ロールペーパー

2010-01-26 | 出来事
町内会長から、数十人の名前を巻紙に印刷してくれと頼まれた。
いままでやったことはなかったが、最悪の場合のり付けしてもいいかと思い引き受けた。
取り敢えず紙を買いに行ったが、ロール紙はA2の巨大な紙しかなかった。
そこで、その文具店の自家用に使っている紙を2メートルほど分けてもらってA2の幅に切ってもらった。
しかし、うちのプリンターはエプソンのPM-G720という安物。A4までしか印刷できない。しかもロールペーパーには対応していなかった。
一太郎12で何とか出来ないかと、障子紙をA2の幅に切っていろいろやったがだめだった。縦書きだとそのページの最後の行から印刷してくるのでどうにもならない。
はたと思いついてエクセルでやってみた。フォントの前に@をつけて文字を縦書きにし、用紙はユーザー設定にして出来るだけ縦長にしてやってみた。
ちゃんちゃかちゃん。
大成功であった。
1メートルちょっとの長さまではオーケーだった。

ある思い出の続き

2010-01-23 | 日記
大熊先生から聴いた講義をちょっとメモっていたノートが見つかった。
あの新聞記事を読んでからノートを読み返すと、何を教えたかったのか今になってやっと少し分かる。
当時は高校を出たばかりの生徒もかなりいたし、社会人になっていても高校しか出ていないのも半分くらいいたので、平易に話されてはいたが、理解できないで聴いていたものもかなり多かったと思われる。
繰り返し出てくるのが、「社会主義」「資本主義」「ソ連」「マルクス」「国家主義」etc.
私が講義を聴いたのは沖縄が返還された頃だった。

・・・日本史の中における最も重要な時代は戦後である。軍事占領は国際法上戦争の継続である。日本は戦後六年間米国に軍事占領されていた。

・・・日本の自衛隊~米国の手によって作られ、世界の軍隊でただ一つイデオロギー教育(反共思想)をされた。

・・・軍事基地~米国にとっては将棋の駒であり、共産諸国に対する戦力である。

・・・日本は経済的繁栄のみに夢中になり、国際政治おける地位をおろそかにしてきた。

・・・現代の社会主義諸国においては、社会主義と国家主義が結びついてしまった。

・・・戦争の結果おこったことは再び戦争が起こって勝利をおさめなければ動かすことは出来ない。

・・・人間関係(特に会社や企業における)を考えてみよう・・・

・・・生産~人間を生産するのが本来の意味。現在は商品にしか使われていない。
etc.etc,

ノートは最後に
「外来文化・・堕落の始まり。表面的なものしか入ってこない。その文化の根本精神は入らない」と書いて終わっていた。

雑談のなかに、ワイシャツの裾はなぜあの形になったのか、という話があった。
昔はパンツが無かったので、下着の役目もしていたとか。とすると、今時の若者がズボンの外に裾を出しているのは、とんでもない事になる。
また、ティーカップの取っ手はなぜ左側にくるように置くのか、とか、ステーキは最初にどこを切るのか、といった話が思い出される。

きりたんぽ

2010-01-22 | 料理
○○農協のきりたんぽを買いに行ったが無かったという。それなら作っちゃえ、ということで3合の米を炊いて半殺しにし、割り箸に巻いて作った。
8本出来た。
3人の手が入ったので大きさはまちまち。
反射式のストーブの上に餅網をのせて焼いた。

