頂を見落としてないか

「・・・いや、未だだから

「・・・ですよね

がっくし肩を落としながらも、はい、またまた頑張るっす



と。。。。。。。。オオオォォ~~っ  

もしかしてっ



あぁもしかしてっ



ここは・・・山頂じゃないじゃろか



やった~2時間の登りは いろんな登山者の方々に励まされ

・・・ついに・・・頂上へ辿り着いたよ

 

金太郎さん、会いたかったよ~

しかし、初対面も束の間。。。ここは遮るものが何もないっ

寒い寒すぎるっす、2号ここはひとつ建物に避難致しましょう



というワケで小屋に入り、2号の気になったネーミング

「マサカリー」なるカレーうどんを注文



なんだか おすそ分けのクッキーまで頂きまして・・・

冷えた体も心も、ポカポカと温まり再びお外に出た2人でしたが

寒いは ガスは次々と上がってくるはで やはり富士山は望めず直ぐに下山です



がっ・・・

隊長「ねぇ、おしっこ~

ここで地図を見るが・・・よう分からん。

隊長「どれくらい下って戻る

2号「う~ん・・・来た道じゃ面白くないから違う道から下りるよ。でも・・・直ぐだよ

隊長「・・・じゃ、我慢するね」

ヲイヲイこんな適当な・・・

この楽天的な2号の言葉に、今まで何度騙されたのよ

あたしって学習できないのかはたまた2号の爽やかな笑顔に負けてしまうのか・・・

ホントの地獄はここから始まるのだった 

が・・・とりあえず「乙女峠」目指し出発もう、いきなり急道



ううう。。。膀胱に染みる振動だぜ



え~っと・・・乙女峠は・・・目安の時間・・・書いといてや~



こんな看板があるちゅうことは、まだちゅうことやね 

不気味な木のコブ発見!サルがぶら下がってるのかと思ったぁ



2号が「リス?」と・・・



イヤもう、そんなんどうでもええわっ

隊長の膀胱満タン度は75%

下るのに、やっぱ登るんかいっ



この登りは膀胱にキツイだろ いや~ほんと勘弁して欲しいっ



。。。なんだかなぁ、膀胱ヤバいってんのに



このお山、あちこちで木々倒壊のアトラクションまで満載してます

いつぞやの強風でかなぁ?



やっぱ自然はスゴイね



おぉ~そろそろ乙女峠じゃあ~りませんかっあと・・あと10分頑張る



ジャ~ン待望の「乙女峠」っす。

2号「建物があるね。ここでコーヒーでも飲んでトイレ借りる?」

隊長「あいっって・・・あれ店が開いてないようですが・・・

2号「あらっう~ん・・・も少し我慢できるかな

隊長「・・・あたしの膀胱満タン度85%強だよ

しかし・・・今日の目標・文句を言わない最後まで楽しく、良い子で頑張る

と、この約束を破るワケにはいかない良い子の隊長は、勿論頑張りますとも・・・

でもさ、アトラクション・・・っ端ないよ



素敵な眺望もないし・・・仕方ないから歌でご機嫌なフリして何とかを忘れようとするが



段々と誤魔化せなくなるアトラクションの激しさ

ヤバいわぁ・・・膀胱満タン度85%よっ振動させないようにっと・・・







何故か・・・積んでしまうのよね~ま、お約束みたいなもんです



ここ、道が崩れて・・・なくなってました

膀胱満タン度95%に、全神経をアソコに集中

だって・・・落ちるより、漏れるのが恥ずかしいもん

で、やっと車道に出ました。



あとはひたすらこの車道を歩く・あるく・アルク

おぉ~・・・着いた何とか漏らさず着いたよ~


今回は2号に買って貰った

山スカートと上着のダウンと靴で楽しい山歩きでした

いや・・・・これさえなきゃね

隊長「次回はオムツはめて来ようかな?」

2号「是非そうしてくれっ

隊長「。。。。ですよね~(苦笑)」


帰り道、色んな意味で頑張った隊長に、2号お気に入りのお店でお腹一杯食べました。





ゲフっ







 






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