考えてみたら今シーズン、自宅ではきりたんぽを食べていなかった。

蒟蒻問答

2010-01-13 | 出来事
数えで88歳の父から例によって突然の電話。(もっとも、電話はいつも突然だが)
「コピー機が動かない(複合機をコピー機代わりに使っている)、インクカバーを開けてくださいと出ている。どこを開けるのだ?」
「印刷した紙が出てくるところは分かるよね。」「おう」
「その紙が出てくるところの右側の下の方についている」「どこにもそんなところはないぞ」
「前面のうちの右側だよ。ちょっと力を入れれば。」「開かないぞ」
「鷲掴みにして手前に引けば開くよ」「開かないぞ」
「紙が出てくるところのすぐ右側だよ」「え、右の脇の方ではないのか?」
「右の側面ではないよ、前面のうちの右の部分」「開かないなあ、あ、上に開いたぞ」
「上に開くのは、紙が出てくるところの上でしょ。違うよ。」「違うのか、どこだ」
かれこれ5~6分説明したが無理だった。
考えてみたら、かつて、faxを受け取る際のあの大きな真ん中にあるボタンを説明しても、ついにそのボタンは押せなかったのだからこれは無理だと諦めた。

廃品回収

2010-01-11 | 出来事
先日折り込み広告があったので土曜日に電話。
モニターやパソコン(友人から廃棄を頼まれたもの)、古いレジスター、オーブントースター、除湿器、自転車、30年前の原付バイク、やや大きめのストッカー、ステンレスの調理台、キーボード、モデム、掃除機、ラジカセ、扇風機 ETC
クレーン付きのトラックで回収に来た。
代金は後で取りに来てくれということだった。
モニターは1台3円だった。タイヤやガラスの処理手数料を引かれ、受け取ったのは全部で1400円だった。目方は全部で350kgほどだった。
金をかけて捨てることを考えれば、1400円でも御の字である。
願わくば、あの廃品どもが発展途上国でゴミとして放棄されないことだな。

ある思い出

2010-01-11 | 出来事
今日の読賣新聞に「大熊信行」の記事が出ていた。
1972年、土浦のある学校で3~4回ほど講話を聞いたことがあった。
当時、大熊先生は80歳くらいで、一般教養のような話をされていた。
経済史や思想史の話を聞けなかったのは残念だったが、直接話が聞けたのはラッキーだった。
今日の記事によると、思想が右や左にぶれたように見えるが「大正アナーキズム」が根底にあって、思想がぶれたのとは違うということらしい。

先生は若い頃、私のいた大学で教師をし、小林多喜二や伊藤整を教えたことがあったそうだ。確か伊藤整の本(若き詩人の肖像だったかも知れない)の中に、大熊先生の話がちょっと出ていたと思う。
国会議員を引退した津島雄二に似た感じの人だった。(多少違うかな?)
あの頃一緒に話を聞いた新潟のA君や京都のB君らと当時の話をしたいものだ。


カチョカバロ

2010-01-07 | 料理
前々から一度食べてみたいと思っていたアドナイのカチョカバロを
A さんから頂いた。ひょうたん型のチーズである。
期待に胸を躍らせながら焼いて食べた。ワインと合うという話だったが
ここは譲ることなく純米酒でいただいた。
もちもちした噛み心地が何とも言えない。塩分も控えめで飽きの来ない
味だが、うっかりすると食べ過ぎる虞があるので我慢した。
ちょっと違うけど、裂けるチーズを裂かないでそのまま焼くとこんな味
や食感になるかな?(やったことはないけど)
焼いたものを写真に撮るのを忘れたので、切り取られたチーズを写した。

もう一つ、白カビタイプのナチュナルチーズ「SAYURI」(これは商品名)
もいただいたので、これも楽しみ。

やっぱり私は”HEDOKASHI" だな。

風雪

2010-01-02 | 出来事
元日、昼前に実家から弟の運転で帰ってきた。
よくある風景だが、こんな天気だった。
前後の車はライトを付けていないので、やや緊張した。
ライトは自分に見えるかどうかではなく、相手に自分が見えるかどうかということなのだが、そうは思っていない運転手が時々いる。

今日2日は、北海道に帰る予定の娘が、飛行機が飛ばなくてJRで帰っていった。
1時間で行けるところが10時間以上かかることになってしまった。
雪国の人間が辛抱強くなるのは、風土だなあ。